雨樋の保険申請で最大限活用方法をお伝えします
今まで累計5,000以上の申請を行っています。
様々な自然災害による建物の被害を見てきましたが、今日はその被害の中でも保険承認される確率が高い雨樋をピックアップしてご紹介します。
雨樋の申請を知っている方も見積もりの細かいテクニックもご紹介しますのでこれから申請を挙げる方も是非参考にしてみてください。
そもそもなんで雨樋があるのか疑問に持たれた方もいらっしゃるかもしれません。
屋根からそのまま雨が流れ落ちれも問題ないんじゃないか?と私自身この仕事をする前は思っていたりしました。
小雨でしたら、特に問題はないのですが、大雨になるとそうはいきません、流れ落ちた水がはねて外壁や基礎部分にあたり長期的放置してしまうと家に深刻なダメージが及びます。
それを防ぐために存在し、集水器から竪樋に繋ぎ効率的に排水をしているわけです。
雨樋についてのイメージはついたかと思います。ではどんな被害でどんな壊れ方をするのか画像と共に解説します。
既に雨樋に被害がありお困りの方は下記からお問合せ下さい。
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雨樋の被害事例
火災保険は火事だけでなく自然災害での適用が可能です。その中で雨樋が被害を受けるときは大きく分けて3種類あります。
風災による被害としては主に軒樋自体の湾曲や金具外れによって樋自体が落ちてしまう事例です。
以前保険申請では雨樋の被害の9割は雪の重みによる被害だとされていました。そのため以前保険申請において樋の被害に関しては雪の事故日を設定する。逆にその地域に雪が降っていなければ雨樋の申請自体かけられない現状でしたがここ数年で風災でも保険が下りています。
その理由は簡単で今までとは比べ物にならない程の風が吹いているというのが理由です。
保険会社は最大瞬間風速が20m以上の場合を風災の事故日として認定することが多いとされていますが、例年の台風では最大週間風速が30m以上ということも珍しくなく千葉の台風ですと場所によっては50mを超えている地域もありました。
それにより保険会社に雨樋の風災の事例も多く集まったことにより、樋の被害原因の認識が変わったという事です。
樋といえば雪で壊れるイメージの方が非常に多いかと思います。
雪の重みにより樋が外側に湾曲してしまったり、重みにより勾配が変わってしまう事により、通常わざと傾斜がついいて効率よく水が流れるようになっていますが、勾配がかわってしまい深刻な状態だと雨を流しきれず樋から直接漏れてしまうオーバーフローになってしまう事も
屋根から樋に落ちてしまう事で一気に負荷がかかり、軒樋が損傷してしまうケースが多いが雪止めを付けることで一気に落ちる事を防ぎ被害を抑える事も可能です。
風災とも捉えられますが、強風の影響によりものが飛んだ場合や法人工場だと車の搬入ものの搬入の際に誤ってぶつかってしまい壊れてしまうケースがあります。
事業主ですとその事故を記録している場合も多いので保険も適用されやすくなります。
また事故の特徴としては他の事故は樋自体が広がっている事が多いですが、衝突は樋の外側から力が加わるため凹みの損傷ができるのが特徴です。
どのような原因で樋に損傷が出るかのイメージは持っていただけたでしょうか?
では本題の保険が承認されやすいコツを解説していきます。
樋の保険申請解説
樋は必ず樋より上から平行に写真を撮りましょう。保険は視覚的に保険の担当者が見て被害を認識させなければ不利になってしまう事が多く、場合によっては写真のみの判断で保険が否決になってしまうケースもありので注意が必要です。
下撮ってからも一部tの衝突痕などは見つける事が出来ますが、損傷がないと思っていたが上に登ってみるとがっつり水が溜まってしまっているケースも少なくないので上から平行に撮ることで、歪みや傾きも把握することがきますす。
樋とイメージすると軒樋部のみをチェックしがちですが、それ以外の細部の箇所もしっかり写真撮り見積もりでも分ける事で保険申請の承認率は格段に上がります。それ以外の箇所も紹介します。
こちらも台風に伴い割れていたり、強風に煽られジョイント部のかみ合わせが悪くなってしまっているときがありますので台風後の雨の際は注意が必要です。
軒樋で流れた水を集水器に流しそこから竪樋を伝って排水されます。こちらは強風に煽られて全体が曲がってしまったり、水が出る先の部分が衝突等により破損してしまう事故が良く見受けられます。また軒樋同様しっかりとした角度から写真を撮らないと保険がおりにくくなるので要注意です。
樋を支えている金具なので樋自体が煽られれば同様に曲がっているかのせいも高いです。
樋本体はもちろんですが保険は現状復帰のための実損払いの為それ以外の樋工事に必要な項目も承認されます。その一部を紹介いたしますので確認しておくと良いでしょう。
2階建て以上の建物であれば樋工事のみでも安全対策上足場は必要であり保険でも承認されます。
足場に着ける付属のもので塗装等に使うイメージも多いかもしれませんが、工具が外に落ちない対策にもなっているので、通常の工事でも必要になります。
樋の交換なのでそれに伴う撤去用も保険で対応が可能です。交換の費用で含まれている事も多いですが、保険申請においてはなるべく細かい見積もり作りも大切なのでなるべく分ける事をお勧めします。
既存の樋の交換の際の樋を捨てる費用です。廃材の量により金額が変動します。
諸経費は様々なものが挙げられますが、一般諸経費・現場管理費等が挙げられます。金額に決まりがあるわけではないですが一般的には工費全体の10~15%が目安とされています。
- 樋は保険申請において承認の可能性が高い箇所
- 雨樋は被害パターンとしては3つ!①風災②大雪③衝突
- 有効な保険申請の仕方を知らないと下りにくい箇所でもあるので注意が必要
雨樋について取り上げましたがいかがだったでしょうか。
保険はあくまでも申請主義です。そのため申請書類と写真の作り方で保険の承認のされ方は大きく変わってしまうものです。
私たちプロはもちろんこの個所をきっちりおさえて調査を行っています!!
樋以外の部分に関しましても以前の記事でまとめていますのでご確認ください
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