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【フェンス】の修理は当て逃げ・雪でも火災保険が使える可能性が・・・

フェンスの修理実費で直したりしていませんか?

今回は建物本体ではなく、敷地にあるフェンスについて触れていきたいと思います。

フェンスがあることにより、自分の家と道路や隣の家との境界線を視覚的に明確にできるメリットがあります。

その他の大きな部分として防犯の部分でも効果があり、物理的に侵入しにくいことはもちろんですが、この家は犯行をしにくいのでやらないといった心理的ハードルも同時に上がっているので、防犯効果はかなり高いと言えます。

フェンスは建物ではないのに火災保険で補償されている?

結論からお伝えするとフェンスは火災保険で修理することが可能です。

火災保険は建物本体ではなく敷地全体に保険が適用できます。

特に特約に入っていなければついていないという事もなく、保険料を安くするために意図的に抜こうとしない限りは保証されています。補償範囲にこちらの内容については記載されていることが多いので一度確認しておく事をお勧めします。

下記画像は以前紹介した門扉の記事のものですが約款の内容としては同じ場所に記載されていることも多いので参考にしてみてください。

門扉の風災申請

それでもわからない場合は直接保険会社または加入した保険代理店に確認してみるのが良いでしょう。また保険のプランの名前がついているのであれば、プラン名で調べれば文字の羅列ではなく商品ページは視覚的にも分かりやすく作られていることも多いのでプラン名での検索をおすすめします。

またフェンスは独立して外に面して建っているため、自然災害の被害を受けやすい部分です。

ではフェンスは具体的にはどのような被害を受けることが多いのか事例をいくつかご紹介します。

既に被害にあっていてご相談したいという方はこちらをクリック↓↓

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フェンスの被害事例

①フェンスのが外れてしまっている・・・

このケースは一目瞭然ですね!強風・飛来物の衝突などで起きることが多いです。

逆にここまで顕著に壊れていれば、早期に発見ができるので大事に至る前に修理が可能かと思います。

②部分的な部分の破損

フェンス破損

風害や衝突の場合にこのような被害が見られることが多いです。

上記の画像はアップにしているのでわかりすいですが、もう少し遠くから見たり、柱の間隔が空いているものだとすぐには気づけない方も多く、現調で説明した際『普段通っていたけど気づいていなかった』というお声をいただいたりすることも多いです。

③フェンスが傾いている

フェンス 曲がり

風災により風にあおられたり、フェンスのタイプによっては雪が積もったことによる重みで曲がってしまう事があります。

上記の画像のような写真撮りを曲がっていることがわかりますが、正面から普段見ていると気づかないケースも多い被害ケースです。

また保険申請の際もこのように横から平行に写真を撮らなければ、写真判定だけで否決になってしま事も少なくないので注意が必要です。

実際被害を見つけた際の流れ!

この記事を見てフェンスを確認して被害を見つけた方

既に被害を見つけていたが保険で使えると知らなかった方、火災保険申請の流れを簡単にご紹介します。

マニュアル

難しい事は全くないです!下記のやりを参考にしてみてください!

STEP:1 保険会社に連絡する

保険会社の事故受け付けの電話に連絡します。

事故受け付けのダイアルなのでオペレーターも専門の方なのでその流れに沿って進めていくのですが、保険の性質上いつ壊れたか明確に伝える必要があるため、
その事故が『いつ起こったか?』『いつ気づいたか』を確認する。
また、お手元に保険証券を用意してお電話していただくとスムーズにいくかと思います

 

STEP2:現地調査及び見積もりの取得

火災保険は被害箇所から定額ではなく、現状復帰の費用を賄えるのが大きな特徴といえます。
ですので実際壊れている個所がどんな工事をしたら直るのかというものは家によって様々ですので、保険会社が積極的に判断するものでなく、提出する見積もりや写真はお客様自身がリフォーム業者に見積もりを取る必要があります。
また実損払いであるが故に見積もりの内容や写真の撮り方により保険金の承認金額は大きく変化するので注意が必要です。

 

STEP3:保険会社から送られてきた資料の記入及び返送
STEP1の電話を終えるとおよそ2~3週間で保険会社から保険申請用の書類が届きます。振込希望先などお客様情報をかきSTEP2で取得した見積もりと写真を一緒に着けて保険会社に返送して申請する形になります。
その用紙に沿って書いていただければいいだけなのですが、念のたSTEP1で伝えた被害が起こった日付と記入用紙の日にちがズレていないか確認しましょう。
稀にですがすでに印字されている日付が間違っている可能性があります。あとから修正も可能ではありますが手間もかかりますし、保険申請上不利に働いてしまう事もあるため気を付けましょう。

 

STEP4:鑑定人の調査に立ち合いする

STEP3の書類提出後2~4週間で保険会社の外部委託している鑑定会社の方が査定に来ます。簡単にその役割をお伝えすると見積もりと写真で提出した箇所が実際の現場と整合性が取れているかを確認する役割です。
その査定をもとに保険会社が実際今回の被害に対していくらぐらい金額を出すか決めます。また鑑定人に関しましては以前の記事でも取り上げているので参考にしてみてください。
鑑定人の手口が丸わかり!!鑑定人が見に来ると火災保険金は増えるのか減るのか解説いたします

 

STEP5:金額の確定
上記の鑑定後1~2週間で保険会社の担当者から多くの場合電話が来て今回の申請の対してどの部分が認められて概算いくらぐらい保険が下りるか伝えられ、その後長くても2週間前後で銀行振込で保険が下ります。
以上がざっくりとした保険申請の流れです。

 

以上のようなスケジュールで、申請から支払いまでは最短で1か月くらいを見ておきましょう。また難しい部分としては見積もり・写真の質によって保険の判定および承認金額が大きく差が出てしまう点です。例えばフェンスの例ですと風災で曲がったものでも見積もりの文言の中に『錆・劣化』という単語を入れてしまったが故に本当に台風で壊れたにも関わらず理不尽な判定で保険が下りず、困っている方を何度も見てきました。

ですので調査、見積もり、申請のサポート、その後の交渉など全てトータルで保険申請用に行っている専門業者に依頼することをお勧めします。

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火災保険は一度使っても保険料は上がらない

火災保険は損害保険の一種ですが、自動車保険との大きな違いがあります。それは、等級がないことです。つまり、自動車保険のように事故係数が加算されて保険料が決まるのではなく、火災保険は建物の築年数や構造などから保険料が決まるので、火災保険を活用しても同じ条件下においては保険料が上がることはありません。そのため、正当な理由があれば何度申請しても保険料はそのままなのが火災保険の特徴といえます。

自分の家のフェンスが他の家に被害を出してしまった

『こんな事稀でしょ?』と思う方もいるかもしれませんが2019年の千葉の台風の際は1日1件はこのような被害でどうしたら良いかとかいう相談を受けたので他人事で済ませる事象ではありません。

注意

このフェンスが倒れた原因が自然災害の場合は、基本的に損害賠償責任は負わないことになっていますが、被害を受けてしまった団参者への気持ちの問題は出てくるでしょう。

そして、自然災害が原因であるとはいえ、フェンスの管理に不備があると判断される場合は損害賠償責任が発生するケースもあります。このような場合は、個人賠償責任保険に加入していればその補償を受けることができます。ちなみに、個人賠償責任保険は火災保険の特約で加入が可能です。

この個人賠償責任保険は、フェンスが倒れて第三者に被害を与えてしまった場合以外にも、自転車で第三者に衝突してけがをさせてしまった場合や、飼い犬が第三者にかみついてしまった場合など、日常生活において契約者もしくはその家族が第三者にけがをさせたり第三者の所有物を壊してしまったりしたときの賠償責任の補償もカバーしています。

フェンス以外にも火災保険で修理できるものがある

火災保険の補償対象においては、フェンスは「建物」の一部として考えられます。これは、敷地内の付帯物…一度設置すると簡単には動かせないものはすべて火災保険の和尚対象になっていると考えても良いでしょう。以下、「建物」の一部として火災保険で補償される具体例を紹介します。

 

カーポート

フェンスと同じくくりで敷地に保険がかかているため、家に隣接していない独立したカーポートでも保険適用が可能です。ちなみに、カーポート全体がつぶれてしまった場合だけでなく、一部に被害が出た場合でも申請は可能です。

 

 

メーターボックス・エアコンの室外機

火災保険の落とし穴ともいえるのが、メーターボックスやエアコンの室外機なども「建物」の一部として扱われるということです。ちなみに、メーターボックスに関しては電力会社が指定した標準計量器箱を設置している場合は、電気会社が補償するケースもあります。

こちらの記事に関してもさらに細かい部分でお書きした記事があるので参考にしてください

室外機とエアコンはセットで火災保険活用、プロの活用方法伝授します

 

保険申請は申請主義です!!

今回は火災保険申請でもニッチな部分フェンスについてまとめさせていただきました。

火災保険申請において一番大切なことは今自分が入っている補償の内容と補償の内容を理解することです。

例えば台風の損害で屋根の被害を発見し保険申請を行った場合、その鑑定の際他のフェンスの被害が見つかったときでもあくまでも申請者が出した範囲での査定になるので追加の申請を提案される可能性は少ないでしょう。

まだ敷地と目に見える範囲なら良いですが屋根の上の被害を見つけれらる可能性は低いと言えるでしょう。

保険申請においてはいかに多くの箇所を見つけて申請する事が重要ですので自覚症状がない箇所もの隈なく調査ができる専門家に相談することをお勧めします。

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