更新日:2023年6月29日
「雨漏り被害は、火災保険の申請対象になる?」
「雨漏りの応急処置にはどのような方法がある?」
雨漏りの原因によっては、火災保険請求で0円になるか120万円以上になるかという真実をご存じでしょうか?
支払われる金額は、対応する職人や火災保険会社によって大幅に変わります。
火災保険請求相談センターにお問い合わせいただければ、保険金がおりやすい保険会社などをプロの目線からアドバイスいたします。
また、この記事では雨漏りの原因や対策なども網羅してお伝えしていますので、ぜひ最後までお読みください。
少しでも雨漏りの原因が台風と疑っている場合は、年中無休の電話相談で質問していただければと思います。
【TEL問い合わせ7:00~20:00年中無休】
【24時間メール対応中!年中無休!】
お問い合わせは上記画像をクリック
火災保険請求相談センターでは、お客様が加入している火災保険を使った無料修繕やお金を手元に残すご提案をしております。
実績として、2021年の台風10号でも平均120万以上の保険金が支払われています。
2021年の関東の地震で震度3の地域でも500000円認定が続出しているため、詳しく内容が知りたい方は、下記の記事をあわせてお読みください。
サッシなどの窓枠から雨漏りする原因とは? 台風による影響はあるの?
家を設計する時に、採光・通風を考慮しながらデザイン性を持たせるために必要になるものが窓です。
その窓にはサッシがついていて、雨漏りがしないような構造になっています。
しかしながら、何らかの理由でサッシに不具合が起き、雨水が浸入してきてしまうことがあります。
雨漏りの原因として考えられるのは、以下の通りです。
それでは、見ていきましょう。
サッシのコーキングの劣化による雨漏り
サッシからの雨漏りする原因として、コーキングの劣化が挙げられます。
コーキングとは、サッシと壁の隙間を埋めるために施す防水材のことです。
コーキングをすることで、雨水が建物に入り込むのを防げますが、コーキング材は時間や災害の影響で劣化します。
コーキングが劣化してしまうと、割れてヒビが出現したり剥がれたりするため、雨水の侵入を防げません。
サッシからの雨漏りを防ぐためには、定期的な点検とコーキング材の補修が必要です。
外壁のひび割れによる雨漏り
外壁のひび割れも、サッシからの雨漏りで考えられる原因です。
外壁のひび割れ箇所から雨水が侵入して、サッシとつながってしまうと、雨漏りを引き起こします。特に台風や竜巻などの自然災害は、外壁の劣化に影響を与える大きな要因です。
外壁のひび漏れによる雨漏りを防ぎたい場合は、定期的な建物のメンテナンスと修復が重要になると覚えておきましょう。
引き違い窓のサッシから雨漏り
雨漏りしている窓のタイプが引き違い窓だった場合は、開閉部分の隙間が原因かもしれません。
引き違い窓とは、2枚以上のガラスが互い違いになっている家庭で一般的に使用されるタイプの窓です。
引き違い窓は、スムーズな開閉ができるように必ず隙間があります。
もし、台風や集中豪雨などで雨漏りする場合は、雨水をタオルで拭き取り対策しましょう。
特に修理する必要はありませんが、定期的なメンテナンスは実施してください。
窓上部の換気扇や配管から雨漏り
窓の上部に換気扇や配管が設置してある場合は、サッシが原因ではないかもしれません。
外に設置してある換気扇や配管には、雨漏りしないように工夫が施されています。
しかし、台風や竜巻の影響で壊れてしまう可能性もあるため、注意しなければなりません。
換気扇や配管を通じてサッシから雨漏りする場合は、経年劣化や防水対策の不備が考えられるでしょう。
1度、専門業者に確認してもらうのがおすすめです。
サッシからの雨漏りを防ぐための5つのチェックポイント
サッシ廻りから雨漏りがしているように感じた時は、どのようにしてチェックすれば良いのでしょうか。
まずは、以下の5つのポイントをチェックしてみてください。
それでは、詳しく解説します。
窓際のコーキングをチェックする
まずは、窓際のコーキングをチェックしましょう。
窓枠のコーキングは経年劣化しやすいため、コーキングが不具合を起こして雨水が浸入してくることは少なくありません。
コーキングのひび割れや剝がれが確認できた場合は、コーキングの劣化が原因かもしれません。
窓の上部に設置された配管・換気扇などが外部にでていく部分をチェックする
配管部分から雨水が浸入しないように傾斜が付けられていることがほとんどなのですが、傾斜が足りない場合に室内へ雨水が入ってきてしまうことがあります。
外部への接続部分のコーキングも、劣化していないか確認しましょう。
サッシ周辺の外壁をチェックする
サッシ周辺の外壁にクラック(ひび)が入っていたり、小さな穴が開いていたりする場合は、雨水が浸入するリスクが高くなります。
どんな小さなクラック・穴も見逃さないようにチェックしましょう。
引き違い窓のサッシをチェックする
引き違い窓の場合、前後にサッシがありますのでサッシを動かすレールが設置されています。
真横からの強風と共に、雨水がレールに設置されたサッシの隙間から浸入してくる場合がありますのでチェックしましょう。
サッシ付近の屋根をチェックする
雨漏りが発生したサッシの近くに、屋根がないかを確認してみましょう。
屋根と外壁の境界部分のクラックや小さい穴も、雨漏りの原因となりますので確認する必要があります。
火災保険請求相談センターでは、無料放水点検も実施可能です。下記のリンクからお気軽にお問い合わせください。
【TEL問い合わせ7:00~20:00年中無休】
【24時間メール対応中!年中無休!】
ガラスのヒビなどで300万円以上認定事例もあり!
画像クリックして問い合わせお待ちしております。
サッシからの雨漏りの具体的な対策とは?
次に、サッシからの雨漏りの具体的な対策を紹介します。
サッシのコーキングは、毎日紫外線や風雨といった自然環境に晒されているので、非常に劣化しやすい状態になっています。
そのため、10年に1回程度の定期的なメンテナンスが必要です。
もし劣化したコーキングを放置してしまうと、雨水が進入して雨漏りが発生してしまいます。
雨水の浸入をそのままにしておくと、住宅の内部が浸食され基礎部分が腐食し大工事に発展してしまうでしょう。
雨漏りを放置することで、最悪の場合は家の立て直しをする羽目になってしまいますので、早急な対処が必要になります。
具体的には、以下のような方法で対処します。
それでは、詳しく見ていきましょう。
コーキングの打ち替え
コーキングの打ち替えとは、もともとあったコーキングを完全に取り除き、新しいコーキングを充填する方法です。
しかしながら、もともとのコーキングを完全に取り除く作業を行うためには時間がかかるため、コストの面でも高くなることが予想されます。
コーキングを新築同様の状態にできるというメリットもあります。
コーキングの増し打ち
コーキングの増し打ちとは、もともとのコーキングはそのままにしておき、その上から新しいコーキングを乗せていく方法です。
この方法は、コーキングの劣化状態がひどい時には採用できませんが、打ち替えと違いもともとのコーキングを完全に取り除く必要がないので、コストは安く済みます。
しかし、新旧のコーキング同士の相性が良くないと、剥離が起こるリスクがあります。
窓枠に防水テープを貼って雨漏りを防止する
手軽にサッシの応急処置をしたい場合は、防水テープがおすすめです。
防水テープを雨漏りしている箇所に貼ることで、一時的に雨水が侵入してきません。
さらに、防水テープは簡単に入手できるだけでなくお財布にも優しいです。
現時点で、雨漏りしていない家庭も1個購入しておけば、トラブルに迅速に対応できるでしょう。
しかし、あくまで応急処置であり根本的に解決するわけではありません。
雨水の吸い取りをする
雨漏りに有効な手段として、雨水の吸い取りが挙げられます。
雨漏り箇所にタオルやバケツを用意することで、家具や内装への被害を最小限に食い止められるでしょう。
すぐにサッシの修理ができない場合や効果的な応急処置がしたい場合は、雨水の吸い取りを検討してください。早急に対応することで、水濡れによる壁紙の剥がれやカビ発生を未然に防げます。
サッシなどの窓枠修理にかかる費用の相場とは?
防水テープの貼り付けや雨水の吸い取りは、修理ではなく応急処置です。
根本から雨漏りを解決したい場合は、専門の修理業者に依頼する必要があります。
専門の修理業者に依頼した場合の相場は、約5〜15万円です。
サッシを取替えた場合は、約15万円かかりますが、一部分の場合は5万円程で修理できるでしょう。
台風などの自然災害によってサッシから雨漏りが発生した場合は火災保険が使えるかもしれません
台風や竜巻の被害でサッシから雨漏りした場合、経年劣化と判断されなければ火災保険が適用されるかもしれません。
契約者様に被害の自覚がない場合でも、保険金が支払われた事例は多々存在します。
火災保険請求相談センターは、無料で家の被害を調査しているため、少しでも台風被害で気になる箇所がありましたら、お気軽にお電話ください。
【TEL問い合わせ7:00~20:00年中無休】
【24時間メール対応中!年中無休!】
被害自覚がないお客様でも120万円以上保険金貰える可能性が93%
火災保険申請で大切なことは、被害を受けたことを証明できるように忘れずに写真を撮っておくことです。
保険会社に火災保険の申請をする場合は、必ず証拠となる「写真」が必要となります。
火災保険の申請の時効は3年間なので、3年以内であれば後から申請できますし、緊急の場合は先に工事を行ってから申請する事もできます。
なお、写真の撮り方のポイントは2つです。
まずは、サッシ周辺のコーキングが剥がれてきているなど「被害状況がわかる写真」を撮影しましょう。
そしてもう1枚は「建物全体の写真」です。
火災保険の申請を行う際に写真は必要になるので、この2パターンの写真を撮影しておきましょう。
自然災害による被害の場合はすぐに写真を撮る
台風や大雨などの自然災害が原因でサッシ周辺から雨漏りが起きている場合は、火災保険を活用した工事ができる可能性があります。
火災保険は、火事の被害だけでなく、地震・津波・噴火を除く自然災害による被害を補償してくれる住宅の総合保険です。
その対象となるのは、住宅そのものである「建物」とその建物の中にある家具などの「家財」です。
火災保険加入時に「建物だけ」「家財だけ」「建物・家財両方」という3パターンの中から補償対象をセレクトすることになりますが、サッシは「建物」の中に入りますので、「家財だけ」をセレクトした場合は補償対象になりません。
もし、自然災害により被害が発生した時に「建物だけ」の火災保険に加入していた時は住宅部分だけ「家財だけ」の火災保険に加入していた時は家具のみ、「建物・家財両方」の火災保険に加入していた時は住宅も家具も補償される仕組みになっています。
サッシ以外の雨漏りはサーモグラフィー調査することも
サッシの雨漏りはすぐに原因がわかることが多いのですが、他の雨漏りはなかなか原因が突き止められません。
その際に行うのが、赤外線サーモグラフィー調査です。
赤外線サーモグラフィー調査は、高感度赤外線カメラを使用して雨漏りの原因を突き止める方法で、雨漏りが疑われる箇所を専用のカメラで撮影して精査します。
サーモグラフィーの温度分布画像の色の違いを確認することで、どこで雨漏りが起こっているのかを正確に突き止められるというわけです。
正確に突き止められる理由として、雨漏りが起きている場合、雨水が浸入している部分だけ温度が下がるため違いが出てくるためです。
ただし、温度差は1℃ほどなので、サーモグラフィーカメラを使用しなければはっきりと区別できません。
赤外線サーモグラフィー調査による雨漏りの発見率は99%とも言われているので、確実性の高い調査と言えます。
火災保険で900万円降りてサーモグラフィーで突き止めて修理した事例もお問い合わせから!!!
調査に向いている建物と向いていない建物
赤外線サーモグラフィー調査は、どんな建物でも使用できるわけではないというデメリットがあります。
赤外線サーモグラフィー調査ができるのは、以下のような建物です。
- 全面が道路に面している建物
- 立地場所が角地の建物
- 調査対象となる部分と隣地の距離が5m以上離れている建物
- 雨漏りがサッシや壁際からも起きている建物
上記の条件を満たさない場合は、赤外線サーモグラフィー調査を行えません。
サーモグラフィーを使うと雨漏り以外も突き止められる?
赤外線サーモグラフィー調査を行うと、雨漏り以外の欠陥を発見できる可能性があります。
見つけられる欠陥は「結露」と「断熱材の欠損」です。
結露は、赤外線サーモグラフィーの「断熱アラーム」という機能で、欠陥があるのかわかります。
例えば、設定温度を20度にしておくとその温度を下回る18度の場合は緑や青などで表示されます。
壁の裏の状態はなかなか知れないため、このような機会を有効に使うことで被害を最小限に食い止められるのです。
続いて、断熱材の欠陥についてですが、断熱材に不具合が発生すると冷暖房を使用した時のエネルギーロスが大きくなります。
エネルギーロスについても、赤外線サーモグラフィー調査で確認できます。
少しでも怪しいと思われる箇所は、赤外線サーモグラフィー調査のタイミングで徹底的に調べましょう。
すべての欠陥を100%発見することはできませんが、普段目視ができないような場所の細かい異変に気づける調査ですので、住宅を長持ちさせるためには有用だと言えるでしょう。
また、赤外線を当てるだけなので建物そのものにダメージを与えることがないのもポイントです。
赤外線サーモグラフィー調査を行うと、雨漏り以外の欠陥を発見することもできます。
サッシからの雨漏りでよくある質問とは?
最後に、サッシからの雨漏りでよくある質問を紹介します。
それでは、詳しく解説します。
サッシなどの窓枠から雨漏りした場合はDIYでコーキングできるの?
サッシを補修するためのコーキングは、DIY可能です。
しかし、被害箇所が少ない場合や応急処置に限ります。
サッシの何カ所からも雨漏りが起きた場合は、専門業者に修理を依頼するのが確実でしょう。
サッシのコーキング材は、ホームセンターで購入できます。
できるだけ費用をかけずに雨漏りを直したい場合は、DIYを検討してください。
マンションの窓枠から雨漏りした場合の対処法とは?
マンションの窓枠から雨漏りしている場合は、修理する前に管理会社か大家さんに連絡しましょう。
修理費用を自分で負担するかは、共用部での雨漏りなのかなどさまざまな要素が絡んでくるため、一概にはいえません。
しかし、明らかに自分の過失である場合は、自己負担で修理しなければなりません。
例えば、不注意でサッシ部分を壊してしまったなどです。
まずは、管理会社か大家さんに連絡しましょう。
雨漏りは早めの対策が必要! 自然災害で雨漏りした人は今すぐ相談してください
このように、雨漏りは住宅にとって大きなダメージになってしまう可能性があります。
少しでも雨漏りが起こっているような異変に気づいた時は、すぐ専門業者に調査をしてもらうことをおすすめします。
また、専門業者に依頼した場合の修理費は火災保険で申請できるかもしれません。
火災保険請求相談センターでは、プロの目線でお客様の雨漏りに関する悩みを解決します。
ぜひ、お気軽に電話かメールでご相談ください。
建物診断と火災保険の活用を推進しております。
自然災害での被害を自覚されている方、過去3年以内に被害の工事を行った方はご相談ください。
火災保険金が受け取れる可能性があります。
建物を診断後、火災保険が認められない場合、お客様から費用をいただいておりません。
※一部地域は対象外の場合もございます。詳しくはお問い合わせください。
【2021年では200件以上の建物調査を行い 93%以上の確率で平均120万円の火災保険金・地震保険金】が受給できました。
※被害自覚なくても無料点検オススメします
【TEL問い合わせ7:00~20:00年中無休】
【24時間メール対応中!年中無休!】
記事監修:矢島 弘子 |
---|
火災保険請求・地震保険請求アドバイス業務に従事。年間200棟の調査を13年間継続して行い、建物調査後の損害鑑定人との立ち合いや交渉も行っている。外部の敷地内の申請はもちろん室内の汚損・破損の申請や給排水設備の申請も得意とし、家財保険かけている方が知らないスーツのアドバイスなども行っている山梨県甲府市周辺でも2021年12月3日の地震被害はあり、関東圏であればどこでも無料点検はすぐにご依頼ください。損はさせません。 |