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換気棟で家を長持ちプラス快適に!換気棟による小屋裏換気のメリット・デメリット

武蔵村山 草間様 風害 写真

公開日:2022年1月2日

住宅の屋根裏に湿気がこもってしまい、シミやカビが発生してしまう。
換気が不十分なため湿気によるトラブルが起こったとき、大がかりな修繕が必要になる可能性があります。

この記事では、住宅の屋根裏換気に広く利用されている「換気棟(かんきむね)」という方法をご紹介します。

具体的には以下の内容を解説します。

 換気棟とはなにか?
 なぜ換気棟が必要なのか
 換気棟を取り付けるメリットとデメリット
 換気棟の種類と費用

換気棟は安価で取り付けられるほか、住宅全体の換気に大きな効果をもたらすメリットもあるでしょう。

換気棟がどのような仕組みで換気ができるのか、

また換気がなぜ必要なのか、その被害例とともに、具体的な費用やメリット・デメリットを見てみましょう。

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換気棟とは?屋根裏の換気が必要な理由を解説

アンテナのズレ

アンテナのズレ ※換気棟の写真

換気棟とは、屋根の棟部分に取り付けて換気を行うためのパーツです。

家でもっとも高い部分となる屋根に穴を開け、換気棟を取り付けます

室内から立ちのぼってくる熱気・湿気を換気棟の穴から外へ出し、効率よく換気ができるのです。

屋根に直接穴を開けるといっても、空気はしっかり外へ逃げつつ、雨水は決して家の中に入らないような構造となっています。

また、換気棟の穴からいったん入った雨水は跳ね返りますが、家の中には入らず、設置された排水口へ流れる形になります。

上から降ってくる雨だけでなく、吹き上げるような雨の侵入も防ぎ、雨の心配なく高い換気能力を誇るのが特徴といえるでしょう。

一見、構造だけを見ると湿気が外に出ていかなかったり、雨水が入り込んでしまったりするように見えます。
しかし、換気棟は雨水が入らない仕組みになっており、他の換気方法に比べ効率良く換気ができます。

屋根裏は住宅全体の湿気が集まる場所であり、湿気がこもったままの状態を放置すると、

さまざまな被害をもたらすことになります。

住宅の換気が必要である理由を、具体的な被害例とともに見てみましょう。

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湿気による屋根裏への被害例

屋根裏(天井裏)にこもった湿気は、住宅や住人にさまざまな被害をもたらします。

 カビが生える
 天井に水が溜まってシミができる
 雪が積もっている際、屋根が暖まって雪が溶け、屋根を汚す
 屋根の雪が溶けて流れ落ち、軒先につららができる
 結露が起こり、住宅の木材の腐食が起こる
 建物の耐久性を低くする

上記の被害が起こり得ます。

カビが生えると、住宅に住んでいる人への健康被害が起こる場合があります。

たとえば、ぜんそくやアトピー性皮膚炎といった病気の原因にもなるため、

カビが生えないよう換気をして、家の中に湿気をこもらせない工夫が必要です。

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屋根いがいにも室内の傷なども火災保険請求対象であったりします。

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屋根裏にはなぜ湿気がこもりやすくなるのか

冬場、暖房で暖められた空気は屋根裏へと上昇します。

サーキュレーターを使った空気の循環が勧められているように、暖かい空気は部屋を上昇していく性質を持っています。

暖かい空気は家の中を上昇し、屋根裏の冷たい空気に触れて、温度差によって結露が発生します。

冬場になると家のあちこちで結露が発生してカビができやすくなるのは、このためです。

夏でも屋根裏やロフトをはじめ、2階以上の部屋で非常に暑苦しいと感じやすくなります。

家の暖かい空気が上に集まりやすいため、2階や3階、天井裏やロフトがいつもより暑くムシムシと感じるのです。

 

さらに、日中は屋根が太陽の熱によって暖められ、屋根自体が「輻射熱(ふくしゃねつ)」という熱を発するようになります。

屋根が熱をもち、遠赤外線のエネルギーを発するため、屋根の下にある天井裏の空気を暖めます。

屋根の輻射熱は屋根裏の空気を暖めますが、夜になって温度が下がると、空気が冷えて結露ができやすい環境になるでしょう。

冬場はもちろん、夏場でも屋根裏は湿気がこもり、結露やカビが生えやすい状況になっているのです。

住宅によって湿気のこもりやすさは違いますが、

換気の必要性がどれくらい高いのかを見てみましょう。

住宅の空気の流れと換気の必要性について

「家の空気の流れ」と聞いて思い浮かべるのは、

窓や扉を開けて行う換気や、換気扇を用いて空気の入れ替えではないでしょうか。

また、一戸建てやマンションで利用されている、

機械式(電気式)の24時間換気システムを思い浮かべることもあるでしょう。

 

換気システムや窓を開けての換気も重要ですが、家の湿気を取り除き、

全体的な換気を行うためには屋根裏の換気が非常に重要です。

夏場、古い木造建築に行くと空調もないのにひんやりとした空気を感じたことがありませんか?

 

昔から湿気の多い環境である日本では、熱気や湿気を外に追い出すため、家全体の自然換気が行われるよう屋根が大きく設計されていました。

お寺のお堂など、大きな屋根がある建物の場合、出っ張った屋根の下部分にある「妻壁」という部分に換気のための穴を開けた設計にします。

妻壁の両側に換気孔が設けられているため、天井近くに溜まった熱気・湿気を外に出せるのです。

空気は、暖かい空気が上に、冷たい空気が下に流れる性質をもっています。
そのため、天井付近に溜まっている暖かく湿った空気を外に出さないと、さまざまなトラブルが起こりうるのです。

屋根の形状や勾配・天井の面積などで、それぞれの住宅に必要な換気量は異なっており、換気方法もさまざまとなります。

カビや湿気による天井裏のシミといった被害が起こらないよう、換気方法をいくつか見てみましょう。

 

壁吸排気(妻壁吸排気)
住宅の壁のうち、長さが短い方を「妻壁(つまかべ)」と言い、妻壁に換気のための穴(換気孔)を設けて換気を行う方法を壁吸排気と呼びます。

壁吸排気は、屋根裏の中でも上の部分のみを空気が通る形状のため、屋根裏すべての湿気・熱気が排出されにくいというデメリットがあります。
前述のお寺や古民家の換気方法も、おもにこの妻壁に換気孔を設けた壁吸排気です。

軒裏吸排気
屋根の下となる軒裏に換気孔を設けて、空気の吸排気を行うことです。
空気が屋根裏の下を流れるため、屋根裏上部に溜まった湿気・熱気が外に排出されにくいというデメリットがあります。

屋根裏上部に溜まる空気を効率良く排出するためには、軒裏吸排気や壁吸排気とは違う「換気棟」を利用した換気が勧められます。

換気棟を利用すると屋根裏の湿気が天井(棟部)から排出されるため、家の中でももっとも暖まった空気を外に出すことが可能です。

換気棟を取り付けることによって、従来の換気方法と比較してどのようなメリット・デメリットがあるのかを見てみましょう。

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換気棟取り付けのメリット・デメリット

換気棟取り付けには、メリットもあればデメリットもあります。
それぞれのメリット・デメリットを知るとともに、屋根の形状によって換気棟を利用できないケースも知っておきましょう。

換気棟を取り付けるメリット

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換気棟を取り付けるメリットは以下の6つです。

1. 他の換気方法に比べ換気性能に優れている
2. 結露を防げる
3. 木材の腐食や建物全体の老朽化を防げる
4. 空気の流れ道を作ることで快適な暮らしができる
5. 屋根や天井裏の汚れが現れにくく美観が良くなる
6. 電気の力がなくても自然に換気を行える

具体的にチェックしていきましょう。

他の換気方法に比べ換気性能に優れている

屋根のもっとも高い部分(棟)に換気孔を取り付けるため、家の中を昇ってきた湿った空気が効率よく排出されます。

結露を防げる

他の換気方法に比べて空気をスムーズに通すため、暖められて湿った空気が外に排出され、結露を防ぐことができます。

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木材の腐食や建物全体の老朽化を防げる

結露によって木材が腐ったりカビが生えたりすることや、建物全体の耐久性低下・老朽化を防ぐことにつながります。

特に、屋根裏部分への断熱材設置が不十分な住宅だと、結露が発生しやすく木材に結露がしみ込んでしまい、腐ったりカビが生えたりします。

換気棟で自然な換気ができれば、家全体の換気が効率良く行われ、建材の老朽化を防止が可能です。

空気の流れ道を作ることで快適な暮らしができる

自然な空気の流れ道を作るため、家にこもる熱気や空気の淀みを解消できるでしょう。

電気を使った24時間換気システムや、従来の妻壁換気などの換気方法に比べ、より効率良く家全体の換気を実現できます。

屋根や天井裏の汚れが現れにくく美観が良くなる

結露による天井裏のシミやカビが発生する可能性が減り、家の美しさを保つことができます。

電気の力がなくても自然に換気を行える

家の中の換気が、電力を使わなくても効率よく換気できるようになります。

24時間換気システムの場合、電力会社や料金プランなどによって異なりますが、1か月あたりの電気代は400円程度です。
換気棟を設けると、電気代のかからない自然な換気ができ、節約にもつながります。

換気棟を取り付けるデメリット

換気塔を取り付けるデメリットは以下の3つです。

1. 全面的な屋根のリフォームが必要になる
2. 取り付けには高い技術力が必要になる
3. 換気棟が取り付けられない場合がある

詳しくチェックしていきましょう。

全面的な屋根のリフォームが必要になる

換気棟は、屋根の頭頂部(棟)に穴を開けてから取り付けます。
換気棟のみを付けて換気ができるものではないため、屋根の新築工事を行う際やリフォームを行う際の取り付けがほとんどです。

取り付けには高い技術力が必要になる

換気棟は、雨が当たる場所に穴を開けて設置を行います。
施工不良があると、換気棟の穴から雨水が家に入り込むため、取り付けの際には高い技術力が必要とされます。

換気棟が取り付けられない場合がある

換気棟の取り付けは、1棟あたり1台もしくは2台を取り付けが一般的です。
しかし、狭小住宅で棟の長さが短い場合や、急勾配、特殊な形の屋根の場合、換気棟が取り付けられない場合があります。

もしくは、市販されている形の換気棟ではなく、屋根の形状に合わせた換気棟を作って取り寄せ、施工する場合もありますが、費用が高額となります。

屋根の形状による換気棟の種類と費用

ボロ家

屋根の名前 屋根の形状
切妻屋根 山のような形の一般的な屋根
片流れ屋根 一方向のみ勾配がある屋根

換気棟にはさまざまな種類があり、屋根の形状によって異なります。
屋根には切妻(きりづま)や片流れなどの種類があり、その形に合わせた適切な換気棟を取り付ける必要があります。

切妻屋根は一般的な山形の屋根で、換気棟を取り付けるのは頂点となる山の部分です。

片流れ屋根は、片方にのみ勾配がある屋根で、シンプルな見た目が特徴です。
切妻屋根と同様に、屋根がもっとも高くなる場所に取り付けを行います。

費用は換気棟1か所につき、約25,000円前後であることが多く、屋根によっては2か所つける場合もあります。

ただ、換気棟は取り付けのみを行うのではなく、屋根に直接穴を開ける工事を行うため、リフォームもしくは新築工事のみ取り付け可能です。

屋根リフォームを行う場合は、ふたつの方法があります。
ひとつめは、現在の屋根をそのままに、上から新しい屋根を被せて施工する「重ね葺き」と呼ばれる工事。

もうひとつは現在の屋根を取り外して、新しく屋根を設置する「葺き替え」という工事です。

重ね葺き・葺き替えのどちらでも換気棟の設置を行うことができますが、より費用を抑えたい場合には、重ね葺きの工事が勧められます。

すでに屋根裏にカビが生えているなど、なんらかのトラブルが起こっている場合には、葺き替え工事が良いでしょう。

屋根の劣化している箇所を直す良いタイミングであり、屋根全体のリフォームによって換気棟の設置もスムーズに行えます。

葺き替え工事の場合、新しい屋根材にどのようなものを使うかによって費用が異なりますが、

軽く耐久性の高いガルバリウムやスレート屋根材がおすすめです。

どちらも軽い屋根材のため、耐震性が高く、燃えにくいのが特徴です。

特にガルバリウムは熱だけでなく、雪や寒さにも強い特徴をもっているため、オールマイティな屋根材だと言えるでしょう。

換気棟で屋根・天井トラブルを解決!

土嚢

台風時のブルーシート養生

住宅は、屋根の形状によってさまざまな換気方法がありますが、特に効率良くリーズナブルな価格で施工が可能な換気棟がおすすめです。

換気棟の構造上、家の中に雨水が侵入しないかという不安がありますが、技術力の高い業者への施工依頼を行えば不安も解消できます。

換気棟のみの取り付けができないのはデメリットとなりますが、

天井裏のトラブルですでに悩んでいるという場合、屋根リフォームを行う良い機会と言えるでしょう。

 

特に小さなお子さんがいる家庭の場合、天井のシミや結露によるカビの発生など、健康面を考えても早急に対策をとりたいところです。

換気棟なら、これまでの妻壁吸排気や軒裏吸排気に比べ、家全体の吸排気が効率良くでき、屋根や天井トラブルの解決につながります。

天井で起こりやすい湿気によるカビ・シミなどのトラブルを、ぜひ換気棟で解決しましょう。

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記事監修:矢島 弘子


火災保険請求・地震保険請求アドバイス業務に従事。年間200棟の調査を13年間継続して行い、建物調査後の損害鑑定人との立ち合いや交渉も行っている。

外部の敷地内の申請はもちろん室内の汚損・破損の申請や給排水設備の申請も得意とし、

家財保険かけている方が知らないスーツのアドバイスなども行っている

東京都港区周辺でも2021年10月7日の地震被害はあり、

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