ゲリラ豪雨は火災保険の対象になるのか
近年異常気象の影響により、ゲリラ豪雨が多発しています。
豪雨を伴った被害として建物が影響を受ける被害として一番多いのが雨漏り被害です。
ゲリラ豪雨の被害は火災保険の対象になる可能性があります!
しかし雨漏りはその原因の特定や申請の仕方によって金額が大きく変わる可能性があります!
どのような申請をすればゲリラ豪雨のような突発的な自然災害は保険適用が可能なのか解説します!
またゲリラ豪雨に伴った落雷の被害も落雷の補償で申請が可能です。
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まずは火災保険の補償をチェック
ゲリラ豪雨で火災保険が使える条件として自然災害の補償に加入しているかという点が挙げられます。
基本的に民間の保険に入っていれば、基本の補償に自然災害の補償も付帯されていることがほとんどですが、稀に保険を安くする等の目的で保証を抜いていたりするケースもあるので念のため確認しましょう!
ゲリラ豪雨の雨漏りの申請はできる!?
冒頭でも書きましたがゲリラ豪雨の被害は雨漏りで保証が可能です!
しかし難しいのはその原因を特定しなければ申請したとしても否決されてしまうことが多いという点です。
簡潔にお伝えすると原因が特定できない雨漏りは火災保険で認められません!
例えば集中豪雨で記録的な雨量が降った影響で雨漏りしても対象にはなりませんではどういった場合に保険の対象になるのか?
それは原因が自然災害に特定できる場合です。例えばゲリラ豪雨に伴う強風で屋根がズレてそこから雨漏りがしているという場合は保険の対象になります。
水災の補償にならないのか?
屋根などの被害が特定できなかったとしても、そもそもゲリラ豪雨自体の被害が水災で申請ができないのかと疑問に思ったのではないでしょうか?
ゲリラ豪雨での雨漏りを水災での申請はできません。なぜならば水災の補償は床下の浸水の補償だからです。
例えば台風で河川の氾濫や集中豪雨に伴った道路の冠水による床下の水濡れが水災の対象であり、上からの被害の補償をしていないからです。
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自然災害での被害を自覚されている方、過去3年以内に被害の工事を行った方はご相談ください。
火災保険金が受け取れる可能性があります。
建物を診断後、火災保険が認められない場合、お客様から費用をいただいておりません。
※一部地域は対象外の場合もございます。詳しくはお問い合わせください。
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ゲリラ豪雨の雨漏りで保険が下りないケース
では具体的にどのような場合に保険がおりなくなってしまうのか?
今まで問い合わせなどでいただいたゲリラ豪雨で保険が思ったように下りなかったケースを見ていきましょう!
原因不明の雨漏り
雨漏りの被害で保険申請の上で最も重要なことは雨漏りの原因を特定することです。
そのため雨漏りの原因が明確でない場合、経年劣化により雨漏りと見なされ保険申請はできたとしても否決されてします。
事故日不明の雨漏り
屋根の被害が見つかったとしてもそれがいつ起こったかわからない場合には保険が承認されなにくい傾向にあります。
ゲリラ豪雨の日に雨漏りが判明したとして、なおかつその原因が屋根の被害が見つかったとしても、その日に強風などの被害がなかった場合は対象外になる可能性が高いです。
そのため屋根が壊れた風災の日を特定する必要があります。
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吹き込みによるサッシからの雨漏り
風を伴う横なぶりの雨などによる雨漏りは補償対象になりません。
よくゲリラ豪雨で吹込みによりサッシから水漏れのケースは多いですが、補償対象外です。
施工不良による雨漏り
火災保険の申請全般において施工不良による被害は対象になりません。
また家を建てた際の初期不良による建物の被害も火災保険の対象にはなりません。
ゲリラ豪雨の雨漏りを保険で直すためには
ではどういった申請であればゲリラ豪雨の被害を有利に進めていけるのかポイントをご紹介します!
屋根被害の原因を特定しよう
当たり前ですが雨漏りの被害原因の90%が屋根被害です!
そのため屋根のこのような状態を確認してみましょう!
雨漏りの発生の可能性が高い屋根被害
- 屋根のズレ・破損の被害がないか?
- 防水シートの破損などはないか?
- 棟板金の浮きや破損がないか?
外壁からの雨漏り被害でも保険がおりる
外壁からの雨漏り被害でも保険が承認できる可能性があります。
屋根と同様に原因が自然災害と特定することができれば対応できる可能性があります。
例えば強風により雨どいが破損してオーバーフローで水が地面に跳ねて外壁から雨水が侵入した場合には火災保険で補償できる可能性は十分あります。
ゲリラ豪雨の申請はプロに相談してみませんか?
火災保険請求相談センターでは全国で火災保険の申請のサポートを行っています。
雨漏りの被害は保険申請の中でもかなり特殊な被害であり、根拠がある資料でなかれば承認率はガクッと下がります。
申請しておりなかったからの後出しの対応では、保険申請は不利になることが多いです。
全国で無料調査を行っております。
質問・ご相談の問い合わせでも問題ございませんのでお気軽にご連絡ください。
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記事監修:矢島 弘子 |
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火災保険請求・地震保険請求アドバイス業務に従事。年間200棟の調査を13年間継続して行い、 建物調査後の損害鑑定人との立ち合いや交渉も行っている。外部の敷地内の申請はもちろん室内の汚損・破損の申請や給排水設備の申請も得意とし、 家財保険かけている方が知らないスーツのアドバイスなども行っている 埼玉県春日部市市周辺でも2022年6月3日のヒョウ被害があり 、関東圏であればどこでも無料点検はすぐにご依頼ください。 損はさせません。 |