【台風14号】の被害は火災保険で修繕できるのか?
今接近している台風14号の被害を受けた方へ
台風14号(チャンス―)が9月17日夕方ごろ九州に上陸し強風が吹き荒れている現状です。
中心気圧は990ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルです。
今後は進路を東に進んでおり、東日本では9月18日に非常に強い風が吹くと予想されております。
保険申請のプロの目線で台風がどんな影響を与え、またどんな被害であれば保険が活用できるのか解説いたします。
参考サイト:福井新聞 台風14号記事
参考サイト:気象庁台風経路図
もうすでに被害がある方はこちらまでお願いいたします
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台風でどんなものが火災保険で活用できるのか?
①何故火災保険は台風の被害をカバーできるのか?
そもそもなぜ火災保険が台風の被害で保険が使えるのかといった点を解説します。
火災保険という名前なので火事でしか保険が使えないと思われている方も多いですが
下に書いてあるよう【風災・雹災・雪災】などが保証されており、この風災というものが台風の際に活用できます。
因みに風害と保険会社が決める基準としては、明確なことは設定されていませんが一般的には最大瞬間風速が20m以上が基準といわれていて明確に台風でなくてはいけない訳ではなく、突発的なビル風の突風や爆弾低気圧で補償もされます。
実際どんな被害が出るのか?
台風によって保険が下りる箇所トップ3
第3位 軒天の損傷
家の外観から上を見上げた時屋根の出っ張っている裏の部分を指します。
木材系のカラーべニアが使われていることも多く塗装で継ぎ目等も見えにくくはなっていますが
風の影響を受けやすい部分で一枚剥がれてしまうと、そこから風が当たり大きな損傷につながるケースも多いです。
もっと詳しい説明が知りたい方はこちらをクリック→貫板とは?部位説明と無料修繕提案の重要なポイント
第2位 屋根の棟の部分
屋根の一番上にあたる部分で中に貫板という木が入っていて、それを板金で覆っています。
屋根に強風が当たると、板金の端から風が入り釘が抜け、さらに浮いてきて、最終的には台風で完全に剥がれて
貫板から水が浸入して雨漏りになるケースも存在します。
釘浮き等の段階で早期発見できれば費用も抑えられます!
もっと詳しい説明はこちらから→貫板とは?部位説明と無料修繕提案の重要なポイント
第1位 瓦の損傷
やはり一番被害を受けやすいのは屋根でもっとも面積をとっている瓦の部分であり雨漏り等にも直結しやすい部分ですので台風後には必ずチェックしたい項目です。
瓦の被害としては
瓦のズレ・・・強風による瓦自体がずれてしまう
瓦の割れ・・・瓦のが強風により割れてしまう
瓦のクラック・・・瓦の中でもスレート瓦などの弱い瓦によく見らます。
番外編
火災保険の補償範囲はかなり広いため様々な個所でに被害が考えられます。
一度家の周りも簡易チェックすることをお勧めします。
上記の被害箇所の自覚がある場合はこちらをクリック↓↓
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過去台風によってどんな被害が出てどのくらい下りているのか?
では実際過去の台風被害をもとにどのような被害があり、どれくらい保険が下りているのか見ていきましょう。
①2019年9月9日千葉:台風15号のケース
②2019年10月12日東京:台風19号のケース
台風の時最大限保険が下りるポイント
①いかに多くの箇所の被害を見つけられるか
上記でお書きした通り、保険は建物ではなく敷地全体にかかっているため、敷地内のカーポート、倉庫、フェンスなどにも保険が活用できますが、知らないと目に見える範囲の被害しか見つけることができません。
特に屋根の上は一番ポイントの部分であり、台風後ですと瓦が落ちている等を発見できなければ、屋根の上の被害を自覚することは困難です。また屋根なので放置していると雨漏りの原因になりますが、雨漏りは保険が承認されにくい部分であり、そうなる前に被害を食いとめる事が重要です。
②写真の撮り方
写真の撮り方も重要な部分です。例えば下記の雨樋の写真でも、屋根の上から見ないと、曲がっているのはわからず、実際下から見て全く曲がりの症状が見受けられなかったものが、上から見ると歪んで雨水がたまっていたケースも少なくありません。客観的に見て被害があるという写真が重要であり被害があったにもかかわらず保険会社から写真の判定だけで否決になってしまうケースもあります。
③いかに台風後から早く対応できるか
これは事故が起こってからどれだけ早く申請をするのかといった点です。
保険の約款上は過去3年まで遡って申請が可能となっていますが
保険会社の特性がポイントであり、大型の災害が来るとその災害そのもに対して予算と災害対策室が組まれ順次支払いになっているため、予算の潤沢な事故の直近であればあるほど保険の承認率は上がります。
台風時のまとめ!
上記のポイントを踏まえ、火災保険申請で最大限活用することにおいては確実にプロに頼むことをお勧めします。
なぜなら、個人や通常の工務店ですと上記の3つのポイントを全て押さえることが難しいからです。
保険会社の査定も過去大型の台風・洪水等が毎年頻繁に発生しているため、厳しくなっている傾向にあるため是非被害を受けた際はご相談ください。
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