東京都町田市で風害が多数!?火災保険申請の写真事例を元に解説します!
今回は被害が多数発見された町田市の戸建ての事例を紹介します。
今回のお客様は被害自覚はあり、一昨年の台風で被害があったが火災保険を活用できることをサイトを見て初めて知った為、問い合わせをしたといった経緯でした。
また他に気になっている個所としては大雨が降った時に一部雨染みが出るとのことでした。
物件の情報
- 築年数:32年
- 火災保険:三井住友海上
- 地震保険:未加入
- 自覚症状:雨染み・ウッドデッキ
- 過去修繕歴:一部屋根の修繕したことあり
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写真から解説
では早速被害写真を見ていきましょう。
1枚目の写真解説
まず大切な事は当たり前の事ですが、どの物件の被害かという事を明確にするために、建物の全体像と表札は確実に押さえましょう。今回は写真としてはないですが、住所の書いてあるものがあればそれも残しましょう。
まずは樋の被害です。建物の裏側の部分であり、繋ぎの部分が完全に抜けてしまっています。
また全ての被害箇所においていえる事ですがどの箇所かわかるようしっかり被害箇所の全体像の写真とそのアップした写真をしっかり分けて取ることが重要です。
2枚目の写真解説
2枚目は雨樋の被害写真です。
こういった樋の被害は上から平行に写真を撮影しないと、被害の目視での確認が難しかったりするケースも多いです。
目視で被害箇所が確認できる写真が取れない場合、保険会社から申請の段階で否決になっていしまう事もあるので注意が必要です。
3枚目の写真解説
3枚目はウッドデッキの被害です。これはお客様の自覚症状があり、特に手摺の部分の損傷はひどく、完全に曲がってしまっています。
またしっかり様々な角度から取ることで、被害箇所がどのような損傷があるか伝わるような写真撮りも重要です。
全て申請すればいいという事ではない!?
以上の3枚の被害箇所写真ですが、お客様の自覚症状とずれている事には気づいたでしょうか?
お客様の自覚症状として『大雨が降った時に一部雨染みが出る。』といったものがありました。ではその箇所が被害がなかったかというと実は被害はあったんです。
現状で垂れてはいませんでしたが、何度も雨漏りがしているため雨染みとして残っていました。
ではなんでこの個所を申請内容に入れていないのか?雨漏りは決して保険が下りないという個所ではないのですが難しい箇所です。
保険の約款にも下記のように記載があります。
風、雨、雪、雹ひょうなどの吹込みによって生じた損害については、建物の外側の部分(外壁、屋根、開口部等をいいます。)が災、雪災または雹ひょう災の事故によって破損し、その破損部分から建物の内部に吹き込むことによって生じた損害に限ります。
CHUBB保険 すまいのプロテクト総合保険の風災補償の注意書きの部分から抜粋
この部分にあたる屋根には風害・雪害・衝突といった被害箇所は見受けられませんでした。
一部屋根クラックはみうけられたものの、通常ですとルーフィングがあるため雨漏りまで発生するとは考えにくく、下りない可能性が高いです。
こういった被害をしっかり自然災害と経年劣化のものを分ける事が高額承認に繋がります。またこういった箇所を無理やり出してしまったが故に他の部分も目を付けられ下りなかったという方も少なくありません。
また依頼のきっかけは雨漏り等でしたが見積もりに入れない方がいいという事情を説明し了承をいただいています。
このようなお客様との認識のすり合わせは保険申請サポートにおいて大きく差が出ます。
- 保険申請は写真の撮り方で申請金額は大きく変わる
- 被害箇所を必ず入れればいいというわけではない!
- 経年劣化と申請箇所を混ぜてはいけない
今回は町田市の事例紹介をしました。
保険申請において申請箇所にそもそも入れるのかといった判断は慣れていないと非常に難しいです。
しかし個人で申請する際には見積もり箇所の指示も自分自身で申請をかけなくてはいけないので、特にこういった雨漏りのケースですと難しい部分も多いです。
火災保険請求相談センターは申請サポート専門で行っていて、調査・相談を無料で承っています。お気軽にご相談ください。
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