【写真あり】板橋区で被害多数!火災保険申請の事例と写真撮りのコツを紹介します
今回は板橋区の事例の紹介です!地震の被害から建物調査の事例も増えてきました。
この事例のトピックスを更新していて、私たちとしては当たり前の箇所の申請写真なのにも関わらず、反響としては『こんな細かい箇所まで使えると知らなかった!?』という意見も多くいただいています。
やはり保険申請において一番もったいないのは知識不足による申請漏れです。
もちろん補償範囲も約款に書いてはいますが、実際の写真付きの事例の方が範囲は狭いですが、営業的ではなくリアルな申請箇所を伝えられると思っていますので、増やしていければと思います。
では早速お客様情報と写真を見ていきましょう。
過去の東京の事例も続々増えておりますで参考にしてみてください。
東京都事例!!
事例紹介
まずは依頼者様の基本情報を見ていきましょう!
お客様情報
- 住所:東京都板橋区
- 築年数:24年
- 保険会社:三井住友海上
- 地震保険:加入
- お客さんの自覚症状:室内で雨染みがある
- 申し込みの経緯:ネットで見て屋根を修繕したことがなかったので見て欲しかったとのこと
では早速写真から被害箇所の解説をしていきます。
1・2枚目の写真解説
まず屋根を中心に見てみると、全面樋の湾曲が確認できました。
以前の樋の記事でもお書きしていますが、樋は下から見ても被害は見えにくいです、上から平行に撮ることによって歪みや勾配不良の確認をすることが可能です。
樋の以外としては主に雪の重みによる被害が多く、保険会社も事故の日付を雪の被害にしないとよほどの事がない限り被災の認定をされませんでしたが。
2018年の大阪の大型の体台風・2019年の千葉の台風は風害によって樋に多くの被害があったことで、保険会社自体の認識も変わってきたこともあり、風害での認定も増えてきました。
軒樋(のきどい)は被害が起こりやすい?雪害で火災保険の対象になる?
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3枚目の写真解説
板金被害は台風後によく被害が出やすい箇所であり、雨漏り等に直結する部分の為早急な発見が必要です。
また現状では実害がなかったとしても一度めくれてしまうとその箇所から更なる被害に繋がることも多い為注意が必要です。
4枚目の写真解説
こちらも強風の被害により、波板がまがってしまったり飛来物により被害が起きます。
また全ての被害に共通する事ですが、特に見えにくい箇所は下記の画像のような印などをつけて、わかりやすい写真作りが重要です。
5枚目の写真解説
最後は地震のクラック被害です。
下記の写真のような窓枠の淵の部分からクラック被害が出ていることが多いです。
また民間の地震保険の申請においては見積もりは必要なく、基本は申請は写真での申請になります。
【火災保険と地震保険の違い】を保険申請のプロの目線から解説します!地震保険はただの特約じゃない!?
被害自覚の箇所は申請しない!?
依頼者の被害自覚としては【室内で雨染みがある】と依頼でしたが
被災状況を確認したところ、窓枠の部分であり被害日も大雨と強風によるもので風害と認定される原因としては考えにくいものでした。
火災保険の申請会社が増えた影響により、無理やりなこじつけの申請に敏感です。
ですので適切な知識で適切な個所を申請する事は保険申請の承認率にも大きくかかわってきますので業者選びには注意が必要です。
今回のまとめ
被害事例とその原因についてまとめましたがいかがだったでしょうか?
関東圏で調査依頼が増えていて、築年数にかかわらず被害が出ています。
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火災保険請求相談センターの強み!
①火災保険申請できる箇所を漏れなくチェックができる!
②火災保険申請に特化した見積もり・写真作成ができる!
③結果後交渉ができる!
記事監修:矢島 弘子 |
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火災保険請求・地震保険請求アドバイス業務に従事。年間200棟の調査を13年間継続して行い、建物調査後の損害鑑定人との立ち合いや交渉も行っている。外部の敷地内の申請はもちろん室内の汚損・破損の申請や給排水設備の申請も得意とし、家財保険かけている方が知らないスーツのアドバイスなども行っている1か月に1回は出張があり、2021年は大阪・兵庫・愛知・静岡・秋田・青森・鹿児島・熊本・佐賀・福岡・大分でも災害請求のお手伝いを行っている |