火災保険が年々値上がり!?その原因とは!?
この文言を見ると『また値上げかやったばかりじゃない・・・』と思う方も少なくないかと思います。それもそのはず、火災保険の金額は年々増加して、つい先日の2021年1月にも値上がりがあったばかりです。
火災保険申請のプロとしてこの値上がりや制度変更は切っても切れない部分ですのでわかる範囲での解説と今後どうなっていくのかをお話していければ思います。
火災保険の申請などに関してのお問い合わせはこちらからお気軽にご相談ください↓↓
【TEL問い合わせ7:00~20:00年中無休※タップで電話できます!】
【24時間メール対応中!年中無休!タップでお問合せフォームへ】
直帰の簡易的なデータとしてはこのようになっています。
2019年10月 平均値上がり5.5%
2021年1月 平均値上がり10.9%
2022年6月 平均値上がり10~15% ※大阪・沖縄の木造は30%増も・・・
参考サイト:https://www.f-l-p.co.jp/knowledge/60567
2021年1月の値上率は最高額と言われていたのにも関わらず2022年であっさりそれを上回ってしまった形になります。また構造や地域により値上げ率が異なります。
単純に値上げ率としては、直近で台風が多発している地域、台風で被害を受けやすい木造の物件が総じて保険料が値上がりとなっている。
RC構造などの物件がなぜ被害を受けにくいかは以前記事でまとめましたので参考にしてください。
RC構造の火災保険申請認定率93%!どこよりも多い請求実績をご覧ください
また今回の改定で最長加入期間も短くなります。
以前は最長36年の加入が可能でした。それが2015年10月に最長10年に変更になりました。
それが今回さらに短くなり2022年6月からは最長が5年に変更になります。
もちろん長期で保険を掛けた方が収益は上がるのも関わらず、最長期間を引き下げる理由は明確で近年異常気象により自然災害が多発し今後も増えていくと予想されていることから同じ約款の保険内容を長期で補償するのにはリスクが大きすぎるといった考え方だろう。
また長期加入できない保険加入者のデメリットとしては長期の保険加入には割引の制度があり、長期であれば長期であるほど割引に優遇があったが、この最長期間の短縮によりその恩恵が受けられないというデメリットがあります。
保険料が上がった理由
上記のように保険料の値上がりと最長加入期間の減少の理由は明確で自然災害の影響が大きく特に近年ですと台風の影響が強いのではないかとされています。
簡素的にはなりますが直近であった自然災害が以下に過去のものに比べて甚大な被害をもたらしているのか支払いの順位をご紹介します。
1 | 2018年9月 台風21号 | 大阪・京都 | 1兆678億円 |
---|---|---|---|
2 | 1991年9月 台風19号 | 全国 | 5,680億円 |
3 | 2004年9月 台風18号 | 全国 | 3,874億円 |
4 | 2014年2月 雪害 | 関東中心 | 3,224億円 |
5 | 1999年9月 台風18号 | 熊本・山口・福岡 | 3,147億円 |
6 | 2018年10月 台風24号 | 東京・神奈川・静岡 | 3,061億円 |
7 | 2018年7月 中四国豪雨 | 岡山・広島・愛媛 | 1,956億円 |
引用サイト:https://www.f-l-p.co.jp/knowledge/51983
この赤字でつけたものが直近の大きな自然災害であり、他の年と比べてみてもいかに連続して被害が起こってしまったのかがわかります。
2019年にも千葉で観測史上最大級の支払い規模も大きかったため今後さらに上がる可能性も十分あり得ます
火災保険は使える際にはしっかり使う!使える範囲を知ることが大事
『火災保険は使ったら個人で使った分だけ上がってしまうのか?』私が営業をやってきた中でもっとも質問が多かったものかもしれません。
答えはNOです!保険は等級制ではないため使っても保険料が上がることはありません。
今は台風16号も近づいています。
使える範囲・使える内容を今一度確認しましょう。保険はお守りではありません入っているだけでは掛け捨ての保険で損をしていることになります。
【台風16号】が来る前に対策を!!火災保険申請できる箇所の写真見せます!
値上がりをきっかけに少しでも火災保険の知識を深め、家が万が一損傷してしまったときの為の備えとして知識を身に着ける事も必要です。
また何かご相談があればお気軽にお問合せください!!
【TEL問い合わせ7:00~20:00年中無休※タップで電話できます!】
【24時間メール対応中!年中無休!タップでお問合せフォームへ】