先日の東北の大型の地震から細かい地震が増えています。
それに伴い調査依頼の問い合わせが増えていますその中で「2~3年前塗装したばかりなんですが地震保険の申請は可能なのか?」といった質問をよく受けています。
結論からお伝えしますと、直近塗装後でも地震保険の承認される可能性は十分あり得ます。
地震保険の場合には申請後に鑑定会社が申請の際の提出箇所を実際現地に確認に来るため、原則補修後に申請を上げても現地の確認が取れないため、否決になってしまうことも・・・
では塗装をしてしまったものは申請は難しいのか?
そんなことはありません!外壁以外にもしっかり押さえることがあります!
今回の事例も直近で一部塗装を行ったご自宅でしたが地震の被害は多数見つかりました。セルフチェックできる箇所もありますので気になっている方は是非参考にしてください。
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事例紹介
塗装を直近でした事もあり、外装の被害自覚は特に無いとのことでした。ではプロの目線から見ると被害は見つかるのか?確認していきましょう!
基礎部分の被害
基礎部分はあまり目立つ部分ではないため、見逃しやすい箇所の一つです。特にドア廻り・開口部などが被害が良く見受けられますのでチェックしましょう!
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扉まわりのクラック
今回は勝手口部分にかなり大きいクラック被害がありましたが、窓枠・換気口などの四隅は地震の影響が顕著に出る箇所なので必ず確認しましょう!
室内のクラック被害
室内クラックは住まれている方も目に付く部分なのであまり見落とすことは少ないかもしれませんが、一か所見つかると複数クラックが存在する可能性は高いです。
こちらも上記同様ドアの四隅が入りやすい部分ではあるので、各ヘアの外側・内側から確認して見落とさないようにしましょう!
ドアの変形・歪み
こちらは地震の被害によってドアが開かなくなってしまったものです。数センチしか開かず鍵もかけられない状況です。一度歪んでしまうと大型の地震でなくても少しずつ悪化してしまいます。
保険の性質上突発的な被害でないと保険適用が難しいため、なるべく被害が見つかったときすぐに保険申請をすることをおすすめします。
・基礎部分・ドア四隅・窓四隅は要チェック!
・被害があった場合には早期に申請で事故日を確定させるのが大事
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記事監修:矢島 弘子 |
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火災保険請求・地震保険請求アドバイス業務に従事。年間200棟の調査を13年間継続して行い、建物調査後の損害鑑定人との立ち合いや交渉も行っている。外部の敷地内の申請はもちろん室内の汚損・破損の申請や給排水設備の申請も得意とし、家財保険かけている方が知らないスーツのアドバイスなども行っている埼玉県加須市周辺でも2022年3月16日の地震被害はあり、関東圏であればどこでも無料点検はすぐにご依頼ください。損はさせません。 |