公開日:2022年1月24日
火災保険は万能な保険です。 様々な保証がついていますが【知っていないと支払い損をしています】
この記事では、雷雨(落雷)により家電が壊れてしまった際に火災保険で補償が可能なのか、
また、落雷のメカニズムも紹介しています。
参考にしてください。
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建物診断と火災保険の活用を推進しております。
自然災害での被害を自覚されている方、過去3年以内に被害の工事を行った方はご相談ください。
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雷のメカニズムについて
雷が発生するメカニズムを知りましょう。
雷が発生する空には、必ず雲が浮かんでいます。
雲は、太陽光で暖められた地面の湿気が空で水滴になって集まったもので、
空の高い位置にある雲ほど、その水滴が氷の粒に変り大きくなっていきます。
そして、その氷の粒が重くなりすぎて地面に落ち、空に登っていく
雲の中の氷の粒と地面に向かって落ちていく氷の粒がぶつかり、静電気が発生します。
その静電気は雲の中にどんどんたまっていき、一気に放出されるのが雷という現象です。
雷や落雷が発生する場所は予測できるのか
では、雷がいつどこで発生するのかはどのようにわかるのでしょうか。
実は、気象庁では全国30ヶ所で雷が発生させる電波をキャッチし、雷がいつどこで発生するかを予測する「雷レーダー」によって情報を公開しています。
気象庁のホームページやお天気アプリでは、雷の強さや雷が発生する可能性を10分ごとに更新しているので、チェックしてみましょう。
雷の威力は家庭用の電気の100万倍
雷の威力は相当なものです。雷は電気ですので、
電気を流そうとする力である電圧の単位「ボルト(V)」で表わすと、約1億ボルトにまでのぼるといわれています。
家庭用の電気の強さは100ボルトですから、雷の力は家庭用の電気の100万倍です。
理由として、短い時間で強い電流(雷サージ)が発生し電線やアンテナから強い電流が流れることで、
家の中の家電製品が破損してしまうことがあります。
また、落雷により雷サージが起こると
「停電が起きる」「家電が機能しなくなる」「インターネットがつながらなくなる」
などのトラブルが発生します。
雷から家電を守る方法
家電を雷サージから守る方法を見てみましょう。
下記に雷サージにより家電が壊れるケースを以下に紹介しています。
電源ケーブルを通じて雷が入り込む
落雷により、電線を通じて自宅内まで規定以上の過電流を発生させることがあります。
この雷サージは、電源ケーブル以外にもLANケーブルなどからも伝播することがあるので、
LAN接続している全ての家電が故障するリスクがあります。最近はIoT(物のインターネット)を取り入れている住宅も多いので、注意が必要です。
電話線を通じて雷が入り込む
電線だけでなく、電話回線を経由して雷サージが発生する場合もあり、この場合も電話線だけでなく、LANケーブルなどからも伝播する可能性があります。
落雷しなくても機器が故障することがある
実は、雷サージは雷が発生する前の大気が不安定となった段階から発生することがあり、
落雷しなくても家電に影響を与えることがあります。
対策法として
対策方法
●電話線をモジュラージャックから抜く ●電源ケーブルをコンセントから抜く ●事前の予防策として電源タップを雷サージに対応したものに変える |
完全に雷サージを防止することはできないのですが、外出しているときにコンセントから電源ケーブルを外せない場合には有効です。
最近は、電源タップ以外にも電話回線も合わせて雷対策できる電源タップも発売されているので、
ホームセンターなどでチェックしてみてください。
停電による家電故障事例
下記に故障事例を紹介しています。
故障事例
●急激な電圧の変化により家電が故障する
事前に停電がわかっている時の対策として
計画停電のように、事前に停電することが通知されている場合は、コンセントから機器を外しておき、パソコンなどはLANケーブルも外しておくことをおすすめします。
雷による被害は火災保険で補償される?
落雷が原因の火災や家電のトラブルなどの被害が出るリスクはゼロではありません。
その万が一のトラブルのときに強い味方になってくれるのが、火災保険です。
火災保険の契約を結んでいる住宅やその中にある家電に、落雷による被害が発生したときは、
火災保険によりその損害を補償することができるようになっています。
一般的な火災保険の場合、「火災・落雷・破裂・爆発」による被害は基本補償に含まれていますので、ほぼ補償されると思って問題ないでしょう。
火災保険で補償される落雷の被害例を紹介
以下、火災保険で補償される落雷の被害事例を紹介しています。
被害事例
※隣家の補償は賠償責任保険の対象●家のアンテナに雷が落ちてテレビが壊れた
●雷サージの影響でエアコンが壊れた
このように、落雷により住宅や家電にトラブルが発生した場合は、火災保険の補償対象になるケースが多くなります。
最後に、雷による被害が出たときに気をつけたいポイントを紹介しましょう。
火災保険で選択する保険の補償対象を確認しておく
火災保険では補償対象をセレクトすることができます。そのため、
補償対象によっては雷による被害が補償されない場合があるので注意が必要です。
契約時に補償対象を決めることになるので、今現在加入している火災保険の対象がどうなっているのか、確認しておきましょう。
ちなみに、賃貸の場合は、一般的にオーナーが「建物」部分の火災保険に加入しているので、賃貸契約者は「家財」部分の火災保険に加入することになります。
火災保険請求では落雷は珍しい
台風や雪害、衝突で年間2回・3回申請できるのが火災保険申請です。
しかし、保険会社が注意喚起するのとは別に素人が申請をして0円だったり全然お金がもらえないと相談に来ることがあります。
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記事監修:矢島 弘子 |
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火災保険請求・地震保険請求アドバイス業務に従事。年間200棟の調査を13年間継続して行い、建物調査後の損害鑑定人との立ち合いや交渉も行っている。外部の敷地内の申請はもちろん室内の汚損・破損の申請や給排水設備の申請も得意とし、家財保険かけている方が知らないスーツのアドバイスなども行っている東京都西東京市周辺でも 2021年10月7日の地震被害はあり、関東圏であればどこでも無料点検はすぐにご依頼ください。 損はさせません。 |