屋根修繕見積もりの中に【貫板】という記載があって調べている方へ朗報です。
貴方の現在加入している火災保険もしくは火災共済でこの屋根修繕費用が保険で賄えるかもしれません。
すぐに聞きたいかたは現場担当直通:080-4904-4514までご連絡ください。
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貫板って何?部位説明致します
貫板とは、木造建築において柱などの垂直材の間に通す水平材のことです。
木造建築では、水平方向の資材の固定の他に壁・床下の補強などにも使われています。小屋組では「小屋筋交い」「振れ止め」というものが貫板と同じ役割を担っています。
壁に使用される貫板は、柱を貫通させて楔(くさび)で固定することで、水平力に対する抵抗要素とする働きを強化します。
貫板と同じような役割を持つ長押(なげし)という建築材がありますが、長押は柱の外側から釘で打ちつけるもので、貫は文字通り柱を貫通するという違いがあります。
最近ではなんと貫通させるのではなく外から固定する貫板も、見られるようになってきました。
この貫板は、建築以外にも、神社の鳥居、テーブル・椅子といった家具にも使われているのです。
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貫板っていくらぐらいかを説明
貫板には以下のような種類があります。 使用する部位によって違う材料になります。 ホームセンターにおいてあるので一回どの強度なのかを見るのを面白いですし、店員さんは知識もあるので結構教えてくれます。
- 地貫…柱の最下部に通した貫
- 木舞貫…木舞壁(木舞で下地を作り土または漆喰で塗って仕上げた壁)に使う貫
- 樋貫・飛貫…頭貫と内法貫の間に入れる貫で、神社の社殿などの屋根で棟の両側を覆う障泥板を貫いている短い貫のことを指す
- 胴貫・腰貫…建物・垣・門などの腰の部分に差し入れた貫
- 通し貫…柱や束を数本貫き通している長い貫
また、貫板の価格ですが、以下のような目安があります。
- 国産杉・幅45mm×厚さ13mm×長さ910mm…210円ほど
- 国産杉・幅45mm×厚さ13mm×長さ1820mm…310円ほど
- 国産杉・幅90mm×厚さ13mm×長さ910mm…328円ほど
素材:杉の特徴について
貫板には日本特産の代表的な素材では樹種である杉がよく使用されます。
杉は、本州北部から屋久島にかけて分布していて、北限は北海道南部となっています。
なんといっても、木目が鮮明で肌目はやや粗く、脂気が少なく軽く軟らかいことから加工しやすいことです。
木目に沿って縦方向に割れやすいのはデメリットではありますが、特有の香りがあり乾燥も早いので、建築材として重宝されています。
年輪の現れ方によっては、装飾的価値が高くなり高価で取引されることもあります。
建築用資材としては、構造材・造作材として使用されます。その他、床材・羽目板・建具材・天井板・包装用材など使用用途は多彩です。樽桶や割り箸の素材としても利用されています。
杉は産地によって名前が変わります。
有名なのは、「秋田杉」「吉野杉」「日光杉」「天竜杉」「屋久杉(縄文杉)」などで、特に秋田杉は「青森ヒバ」「木曽桧」と共に「日本三大美林」のひとつといわれています。
ちなみに杉には「クリプトメリア(隠れた日本の財産)」という日本にとって欠かせない木であることを証明するという学名がついています。
台風による貫板の修理は加入している火災保険が適用できる?
貫板は、台風などの強風によって被害が出ることが多い箇所です。そのような自然災害の被害の補償をしてくれるのが、「住まいの保険」とも呼ばれている火災保険です。
火災による被害はもちろん、自然災害(地震・噴火・津波を除く)による被害の補償もしてくれる火災保険は、特約(オプション)によっては盗難による被害の補償もつけられるなど、まさに住宅に関する総合的な保険といえます。
火災保険は申請ノウハウがある火災保険請求相談センターが一番な理由
いま火災保険申請サポート会社が沢山増えてきておりますが、保険会社が懸念している【ダメな業者】認定が多いです。
実際に無料の代理店サイトでの募集や、有料のアントレネットなどで紹介の業務委託を増やしている傾向はありますが正にそういう会社は営業設計が出来ておりません。
この火災保険サポート会社が生き残るのは依頼数と承認金額です。
年間の売上から逆算して、ネット集客なのか投資家団体と提携するのが福利厚生のようにみせかけるのかはオーナーの判断になりますが、火災保険請求相談センターでは自然と問い合わせが過去のお客様からくるため、数年前のビフォー・アフターの写真となりほぼ火災保険請求が認定されております。
【台風火災保険申請】屋根に台風被害を受けた方へ!正しく知って正しく直す!自己負担0円で修復!
貫板が見積もりにあったら火災保険申請を考える
火災保険に加入すると何が良いのでしょうか。
火災保険は火事以外の自然災害による被害の補償もしてくれることから、自然災害が多い日本では加入しておくべき保険のひとつといえます。
特に最近は、大型の台風やゲリラ豪雨などが頻発していますので、
をする機会も増える可能性があります。
貫板の申請は実は多い
コロニアルやカラーベストの際に、棟板金交換として申請請求することがありますが、実は下地の貫板申請も多いんです。
ただ業者によっては釘の打ち直し・ビスの打ち直しでしか申請しない場合もあり工事をしても数年で釘やビスが浮いてしまいます。
当たり前の話ですが、火災保険の補償を受けるためにはどのような被害が出ているかを保険会社に“正確に”伝える必要があります。
この“正確に”というのが難しく、下記を全て出来る人はほとんでおりません。
- 屋根のような高所の詳細を調査することは容易ではない
- 専門的知識がない人が判断したところで間違っている可能性もある
- せっかく申請したとしても、経年劣化として火災保険の対象と認定されないこともある
- 見積もりの詳細が出せないので単価減額されてしまう
- Googleマップで過去の事後として扱われてしまう
関連記事:【地震保険 請求 コツ】10年前の事故日でも地震認定されているのを広めてください
正しい状況がわからないまま申請してしまうと、保険会社から怪しまれることになり不利な状況になってしまい、二度目の申請の際にうまく事が運ばないこともあります。
貫板に被害がでやすい「風災」とは?
貫板は、「風災」によって被害が出やすい箇所です。
この風災とは、台風・突風・竜巻・暴風などの強風による災害を指します。
強風により災害が起こるリスクが高まっている時は強風注意報が発表されますし、さらに重大な災害が起こるリスクがある時は暴風警報が発表されます。
具体的には、以下のような被害が想定されます。
- 台風で屋根の瓦が飛んでしまった
- 爆弾低気圧で庭の物置が倒れ隣家の塀を壊してしまった
- 飛来物により物が飛んで来て窓ガラスが割れた
- 第三者行為によりベランダが破損した
- 強風で屋根瓦が飛びそこから入る雨により家具が濡れた
- 気が付いたら自転車が倒れ破損した
- 強風で自動車が横転した
- 雪害でカーポートの骨組みが傾斜・破損した
- 竜巻の影響で転んでケガをした
- 強風とともに飛んできた木材が体に刺さりケガをした
災害により多くの被害が出る可能性があることがわかります。
そして、この災害により被害を受けた時に補償してくれるのが火災保険です。
雹災とは?
火災保険では、風災の他に雹災による被害も補償します。雹災とは、直径が5mm以上の氷の粒である雹による被害のことです。
ちなみに5mmより小さいものは霰(あられ)と呼んでいます。気象庁のホームページには、大きい雹は5cm以上のものがあると記載があります。つまり、5cm以上の氷の塊が空から降ってきたことがあるということです。
2014(平成26)年6月に東京都三鷹市周辺で降った雹は記憶に新しいところですが、この時は雹が30cmほど積もりました。
冬ではない季節でも、突然降ってくる危険があるのが雹の怖いところです。また雹の特徴として、局地的な被害になることが多く、大粒の雹により太陽光発電が破損したり、天窓のガラスが割れてしまったりという被害が想定されます。
雪災とは?
雹よりも軽く小さいものですが、集合体になった時にパワーを発揮してしまうのが雪です。その雪による災害を雪災と呼び、豪雪や雪崩による被害のことを指します。雪が屋根に積もって、その重みで軒が歪んでしまったり、雪崩に巻き込まれて自宅が倒壊したりした時なども火災保険により補償されます。
ただし、雪解け水による構図である融雪洪水は雪災ではなく水災として補償されます。貫板が雪の重みで破損する例もありますので、注意が必要です。
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火災保険の風災補償が受けられないのはどんなとき?
このように火災保険は自然災害による被害を補償してくれるものですが、風災として認められない場合もあります。
まず、風災を原因としていない雨漏りや水濡れの被害は火災保険の対象外となります。
また、建物の経年劣化・老朽化により建物の内部や家財が水濡れの被害を受けた時は、火災保険の補償の対象にはなりません。
例えば、経年劣化により窓のサッシが歪み、その隙間から風や雨水が吹き込んできた時の被害は火災保険でいうところの風災には当たらないので注意しましょう。
火災保険の補償範囲は敷地内と広い
民間の保険会社では補償範囲が敷地内と広く、物置やフェンス・ウッドデッキなども補償になります。
このまえの建物調査の事例でいうと施主様がDIYで作ったテラスも被害があり認定になりました。
共済系ですと94%の人が建物のみの保障です。 敷地内も補償をつけるにチェックを入れないと補償がつきません。年間数千円なので共済の方はすぐに補償を付けてください。
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