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【台風14号・台風15号】の被害を受けて火災保険申請を最大限活用する方法!

台風被害16号壊れた

台風14・台風15号による被害の後、火災保険申請について不安を感じていませんか。自然災害が増加し、損害保険の必要性が高まる中、台風被害に備える火災保険の申請方法や補償範囲を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では台風14号・15号で起きた具体的な建物や家財の被害、申請手続きや注意点、修理業者の選び方などについて詳しく解説します。

読み終わると、保険金申請をスムーズかつ有利に進めるコツが身につき、安心して修繕や災害対策に取り組めるようになります。

台風14号と15号の被害と火災保険の重要性

台風で屋根瓦が壊れた 火災保険で治しましょう

近年、台風14号や15号は各地で甚大な自然災害をもたらし、多くの住宅や建物が影響を受けました。強風による屋根や窓の破損、水災による家財の損害、落雷による電化製品の故障など被害は多岐に渡ります。

こうした予期しない損害に備えるため、損害保険のなかでも火災保険はとても重要な役割を果たしています。災害救助法の対象となる被害だけでなく、日常で利用する建物や家財も幅広く補償対象となるため、保険金の申請は被災者にとって大変心強い支援となります。異常気象が続く現在、火災保険の有用性はますます高まっています。

しかし火災保険は加保険は申請主義です。そのため加入者は火災保険の使える箇所、使える工事を事前に知っておく必要があります。どのような被害が台風被害に該当するか見ていきましょう!

火災保険で補償される自然災害の範囲

補償内容 火災保険

火災保険は火事だけでなく、台風や豪雨による風災、水災にも対応しています。つまり台風による屋根の破損、強風で窓ガラスが割れた場合、浸水で家財が損傷したときなどが主な補償範囲です。また、落雷による電気設備の損害や、災害救助法が適用されるような大規模な被害もカバーされています。保険金の申請方法は契約内容によりますが、建物だけでなく敷地内の塀や倉庫なども補償範囲に含まれることがあります。申請できる範囲の知ることで火災保険の承認金額を上げることができるます。

実際に台風で保険承認の可能性が高い箇所を紹介していきます。

台風被害で保険が下りる被害

台風による風災や水災、落雷など自然災害で建物や家財に損害が出た場合、火災保険で保険金を受け取れるケースがあります。台風で被害を受けた場合建物全体に被害を受けているので申請の際見逃しているケースが多く、後に見つけたとしても被害部の劣化が進み保険承認がされないケースもあるため一度の災害ではなるべくすべての個所を見つけて申請する必要があります。

①屋根被害

台風による強風は屋根に深刻な被害を及ぼしやすいです。修理業者による見積書も必要になる場合が多いので、プロに依頼して損傷箇所を正確に把握しましょう。その際、築年数や経年劣化との違いも説明すると申請がスムーズです。屋根は建物の構造上最も台風でダメージを受けやすい部分です。実際の被害箇所を紹介します!

屋根瓦・屋根材の被害

台風による屋根瓦の被害

台風被害屋根材破損

屋根瓦の破損被害は台風の被害の大半を占めます。屋根瓦が落ちていない場合でも瓦がずれているといった被害も多いため、被害自覚がなかったとしても実際に屋根に登ってみた時に発覚することも多いため必ず専門業者に依頼して屋根のチェックをした方が良いです!

棟板金被害

棟板金 被害

強風に煽られることによる棟板金の変形被害です。屋根の上の部分のため、屋根に登らずに見つけることは困難です。また雨漏りにもつながる箇所ですので被害が見つかった際には早急な対応が必要です。

雨樋被害

雨樋 被害

大雪による雨樋の歪み

雨樋が強風により曲がってしまったり、場合によっては外れてしまう場合もあります。壊れて雨をうまく流せなくなると横から漏れてしまい外壁に跳ねて雨漏りになるなど、深刻な被害につながるため注意が必要です!

②屋根以外の建物被害

屋根以外の建物被害をご紹介します!こちらの被害は屋根に登る必要がないため、自分でも見つけやすので台風後は必ずチェックし、もし被害を見つけた場合はスマホでよいので写真で事故直後の状況を残しておくことが大切です。では見ていきましょう!

外壁の破損・ガラスの破損

衝突コーナー材 東京都あきる野市 保険請求

ガラスの割れ 火災保険

強風の風圧で曲がってしまったり、強風の飛来物による被害です。大型の台風の場合小石が風で舞い上がった場合でも窓ガラスが割れる被害は報告されています。

ドアの被害

受付ドア 衝突

普段使っているドアもしっかり確認しましょう!
またドアの歪みは地震での可能性が高く、風災での承認は難しい場合が多いです。

水切り板金の凹み

水切り凹み

水切り凹み

台風の飛来物で被害を受ける部分です。
また自転車の衝突・玄関の付近だとドアが当たってしまって凹んでしまうケースもありますが、火災保険の補償では衝突の内容も含まれているためそれ以外の原因をしっかり伝え申請しましょう!

網戸・戸袋の被害

戸袋 

衝突痕や網戸の外れなどの被害があります。網戸等は生活に密接している個所の為気づいている方も多いですがあくまでも申請主義の為、漏れのないようにしましょう。

軒天の被害

軒天 破損

軒天のボードは被害を受けやすく、一か所被害を受けていると広がりやすい箇所でもあるため、早期発見が重要です。

③敷地内の被害

台風被害は建物だけでなく、敷地内にも及ぶことがあります。火災保険は民間企業の保険の場合は敷地内全てに補償があります。こちらも加入者自ら確認できる箇所ですので確認してみましょう!

フェンス被害

台風10号による フェンスの変形被害

強風によるフェンス被害、道路に飛散するケースも多く、危険なので早めに見つけて、写真だけとって片づけましょう!

カーポート被害

カーポートの屋根部に使われているポリカはあまり耐久値の高い素材ではないため、台風による飛来物やパネル自体が飛んでしまう事があります。

太陽光パネル

太陽光パネル

太陽光は別で動産保険をかけている場合もありますが、自然災害で壊れた場合は火災保険でも対応可能です。
また、衝突などにも対応しているため近所からボールが飛んできて割れてしまったといったようなケースでも保険適用範囲です。

④諸経費

台風の火災保険申請では直接的な修理費用だけでなく、諸経費も補償対象となる場合があります。例えば工事の際の足場の費用、処分費などが諸経費に当たります。また工事前に行った応急処置のブルーシートなどの費用も保険適用ですので、この養生費も別で見積もりでなく必ず一緒に見積もりに含めてもらい申請をしましょう!

諸経費の細かいものに関しては下記の記事で詳しく記載しておりますので参考にしてください。

諸経費に含まれるものを画像付きで解説ー火災保険請求で諸経費を落とす方法

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火災保険申請で注意すべきポイント

台風による火災保険申請の際は、損害の証拠写真や修理業者の見積もり、詳細な申請書類の準備が重要です。適用される補償範囲や、申請方法について知識を持っておかないと、保険金が思うようにおりないことがあります。ポイントを何個か抑えておきましょう!

保険会社は保険をおろしたい立場ではない!?

保険会社は必要書類や証拠に厳しく、簡単には保険金を支払わない場合もあります。保険は入るときには好意的ですが保険の真価は支払いの際です。代理店の方も保険会社から払わないように圧力をかけているケースも多く、好意的でないためしっかり準備をしたうえで申請する必要があります!

証拠写真の撮影

火災保険申請を成功させるためには、台風被害の証拠写真をしっかり撮影しておくことが不可欠です。建物や家財の損害箇所を様々な角度で撮影し、被害状況を明確に記録しましょう。また、被害が発生した日付が確認できるよう新聞紙などを写しておくと証拠力が高まります。

修理業者に依頼して専門的な視点で写真を撮ってもらうのも効果的です。申請手続き時に証拠写真が不足していると、保険会社から追加提出を求められることが多いので注意が必要です。写真はデジタルデータだけでなく印刷したものも残しておくと安心です。確実な申請のため、証拠写真はできるだけ多く、かつ分かりやすく準備しましょう。

申請前に知識をつける

保険証券の風水害

台風による火災保険申請を有利に進めるためには、事前に申請方法や補償範囲、保険会社の審査基準などを理解しておくことが大切です。契約書を読み返し、風災や水災、落雷などの災害に対してどのような支払い条件があるのかを確認しましょう。

必要な書類や申請手続きの流れ、修理業者の見積書などもチェックしておくと準備がスムーズです。インターネットで調べたり、火災保険申請サポート会社に相談すると、思わぬ注意点やコツを知ることができます。申請期限や免責金額の設定にも目を向けることで、不利なく申請が進められます。知識を備えて確実な申請を目指しましょう。

火災保険で補償されないケース

経年劣化や過失による損害、免責金額以下の被害は火災保険の補償対象外となる場合があります。

経年劣化

屋根の劣化

火災保険は自然災害による損害は補償しますが、経年劣化による建物や家財の傷みについては対象外です。例えば、屋根材の色あせや外壁のヒビなど、老朽化による損傷は申請しても保険金がおりない可能性が高いです。

台風被害なのか経年劣化なのか判断が難しい場合は、修理業者の専門的な意見や証拠書類が役立ちます。保険会社への申請時には「いつどのような自然災害が原因で損害を受けたか」を明記し、経年劣化とのちがいを証明しましょう。定期的なメンテナンスや保険契約内容の見直しも大切です。

過失による損害

火災保険は台風被害などの自然災害による損害を補償しますが、居住者の過失によって発生した損傷は原則として補償されません。たとえば、窓を開けっぱなしにしたことによる雨水の浸入、危険な荷物の積み上げによる住宅の倒壊などは保険の支払い対象外です。また、故意や重過失とみなされた場合も保険金はおりません。申請時には被害が自然災害によって生じたことを具体的に説明し、証拠となる写真や報告書などをしっかり準備しましょう。正しい申請方法を理解しておくことで、不要なトラブルを回避できます。

免責金額以下の申請

火災保険には免責金額という、保険金が支払われない最低限度額が設定されています。たとえば、損害額が免責金額を下回る場合、申請しても保険金は支払われません。台風被害の場合でも、小規模な修理や補修で済むケースは免責金額未満となり、申請が認められないことがあります。

契約時に設定された免責金額を確認し、自分の住宅の補償範囲が十分か見直しましょう。また免責には方式が何種類かあるため、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてください!

火災保険の免責金額とは?金額の設定や申請時に注意することを解説します!

保険金の増額申請のコツ

詳細な被害報告や迅速な申請、専門業者のサポート利用で保険金の増額につながる場合があります。

詳細な被害報告

見積もり 事例①

保険金の増額申請を目指す場合、被害の状況を細かく記載した報告書が鍵となります。一つ一つの損傷箇所を明示し、写真や修理見積もりを添えて、「台風による風災」「水災」「落雷」など原因を具体的に特定しましょう。

建物全体の損傷だけでなく、家財や敷地内の細部の被害も記録し、必要に応じて修理業者のコメントや災害救助法の適用状況も盛り込むと説得力が増します。また、保険会社は証拠に基づいた申請を重視するため、提出資料は整理整頓してわかりやすくまとめましょう。丁寧な報告が保険金受取額を左右するポイントです。

被害の発生から申請までのスピード

目安としては事故が起きてから2週間以内には少なくとも電話申請を進めた方が良いです!

台風などの自然災害で被害が発生した場合、火災保険申請はできるだけ早く行うことが重要です。申請まで時間が経過すると、証拠資料や写真が用意しづらくなり、損害の原因が台風によるものか判別しにくくなることがあります。保険会社によっては申請期限が定められているため、建物や家財の被害を確認次第、速やかに修理業者と連携して申請手続きを始めてください。スピーディーな対応が保険金受取額の増額にもつながりやすくなります。疑問があれば火災保険申請サポート会社に相談し、迷わず申請を進めましょう。

火災保険申請サポート会社を活用する!

火災保険請求相談センター

火災保険申請を効率よくかつ確実に進めたい場合、火災保険申請サポート会社の活用がおすすめです。専門の担当者が申請方法や書類の準備をサポートし、複雑な申請手続きのサポートを行います!例えば、被害箇所の証拠写真の撮影、修理業者選定、申請書類の作成などを総合的に支援します!

火災保険請求相談センターでは全国で6000件以上の申請実績があります!

保険会社との交渉行います!また、補償範囲や注意点、保険金の増額申請のコツなど細かな部分もアドバイスを行います!初めて申請する方にも心強いサービスです。期限の管理や複数被害の対応にも柔軟に対応します!

まとめ:台風14号・15号で確実に火災保険申請を行うためのポイント

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台風による自然災害への火災保険申請では、損害の証拠や申請手続き、補償範囲をしっかり理解することが重要です。申請方法を把握し、修理業者の協力を得て、期限を守って申請を進めれば、保険金を有効に活用できます。

不安や疑問がある場合はサポート会社や専門家に相談し、必要な情報を手に入れましょう。台風被害から生活を守る第一歩として、火災保険を最大限に活用して安心した日々を取り戻しましょう。

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記事監修:矢島 弘子


火災保険請求・地震保険請求アドバイス業務に従事。年間200棟の調査を13年間継続して行い、
建物調査後の損害鑑定人との立ち合いや交渉も行っている。外部の敷地内の申請はもちろん室内の汚損・破損の申請や給排水設備の申請も得意とし、
家財保険かけている方が知らないスーツのアドバイスなども行っている
埼玉県春日部市市周辺でも2022年6月3日のヒョウ被害があり
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