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【台風で屋根が壊れた時は火災保険で修理できる!?】被害を受けた後に行うべき事!

台風で屋根瓦が壊れた 火災保険で治しましょう

台風で屋根が壊れた場合、多くの人がまず頭を悩ますのは修理費用とその手続きです。この記事では、台風による屋根被害を受けた後にすべき具体的な行動を説明し、火災保険を活用する方法について解説します。

この記事をを読むことで台風被害を受けた際に迅速に対応できます。保険は被害を受けてからの申請までのスピードが保険承認に要因として大きいです。また火災保険請求相談センターでは全国で7,500件以上の保険申請を行っていますので保険が最大限活用できるようにポイントを押さえて解説していきます。

台風による被害は火災保険の【風災】補償で修理可能です!

補償内容 火災保険

台風による屋根の被害は、日本各地で頻繁に発生しています。強風や飛散物によって屋根が壊れた場合、多くの人々が修理費用の心配をするでしょう。しかし、火災保険に加入していると、このような風災被害に対して適用される補償を受けることができます。

火災保険の「風災補償」は、強風や暴風雨、竜巻などによる被害をカバーします。例えば、瓦の破損や棟板金の浮き、雨樋の変形などが該当し、これらの修理費用が保険で賄われる可能性があります。

保険の適用には、契約内容を確認し、自己負担額や免責金額以上の損害があるかをチェックすることが重要です。また、被害個所の写真を撮って保険会社に提出するなどの手続きも必要です。迅速に対応することで、保険適用による修理をスムーズに進めることができます。

台風で屋根が壊れた場合、まずは自分の火災保険の契約内容を確認し、適切な手続きを踏むことで、修理費用の負担を軽減することができます。このように、火災保険を有効に活用して被害から早期に回復することが可能です。

台風の屋根被害で保険が使える箇所はどんな箇所?

台風による屋根被害で保険が使える箇所は、屋根の瓦、棟板金、雨樋など広範囲に渡ります。では具体的な被害を受けやすい箇所を画像と一緒に見ていきましょう!

屋根の瓦の破損・ズレ被害

台風で屋根瓦が壊れた 火災保険で治しましょう

台風による被害で最も一般的なのが屋根の瓦の破損やズレです。瓦が強風によってズレたり、飛ばされたりすることで、雨漏りの原因となります。こうした被害は火災保険の風災補償でカバーされることが多いです。例えば、瓦が一部割れてしまったり、完全に失われた場合は、保険の対象になります。ただし、経年劣化による破損は補償の対象となりませんので、申請箇所としっかり分けて申請する必要があります。

棟板金の浮き・欠損被害

棟板金 被害

棟板金は屋根の頂部に配置されるため、強風によって簡単に浮きや欠けが生じやすい部分です。特に、台風の強い風圧によって棟板金が外れたり浮いたりすると、下地に雨水が侵入し、さらなる被害を引き起こすリスクがあります。このような被害も火災保険の風災補償で対応可能です。また棟板金の釘が浮いているような場合でも申請可能です!

雨樋の破損・変形被害

台風10号 軒樋変形被害

竪樋の破損

台風の暴風雨によって雨樋が破損したり変形したりすることも少なくありません。雨樋が正常に機能しないと、屋根から流れ落ちる雨水が適切に排出されず、建物の基礎や外壁に水害を引き起こす恐れがあります。こうした雨樋の被害も火災保険の対象となります。具体的には、風力によって取り外されたり、樋が曲がってしまうケースが多いです。また竪樋が風害による飛来物で割れなどの破損被害が出ることもあります!

その他敷地内でも幅広く申請が可能です

カーポート飛来物被害

台風による被害は屋根や外壁だけでなく、敷地内の設備や構造物にも及びます。例えば、ガレージや物置、フェンスや庭の植木などが被害を受けた場合も、火災保険の風災補償でカバーされることがあります。同様に、外構設備やカーポートの被害も保険の対象となる場合があります。申請の際には、被害状況の詳細な写真を撮影し、修理にかかる費用の見積もりを保険会社に提出することが重要です。このように、敷地内の幅広い範囲で保険を活用することができます。

台風被害を受けたときの具体的な進め方とポイント!

台風による被害を受けた際の対処法を知ることは重要です。まずは冷静になり、以下の手順を参考に迅速に行動することが求められます。被害を受けた場合でもまずは落ち着いて流れを確認することをお勧めします!

①被害を受けた個所の写真を撮る

まずは被害の状態を正確に記録するために、被害を受けた箇所の写真を撮影しましょう。保険請求や修理業者への連絡時に非常に役立ちます。業者も見積もりを作る際に現場の写真は撮って対応しますが、事故直後と状況が変わってしまう可能性があるため、保険加入者本人も写真を残しておくことが理想的です。

また瓦などが庭に飛散などしている場合にも安全のため家の中にしまっておくのが良いですが、必ず飛散した状態の写真も残しておきましょう!

緊急の場合は応急処置の対応で2次被害を防ぐ

ブルーシートによる応急処置

被害が大きい場合は、まず安全を確保してください。屋根の修理は専門的な作業となるため、応急処置として二次被害を防ぐことが重要です。具体的には、穴が開いた部分にブルーシートをかけたり、屋内に水が入ってくる場合はバケツやタオルを使って水を受け止めるとよいでしょう。また、電気系統に水がかからないように注意を払いましょう。

これにより、大きな損害を未然に防ぐことができます。さらに、応急処置の写真やビデオを撮影しておくと、後々の修理や保険申請の際に役に立つでしょう。また業者などに依頼した応急処置の費用も見積もりに計上すれば保険として認められますので業者にその依頼をしましょう!

②修理業者に現場写真・見積もりを依頼する

見積もり 事例 火災保険請求

台風で屋根が壊れた場合、まずは信頼できる修理業者に現場の写真や見積もりを依頼することが重要です。修理業者に依頼する前に、自分で被害箇所の写真を撮影しておくとスムーズに進められます。また、この現場写真が保険請求の重要な証拠として役立ちます。写真を撮る際は、複数の角度から、できるだけ詳細に撮影することを心がけるとよいでしょう。

修理業者に撮影した写真を見せて、必ず「保険申請をする見積もりを作成してほしい。」と伝えた方が良いです。そして写真枚数なども業者によってまちまちなので具体的に様々な角度・被害箇所の広角の画像・ズームした画像など1箇所の被害に対して最低でも5~6枚撮るように指示するのがベストです。

また、悪徳業者による高額な修理費用の請求や詐欺に注意が必要です。業者選びの際には、口コミや評判なども参考にして、安全で信頼できる業者を選びましょう。保険金を有効に利用し、適切な修理を行うためには信頼できる業者との連携が不可欠です。

③保険会社に申請を行う

台風によって屋根が壊れた場合、速やかに保険会社に申請を行うことが重要です。まず、自身の保険証書を確認し、契約内容に風災補償が含まれているかを確認してください。次に、被害の詳細を記載した申請書を準備します。申請書には、被害の状況や修理にかかる費用、修理業者の見積もりなどを含める必要があります。被害の写真を添付することも忘れないでください。

また申請は保険の性質上必ず事故の日付を聞かれますので電話をかける前には事前に調べておいた方が良いです。以前の記事で事故日の調べた方についてまとめたものがありますので参考にしてください!

④鑑定会社が物件調査にくる

火災保険の申請が完了すると、通常は鑑定会社が被害の状況を確認するために現地調査を行います。

調査に際しては、事前に保険契約書や申請書類を再確認しておくとスムーズです。鑑定人からの質問への対応も迅速かつ正確に行うことが求められます。また、修理業者が動画や写真で追加の証拠資料を提示できる場合、それも役立ちます。なお、偽りなく正確な情報を提供することが信頼性を高め、スムーズな手続きを助けます。

鑑定会社の調査は、通常1時間程度の時間を要しますが、被害の規模や内容によってはさらに時間がかかることもあります。この調査が終わると、最終的な判断が保険会社から通知され一般的に10日前後で結果が出ます。

⑤保険の承認!

風害2,336,322円承認

鑑定から一般的には10日前後で保険承認されます!はじめは保険会社の担当から電話で〇〇万円承認されました。こちらで進めても良いですかといった確認の連絡がきます。もし電話の際に申請した金額と大きく乖離があった場合や納得がいかない場合は必ずその電話では承諾せず、詳細を確認してください。

納得いかない場合は交渉や再度鑑定人を変えて鑑定を行うことで金額が覆る可能性があります。交渉に関しては下記の記事を参考にしてください。

承諾した場合は保険会社から保険の通知書と振り込みが同時期に行われますので、上記画像の通知書が届いた頃には振り込みは完了している場合が多いです。

火災保険の申請後に承認金額が決まった後の交渉はできるのか? 保険金の不払い問題をピックアップ

火災保険申請の注意点

火災保険申請にはいくつかの注意点があります。特に保険金が支払われるためには、一定の条件を満たす必要があります。また申請が難しいケースの代表例をご紹介しますので事前に確認しておきましょう!

経年劣化の被害は対象外

屋根の劣化

台風による屋根の被害について保険を申請する際に重要な注意点の一つは、経年劣化の被害は保険の対象外であることです。経年劣化は自然な老朽化や使用による劣化であり、台風などの突発的な出来事とは異なります。そのため、保険会社は経年劣化と台風被害を区別して判断します。例えば、瓦の割れや変色、金属部分の錆びなどは経年劣化とみなされる可能性が高いです。

そのような被害を台風被害部分と一緒に申請をしてしまうと、保険申請上不利になってしまう可能性があるので注意が必要です。業者にも火災保険の申請の経験があるか事前に確認し、申請に慣れている業者に依頼する方が良いです。

火災保険は見積もりを参照として保険金額を決める実損払いのため、承認される金額自体が大きく変わりますのでしっかり経験のある業者に依頼することが大切です。

建物・風災補償の契約

補償内容 火災保険

火災保険にはさまざまな補償内容がありますが、台風による屋根の被害をカバーするためには「風災補償」が含まれている必要があります。風災補償は、台風や強風、竜巻などが原因で生じた建物の損害を補償するものです。契約時にこの補償が含まれているかどうかをしっかり確認しておくことが重要です。

契約内容を確認する際には、以下のポイントに注意してください。まず、風災補償の適用範囲です。屋根だけでなく、外壁や窓、ドアなど台風による被害が生じやすい部分もカバーされているか確認しましょう。

免責金額(自己負担額)以上の損害

火災保険を申請する際の重要なポイントの一つに「免責金額」があります。免責金額とは、保険金が支払われる前に被保険者が自己負担する必要がある金額のことです。台風による屋根の修理費用がこの免責金額を超えない場合、保険金が支払われないことがあります。

例えば、免責金額が10万円に設定されている場合、修理費用が8万円であれば保険金は支払われません。しかし、修理費用が15万円であれば、差額の5万円が保険金として支払われます。このため、免責金額を理解しておくことは非常に重要です。

免責金額の設定は契約時に決められるため、契約内容を詳細に確認することが必要です。また、多くの保険会社では免責金額の引き下げや、免責金額なしのオプションが用意されていることもあるので、自分の状況に応じた適切なプランを選ぶと良いでしょう。この免責金額を理解しておくことで、実際に被害が発生した際に予期せぬ出費を避けることができ、よりスムーズに保険金を受け取ることが可能となります。

火災保険の免責金額とは?金額の設定や申請時に注意することを解説します!

3年以内に保険金を請求

台風による被害は時間が経つと大きくなることがありますが、火災保険の申請には期限があります。多くの保険会社では、被害発生から3年以内に保険金請求を行う必要があります。これを過ぎると、たとえ補償対象の被害であっても保険金を受け取ることができなくなる可能性が高いです。

例えば、台風被害で屋根の一部が壊れた場合、被害が確認された時点で速やかに写真を撮り、記録を残しておくことが重要です。また、被害が発生した際はすぐに保険会社に連絡し、適切な指示を受けることが求められます。

また、時間が経つと被害の証拠が不明瞭になり、保険会社による調査で問題が発生することがあります。例えば、台風被害が発生した年の後に別の自然災害があった場合、どの被害がどの災害によるものかを区別することが難しくなります。

これらの理由から、被害が確認されたら迅速に行動し、必要な手続きを早めに進めることが大切です。3年という期限をしっかりと意識し、適切なタイミングで保険金請求を行うよう注意してください。

【火災保険申請期限はいつまで?】有効期限と適切な申請法を解説します!

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【24時間メール対応中!年中無休!】

火災保険請求相談センターとは?

建物診断と火災保険の活用を推進しております。

自然災害での被害を自覚されている方、過去3年以内に被害の工事を行った方はご相談ください。

火災保険金が受け取れる可能性があります。

建物を診断後、火災保険が認められない場合、お客様から費用をいただいておりません。

※一部地域は対象外の場合もございます。詳しくはお問い合わせください。

【2021年では200件以上の建物調査を行い 93%以上の確率で平均120万円の火災保険金・地震保険金】が受給できました。

※被害自覚なくても無料点検オススメします

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悪徳業者に注意を

台風による屋根の被害が発生した場合、焦って修理を依頼することが多いかと思います。そこに付け込んでいる悪徳業者は台風直後必ず現れます。

特に多い被害としては下記のようなものがあります。

・調査時屋根を壊して申請をする
・雨漏りなどをしている場合は応急処置を急かされて高額な費用を先に請求される
・工事強要をされる・保険が下りる前に工事をしておりず自腹での金額を請求される

様々なケースがありあますが一番大切なことは飛び込みで営業しに来るような業者には依頼しない事、その場での契約はしないことが重要です。火災保険申請の悪徳業者事例をまとめた記事がありますので参考にしてください!

火災保険申請サポートとは?口コミから悪徳業者に騙されないために知っておくべきこと!

火災保険の申請を最大限活用するポイント

火災保険を有効に活用するためには、いくつかのポイントがあります。これらを押さえることで、申請がスムーズに進み、適切な補償を受けることができます。

①申請できる箇所を細かく把握する!

火災保険の申請を行う際には、まず申請対象となる箇所を細かく把握することが重要です。例えば、台風による屋根の損傷は、瓦の破損や棟板金の浮き、雨樋の破損などが含まれます。これらの損傷箇所を見落とさないよう、丁寧な確認が求められます。また、敷地内のその他の構造物も対象となる場合がありますので、全体をチェックしてから申請を行うことが大切です。損傷箇所の詳細なリストを作成することで、保険会社に対してより具体的な説明が可能となります。

②写真を多く撮る・現場直後の証拠写真を撮る!

保険申請において、現場の状況を正確に伝えるためには写真が非常に重要です。被害箇所の写真は、多く撮影するほど資料として有効になります。特に、台風直後の状態を写した証拠写真は、後々の確認作業で役立ちます。破損箇所の全景や細部を含め、異なる角度から撮影しておくと良いでしょう。また、写真には撮影日や時間を明記することで、時系列の証拠としてさらに信頼性が高まります。こうした準備が保険申請の成功に繋がるのです。

③見積もりの作り方

保険申請には見積もりの作成が必須です。その中で上記の注意で点で書いたような経年劣化を入れてしまったり、台風の被害と一貫性がないものを含めてしまうと保険申請上不利なってしまうケースもあります。適切な個所を適切な値段で作る必要があります。

しかし、火災保険申請は保険会社・地域・鑑定会社など金額を決める要素はとても多いため、火災保険の申請を専門にやっている業者に依頼することも選択肢の1つです。

まとめ:台風で屋根が壊れた時は迅速な対応が大切!

台風によって屋根が壊れた場合、迅速な対応が極めて重要です。被害を受けた際には、まず写真を撮って証拠を残し、修理業者に見積もりを依頼しましょう。火災保険を利用することで、修理費用の負担を軽減することができます。しかし、保険の申請手続きは迅速かつ正確に行うことが求められます。

また、被害が広範囲にわたる場合や、応急処置が必要な場合は、二次被害を防ぐためにも早急な対応が欠かせません。悪徳業者に騙されないよう、信頼できる業者の選定にも注意が必要です。保険の申請を最大限に活用するためには、詳細な箇所を把握し、多くの写真を撮り、見積もりを正確に作成することが重要です。

火災保険請求相談センターでは全国で7,500件以上の実績があります。火災保険は申請のやり方で大きく金額が変わるため、是非一度ご相談ください。

【TEL問い合わせ7:00~20:00年中無休】

【24時間メール対応中!年中無休!】

 

記事監修:矢島 弘子


火災保険請求・地震保険請求アドバイス業務に従事。年間200棟の調査を13年間継続して行い、
建物調査後の損害鑑定人との立ち合いや交渉も行っている。外部の敷地内の申請はもちろん室内の汚損・破損の申請や給排水設備の申請も得意とし、
家財保険かけている方が知らないスーツのアドバイスなども行っている
埼玉県春日部市市周辺でも2022年6月3日のヒョウ被害があり
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