火災保険申請は全て違法なのか!?
火災保険申請サポートをこれから利用したい!!
今申請サポートをすでに依頼しているがなんか不安!!
と感じてしまったという方は必ずこの記事をお読みください。
火災保険申請サポートは違法ではございませんが、悪徳業者がトラブルを起こしていることは事実です。
2021年にはリフォーム業者が逮捕された事例もあります。
では火災保険申請サポートの違法な部分はどの部分なのか?
悪徳業者に巻き込まれないためにはどうすれば良いのか解説していきます。
★他の悪徳業者のトラブル事例
★悪徳業者に巻き込まれないための見分け方
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自然災害での被害を自覚されている方、過去3年以内に被害の工事を行った方はご相談ください。
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実際に逮捕された事例
まずは実際に逮捕された事例を2つご紹介します。
またその事件の概要だけではなくどのような部分が違法な部分だったのか
解説していきます。
逮捕された事例①:2021年リフォーム業者の逮捕事例
1件目紹介するのは2021年10月27日の事件になります。
この事件では火災保険申請を行っていた、不動産会社社長・リフォーム業者の社長3人が逮捕されました。
事件の流れとしてはこちらの不動産の会社から、オーナーに火災保険でのリフォームの提案があり
保険申請をしてリフォームを行ったという流れです。
ここで問題なったのは申請のやり方の部分です。
通常保険申請は保険の加入が自らが行います。
それを代理で行うことは弁護士以外に行うのは保険者の許可があったとしても弁護士法第72条により、違法行為になります。
逮捕要件が弁護士法第72条となっているため
事件自体の細かな詳細は出ておりませんが
火災保険の電話での申請の代行・また保険会社に提出用の資料の代筆を行っていたことが考えられます。
下記が法律の原文ですが、要約すると弁護士以外が金銭を得ることを目的に貸金請求や慰謝料請求の内容証明を作成して
発送等を代理することはできないという事です。
弁護士でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りではない。行政書士 東京中央法務オフィス ホームページより引用
この逮捕事例を1言でまとめます!
保険申請の代理での申請(電話・ネット)請求書の代筆は絶対ダメ!!!
逮捕された事例②2021年千葉県船橋市のリフォーム会社の逮捕事例
2021年12月9日リフォーム業者の事例です。
火災保険の申請を専門に行っていた会社のようです。
ニュースの内容によると、マンション屋上部分の雨よけを調査時に故意に壊し申請を行ったという事です。
またこの業者には余罪があり、マンション屋上のパラペットにある笠木を人為的に壊して保険申請を行ったとされています。
この行為は当然ながら保険会社を騙して保険申請をしたとう事が保険金詐欺にあたります。
また今回のケースでは確認されていませんが、悪徳業者の中では家の持ち主に対して
『壊して保険申請をした方がたくさん保険がおりますので壊して見積もりを作ります。』などと持ち掛けるケースもあるようです。
当然このケースも違法であり、場合によってはお客様自身が罪に問われてしまうことも考えられますので注意が必要です。
その他の悪徳業者のトラブルケース
火災保険の逮捕事例を紹介したが、それ以外に逮捕事例は見つからないが
消費者センターに寄せられているトラブルやこの業界にいる弊社がお客様から直接聞いたトラブルを載せていきます。
火災保険申請のトラブル①申請後の工事によるトラブル!
火災保険の申請は申請主義です。
そのため、被保険者が見積もりを自分で取って申請して
その判定を保険会社が行うといった流れです。
保険申請サポートにおいての申請後の工事のトラブルは非常に多いです。
具体的には下記の内容です。
①下りるから大丈夫と保険が下りる前に工事をして一切下りず工事代全額費用請求された!
②保険は下りたが見積もりからは金額が減ってしまったが、工事の差額の費用を請求された!
③保険が一切下りなかったが、途中キャンセルはできないと工事代金からのキャンセル料を請求された!
このトラブルを回避するために、まず火災保険の申請サポートを受ける前に
保険がおりた後の流れを細かく確認しましょう。
必ず工事をしなければいけないといった業者に依頼するのはやめましょう。
また契約書の内容も下りなかった際や、減額された際にもキャンセル料などかからないことを確認し
口頭でも必ず確認しましょう。
火災保険申請のトラブル②経年劣化・事故に見えるような申請
逮捕事例にあったような、壊して申請をかけたといった部分にも似ていますが
経年劣化の写真をわざと写真に入れたり、写真の角度などで壊れているように見せた写真を使うことは違法行為です。
またこれは故意にやられているのか判断が付かない部分が多く、これが決定打になって逮捕という事は考えにくいですが
このようにあからさまな写真を使って資料を作ってしまうと保険会社からも目をつけられてしまい、実際に被害がある箇所も
保険がおりにくくなってしまうデメリットが考えられます。
これを防ぎためには調査が終わった後、業者に任せきりにせず出てきた見積もり、写真に対して
どのような被害で、どのような理由で今回の資料を作ったのか質問して納得したうえで保険申請を行いましょう!
【関連記事】
悪徳な業者の見極め方
ネットで『火災保険申請サポート』と調べても会社は無数に出てきます。
どうやって見極めていいかわからないといった場合は下記の点は必ずチェックしましょう。
①HPがしっかり更新投稿がされているか?
②名刺のアドレスがフリーアドレスなっていないか?
③サービスにおいて契約書が存在しているか?
④工事をしなければいけない内容になっていないか?
⑤調査費などおりなかったときにお金がかからない、また工事しなければいけない契約になっていないか?
⑥担当者が丁寧に説明をしてくれるか
⑦申請が代行になっていないか?
⑧申請箇所・事故の日付など丁寧に説明をしてくれるか?
※1つでも当てはまったら悪徳といったわけではないのであくまで参考までにしてください。
火災保険の申請サポートはうまく活用すれば家の補修の金額を抑えることが可能です。
しかしこの逮捕になどで火災保険申請サポートを行っている行為自体が違法とされている偏った記事が散見されます。
火災保険請求相談センターでは決して違法行為は行っておりません!
火災保険申請でお困りの方はお気軽にご相談ください。
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記事監修:矢島 弘子 |
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火災保険請求・地震保険請求アドバイス業務に従事。年間200棟の調査を13年間継続して行い、建物調査後の損害鑑定人との立ち合いや交渉も行っている。外部の敷地内の申請はもちろん室内の汚損・破損の申請や給排水設備の申請も得意とし、家財保険かけている方が知らないスーツのアドバイスなども行っている東京都清瀬市周辺でも2021年10月7日の地震被害はあり、関東圏であればどこでも無料点検はすぐにご依頼ください。損はさせません。 |