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壁紙(クロス)が破損・剥がれてしまった!?火災保険でお得に修理費用を安くする方法!

突発的事故によるクロスの破損

家の壁紙が剥がれてしまうと憂鬱になりますよね。特に、美しく保ちたい住宅の内装が傷つくと、修理費用が気になります。

しかし、火災保険を賢く使うことで、修理費用を抑えることができる場合があります。

この記事では、壁紙が剥がれた場合に火災保険を活用して修理費用を安くするための方法について紹介します。

多くの家庭が火災保険に加入していますが、その補償範囲や申請方法を正しく理解している方は少ないです。

この記事を読むことで、自宅の壁紙修理に活用できる具体的な対策や、火災保険の正しい利用方法が分かります。

火災保険で壁紙の剥がれは補償されるのか?

火災保険で壁紙の破損・剥がれは修繕することが可能です!

しかし、全ての被害が保険申請の対象になるわけではありません。

そのため、申請の対象や申請のやり方を理解したうえで申請することをお勧めします。

では解説していきます!

火災保険の補償範囲について

補償内容 火災保険

火災保険の補償範囲は、基本的に火災による損害だけでなく、風災や水災、落雷、そして盗難など多岐にわたります。

壁紙が剥がれる場合、その原因が例えば自然災害や不測の事故であるならば、火災保険の補償対象となることがあります。

では壁の損傷はどのような補償で解決できるのかご紹介します!

火災保険の補償範囲理解してますか?申請箇所を知れば金額は上がります!!

不測かつ突発的な事故の補償

家具を動かしてしまったことが原因の破損

火災保険の中には、不測かつ突発的な事故による損害を補償する範囲が含まれることがあります。

例えば、家具を誤って動かして壁紙を傷つけてしまった場合や、家の中で起きた予期せぬトラブルによって壁紙が剥がれてしまった場合が該当します。

このような事故は予見が難しく、発生した際の修理費用も高額になることが多いです。

自然災害(風災・水災)による損傷

ガラスの割れ 火災保険

自然災害による損傷は、火災保険で補償される主なケースの一つです。

特に風災や水災による被害は、火災保険の適用範囲に含まれることが多いです。

風災とは、強風や嵐によって建物が損傷を受けるケースを指します。例えば、台風の強風によって屋根が飛ばされる、窓ガラスが割れるなどが該当します。

水災とは、大雨や洪水、津波による建物の浸水や損傷を指します。大雨により屋根から雨漏りし、壁紙がシミで汚れる場合や、洪水によって家の中が浸水し壁紙が剥がれるケースが考えられます。

これらの損傷が発生した場合、多くの火災保険が補償の対象としています。

しかし、適用条件や補償範囲は保険会社によって異なるため、保険証券を確認し、具体的な適用範囲を理解することが重要です。

自然災害による損傷が発生した場合、速やかに保険会社へ連絡し、適切な手続きを行うことが、補償を受けるためのポイントです。

汚損破損の補償

室内汚損

火災保険の汚損破損補償は、突発的な事故や予期せぬ出来事によって発生した損傷をカバーするものです。

たとえば、家具の移動中に壁紙が破れてしまった場合などがこれに該当します。

この補償を適用するためには、事前に保険契約に汚損破損の補償特約が含まれていることが重要です。

具体的な例としては、子供が遊んでいる最中に誤って壁にぶつかり、壁紙が破れてしまうケースが挙げられます。

このような場合、火災保険は修理費用をカバーしてくれることがあります。

【破損・汚損】子供がドアを壊したら火災保険請求で30万円貰えました

補償される具体的なケース紹介

火災保険が適用される具体的な場面をいくつかご紹介します。

また下記の被害に該当しなかった場合でも申請できる場合がありますので

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①家具を動かしたときにはがれてしまった!?

家具を動かした際に壁紙が剥がれてしまった場合。このケースは、不測かつ突発的な事故とみなされることがあります。

不測かつ突発的な事故とは、予期せず発生した一時的な事故を指します。

例えば、大型家具を動かしている最中に壁紙が引っ掛かり、剥がれてしまった場合が該当します。

またその被害を見つけた際は自分で写真を残しておくことをお勧めします。

被害箇所が劣化してしまうと保険申請で不利になってしまうことがあります。

②雨漏りにより壁紙にシミができた場合

雨漏りによるクロスの被害

雨漏りが原因で壁紙にシミができた場合、火災保険で補償される可能性があります。

雨漏りは不測かつ突発的な事故として認められることが多く、その結果生じる損害も補償対象に含まれます。

しかし、経年劣化やメンテナンス不足が原因と判断される場合、補償対象外となることがあるため注意が必要です。

適切な申請を行わないともらえるはずだった保険金がもらえなくなってしまう可能性がありますので知識を得たうえで申請することをお勧めします!

③壁紙に子供が落書きをしてしまった場合

子供の落書き画像

お子さんが壁紙に思いがけず落書きをしてしまうことは、家庭でよくあることです。

このようなケースでも不足かつ突発的な被害として火災保険が適用できる場合があります。

また落書きが判明した際に迅速に写真で証拠を残しておくことが重要です。

お手元のスマホで問題ないです。スマホであれば取った時間の記録もできるため、保険申請を有利に進めることが可能です。

火災保険で壁紙の張り替え費用が補償されないケース

火災保険がカバーする補償範囲には限界があります。具体的には以下のようなケースでは、壁紙の張り替え費用が補償されないことがあります。

しっかり理解したうえで申請を行いましょう!

①経年劣化による損傷

経年劣化で損傷した壁紙

経年劣化による壁紙の剥がれや損傷は、長年の使用に伴って発生する自然な現象です。

この場合、壁紙の素材が劣化して接着力が低下し、徐々に剥がれ始めることがあります。このような経年劣化は火災保険の補償対象外です。

なぜなら、火災保険は突発的かつ偶然の損害を補償するものであり、時間とともに生じる自然な劣化や摩耗には対応していないためです。

例えば、長年放置された壁紙が日光にさらされて色褪せたり、湿度の高い環境でカビが生えるといった状況では、火災保険を利用することはできません。

そのため、経年劣化による損傷を防ぐには定期的なメンテナンスが重要です。

②ペットによる壁紙の損傷

ペットの写真

ペットが壁紙をひっかいたり噛んだりしてしまうことは、ペットを飼っている家庭では頻繁に見られる問題です。

しかし、火災保険の補償範囲にペットによる損傷が含まれるかどうかは、保険契約の条件によります。

ほとんどの火災保険では、ペットによる損傷は「故意または過失による損壊」とみなされ、補償の対象外です。

これはペットの行動が予測可能なためであり、保険の基本的な原則である「偶然による損害の補償」に該当しないためです。

ペットによる損傷を未然に防ぐために、壁際にプロテクターを設置する、またはペット専用の遊具を提供するなどの対策を講じることが重要です。

こうした対策によって、壁紙の損傷を防ぎ、トラブルを未然に防ぐことができます。

③故意に傷つけた場合

壁紙を故意に傷つけた場合、火災保険の補償対象外となります。

保険は通常、偶然かつ予見不可能な状況での損害を補償するものです。

したがって、自分や家族が意図的に壁紙を破損させた場合は、保険適用外となります。

大人が怒りに任せて壁紙を故意に傷つけた場合が該当します。

このような行動は意図的な損害とみなされ、保険補償から除外されます。

火災保険の申請方法と手順

では実際の申請の手順をみていきましょう!

申請のやり方や申請の方法で保険申請が不利になってしまう可能性があります。

そのためしっかり内容を理解したうえで

1.被害状況の確認

セミナー資料

火災保険の申請を行う際には、まず最初に被害状況を正確に確認することが重要です。

壁紙の剥がれや損傷の程度を把握し、写真や動画で記録を残しておくと良いでしょう。

特に、損傷がどのようにして発生したのか、その原因や背景についても詳細に記録することが重要です。

不測かつ突発的な事故や自然災害による損傷であれば、補償の対象となる可能性が高まります。

被害の確認を怠ると、保険申請がスムーズに進まないことがありますので、慎重に行いましょう。

2.保険会社へ連絡

上手い理由とは

壁紙の剥がれや破損が確認できたら、次に行うべきは保険会社への連絡です。

早めに連絡することで、スムーズに手続きが進むことが期待できます。

連絡時には、契約者名や契約番号、被害の発生日時、被害状況を詳しく伝えることが大切です。

また、被害箇所の写真を撮っておくと、後の手続きがスムーズに進むでしょう。

保険会社は状況確認と初期対応を行い、必要な書類を案内しますので、指示に従いましょう。

3.書類の提出

見積もり 火災保険活用

保険会社へ連絡した後、必要な書類を提出するステップがあります。

一般的には、被害状況を詳細に記した報告書や、修理の見積書、写真などが必要となります。

精確な証拠としての写真は特に重要ですので、全体像と詳細部分の両方を撮影してください。

また、保険会社によって求められる書類が異なることがありますので、事前に確認してから提出するようにしましょう。

迅速な対応を心掛けることで、保険金のスムーズな受け取りにつながります。

4.保険会社による審査

保険会社による審査は、提出された書類を基に損害の状況や原因を確認する重要なステップです。

審査は専門的な知識を持つ担当者が行い、被害が保険の適用条件に該当するかどうかを判断します。

審査結果は通常、数週間から1ヶ月程度で通知されます。

5.保険金の受け取り

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保険会社の審査が完了し、無事に認定された場合には、晴れて保険金を受け取ることができます。

補償される金額は、提出した損害見積もり書に基づいて決定されますので、事前に確認しておくと安心です。受け取った保険金をもとに、修理業者へ壁紙の張り替えを依頼しましょう。

迅速に手続きを進めるためにも、スムーズなコミュニケーションを心がけることが大切です。

火災保険申請の注意点

火災保険の申請には注意点も多いです。

何点かご紹介するので理解したうえで申請を進めましょう!

免責の金額には注意!

壁紙の補修費用を火災保険でカバーする場合、必ず免責金額に注意しましょう。

免責金額とは、保険金が支払われる前に自己負担しなければならない額を指します。

例えば、免責金額が1万円であり、修理費用が1万5000円だった場合、保険で補償されるのは差額の5000円だけになります。

このように、免責金額を把握していないと予想外の出費が発生する可能性があります。

多くの場合、免責金額は保険契約書に明記されています。契約時に確認できなかった場合でも、契約書類を再度チェックしてみることが重要です。

免責金額の設定は保険によって異なるため、自分の契約がどのようになっているかを知ることが大切です。

また、修理費用が免責金額を下回る場合、保険金が支払われないこともあります。そのため、修理費用と免責金額をしっかり比較することが必要です。

さらに、免責金額が高額に設定されている保険は、保険料が比較的低く抑えられる傾向がありますが、小額の損傷では保険金が受け取れないリスクも伴います。

自身の家庭状況や予算に応じた適切な免責金額の設定を検討することが大切です。

申請の期限に注意!

申請の期限は事故が発生してから3年以内です。

これは事故の発見してからではなく、事故が起きた事故日からの計算となりますので注意が必要です。

【火災保険申請期限はいつまで?】有効期限と適切な申請法を解説します!

申請は個人では難しいかも・・・

火災保険の申請手続きは、一見シンプルに思えるかもしれません。

しかし、実際には複雑な書類の準備や詳細な提出が必要です。特に、初めて申請を行う場合、どの情報をどのように記載すべきか、どの書類を揃えるべきかなど、多くの疑問が出てくるでしょう。

実際に、一部の書類に不備があれば、申請が遅れることもありますし、最悪の場合、保険金が支払われないことも考えられます。

例えば、書類の一部である被害報告書には、被害状況を詳述し、具体的な証拠(写真や証言)を添付する必要があります。

このため、専門的な知識や経験が求められることが多いです。こうした背景から、専門家のサポートを受けることが推奨されています。

申請代行を行う専門コンサルタントを利用することで、手続きがスムーズに進むだけでなく、適切に保険金を受け取ることが可能です。

まとめ:火災保険を活用して壁紙の修理費用を抑えよう

壁紙のはがれの画像

壁紙の破損・剥がれの被害は火災保険で修理費を捻出することが可能です。

しかし、火災保険は申請主義であり、保険会社が申請できる箇所を教えてくれるわけではなく加入者が理解して申請をする必要があります。

火災保険請求相談センターでは全国で無料調査を行っています!

平均の承認金額は80万円以上です。

少しでも工事費を抑えたいといった場合は是非ともお気軽にご相談ください!

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記事監修:矢島 弘子


火災保険請求・地震保険請求アドバイス業務に従事。年間200棟の調査を13年間継続して行い、
建物調査後の損害鑑定人との立ち合いや交渉も行っている。外部の敷地内の申請はもちろん室内の汚損・破損の申請や給排水設備の申請も得意とし、
家財保険かけている方が知らないスーツのアドバイスなども行っている
埼玉県春日部市市周辺でも2022年6月3日のヒョウ被害があり
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