火災保険の【二重加入】で二重申請はバレないのか?メリットはあるのか?解説します!
そもそもタイトルに疑問を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
二重加入は文字通り違う保険会社の火災保険の商品を同じ物件に掛ける事をさしています。
今回は二重加入の部分とその保険申請について解説していきます。
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火災保険の二重加入はそもそも違法じゃないのか?
火災保険の二重加入は結論からお伝えすると違法には当たりません。
私も6年以上火災保険申請の営業をしていますがケースとしてはあまり多くはありません。
二重加入しているケースとして一番多かったのは『共済』と『民間』の火災保険に両方入っているケースです。
理由は民間の火災保険で加入していたがJAの付き合い等があり断りきれず共済保険も加入したといった理由が多いようです。
また他の理由として挙げあられるものとしては下記のようなケースが多いようです。
その他二重加入をしているケース
- 保険を期限切れだと勘違いしていて違う保険会社に加入してしまった。
- 住宅ローンを借りたときの火災保険の期限を誤って認識していて他の保険に入ってしまった。
- 建物の増築に伴い別の会社での保険契約をしてしまった。
その他の理由という面で見ても、加入者自ら望んで二重で加入しているといったケースは少ないようです。
確かに保険を販売する側としても、その会社の専任の保険販売店であれば自社の優位性をアピールして切り替え提案をするのが基本で、複数扱っている代理店も複数加入の提案しないかと思うので必然的に前向きな理由は少ないと言えるでしょう。
では二重加入の場合の申請方法を見ていきましょう。
火災保険の二重加入の二重申請は2倍もらえるの?
では皆さんここが一番気になっていると思います!
加入保険が2社であれば保険が2倍下りるのか!そこが一番気になっていると思います。
結論からお伝えすると2倍もらえる事はありません。原則建物の最初に設定した掛け金以上にもらえる事はありません。
二重で保険をかけていた場合、支払いはその保険会社が分けて補償するイメージです。
例えば建物の評価額が1000万円であればA社が500万円・B社が500万円といった具合で保障されます。
掛けている金額によってはA社700万B社300万といった事もありますが、どちらにせよ評価額を上回るといった事はありません。
また別ケースとして火災保険と家財保険を会社が別で加入している場合は通常通りの支払いがされます。
二重加入しているメリット
二重加入のメリットとしては2点あります。
①保険会社を分けてリスクヘッジに!
火災保険の会社が違う場合、当然保険の担当者や鑑定会社は保険会社によって異なります。火災保険の本来平等に支払われるべきものですが、承認は保険担当者と鑑定会社によって大きく変わってしまう事は否めません。
ですので保険会社を分ける事によって、極端に承認金額が少なかったり、全額否決といった事態避ける事が可能です。
また、一方の会社でのみ保険の承認金額が芳しくない場合、もう一方の保険会社が下りたという事実を元に交渉をすることが可能です。
②保険が満額支払われやすい?
私たちはあくまでも保険会社ではないので確実にとは言えませんが、二重加入している方は今までの経験上は満額承認されやすい傾向にありました。
もしかしたらですが支払いが按分されて1社あたりへの請求金額が少なくなるのがその要因かもしれません。しかしこれはあくまでも推測の域を出ていないので参考程度にお願いします。
一方を解約する事もあり?
上記でメリットには何点か触れましたが、保険料がどうしても一社より割高になってしまう事は確実の為上記のメリット程元が取れるのかというと何とも言えないところです。
また申請を別々で行うため、金額だけでな事務処理的な手間も2倍になってしまいます。
途中解約した場合でも払い戻しの返戻金は支払われるため、一方の保険を解約してしまう事も一つの方法ではあるかと思います。
- 火災保険は二重加入・二重申請可能
- 二重で加入しても評価額以上下りる事はない!
- 場合によっては一方解約も視野に入れる事も検討した方が良い!
今回は少し特殊なケースの火災保険の【二重加入】とそれに関する【二重申請】を取り上げましたがいかがだったでしょうか?
また申請のやり方等も様々な方法があり、これからもしっかり特集していきますのでチェックしてみてください。
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