大雪で住宅に損害を受けた場合加入している【火災保険】で【保険金】を受け取ることができます。
過去の雪害での火災保険支払い事例を元にどういった住宅の箇所が対象になるか、また承認単価はどのぐらいなのかをみていきましょう。
雪害被害での火災保険金支払い金額は平均120万円超え
での平均認定金額は平均で120万円を超えております。
大雪での被害は高所に起きやすく法律的にも保険会社的にも【仮説足場代】が安全対策として認定される為、保険金の受給金額が高くなります。
雪害申請は件数が実は多い
参照元URL:どんなときに支払われるの? 保険金お支払い件数ランキング
弊社のサービスでも東北地方の問い合わせが多いのですが、実は関東圏でも2014年の大雪・2018年の大雪で高額認定になっております。
その他雪が降らないと思われる九州や東海でも市町村によっては山よりで降雪があり損害が出ております。
2014年の2月7日・2月14日の大雪で2900億円の支払い(関東圏)
参照元:日本損害鑑定協会 HP
現場の鑑定人資格を発行している、
日本損害保険協会の過去の支払い実績です。
関東圏のみで約2900億円の支払いになっております。
関連記事:火災保険の補償範囲理解してますか?申請箇所を知れば金額は上がります!!
2021年の1月7日の大雪で400億円の支払い(全国)
参照元:PDF資料による支払い実績 2021年1月7日の大雪
平均単価で示すと1件あたり650000円の認定額になります。
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約2倍の火災保険請求相談センターは何をしているのか
素人の人が申請した場合と弊社とで55万円の平均認定額がなぜかわってくるのか解説いたします。
保険会社がみる目線での事故報告書になっている
火災保険の雪害被害にも、いろいろな保証がついているのが火災保険・火災共済です。
- 台風や春先の爆弾低気圧での風害被害
- 埼玉県越谷市などで発生した竜巻被害
- 東京都北区などで発生したヒョウによる被害
- 泥棒が入ろうとして壊したガラスなどの保証の盗難
- 子供が壊した被害・水漏れが発生して汚れた洗面所の下などの汚損・破損
- 荷物の配送の際にぶつかった運搬車や車などの衝突
- 雷が落ちて、アンテナやエアコンが壊れた場合の落雷保証
これらがほとんどの火災保険で対象になるのですが、実際に使用したことがある人が少なすぎるため、報告ができずに損害のままにしているのが現状です。
これ以外にも【家財保険】に加入していれば
- TVが壊れた
- パソコンが壊れた
- 冷蔵庫が壊れた
- 時計が壊れた
- スーツが破けた
- 布団が濡れた
なども原因によっては家財保険をかけている会社に申請をすれば認定になる可能性があります。
またこれも知られてない事実ですが、先に修理をしてしまっても後から保険金の請求が可能です。
修理を先にしてしまっても見積もりがあれば請求は可能
台風時や大雪が溶けたあとに、損害に気づいて急いで工務店に修理を依頼してしまっても後から請求が可能です。
全額認定されるかは保険会社の判断になりますが請求権があることは覚えておきましょう。
塗装した後でも雨樋請求して承認された建物は数多くある
塗装は保険申請として無責(0円)判定になる場合がほとんどですが、塗ってもらった会社に問い合わせをすると実はサービス工事で棟板金の釘を打ち直ししていたり、
コーキングで瓦を補修していたりします。
そういった施工写真があれば風害・雪害申請が可能です。
また塗装でいう付帯物の雨樋は、塗ってしまっても曲がりなどがあるケースが数多く見受けられます。
塗装屋さんは修理業者ではないので、雨樋の勾配が問題ないのか?という目線での見積もりではないので申請ができる損害になります。
保険金請求書・事故報告書は記入よりも資料が大事
大雪被害で申請を行うと保険金請求書や事故状況報告書などが送られてきます。
ここを細かくかくよりも業者の資料が重要になります。
大雪被害の情報
上記の損害額が増えている背景にはもちろん大雪が降っているということになります。
特に雨樋の曲がりや、屋根材の被害は住んでいる人の自覚がないことがほとんどです。
2018年は関東でも大雪となった
関東圏でも20cm以上の大雪がふりました。
降雪地域では、カーポートや雨樋の金具のピッチが狭く雪害対策ができておりますが、関東では耐雪としての構造物でないため
被害が多くありました。
2014年は関東でも大雪となった
2月7日と2月14日のバレンタインデーに大雪が降りました。 これは2018年よりも多く、青梅市などでは70cmを超える
大雪となり、山梨県の甲府市では降雪後すぐにJA共済が最少額での認定をまわっていましたが、再交渉して金額をあげるコンサル依頼が多数ありました。
プロがチェックする火災保険請求での雪害箇所とは
プロが現場調査や建物診断で見る箇所を解説していきましょう。
雨樋の軒・竪・金具・デンデン・繋ぎ・集水器
写真の軒の曲がりが一番多い被害になります。
その軒の交換をするにしてもどの長さを交換するか、既存品が廃番になってないかをチェックします。
廃番の場合には、竪樋も交換で認められます。
カーポートの屋根材・フレーム
大雪による重みで、カーポートの屋根材が沈んだり骨組みのフレームが曲がっていたりする被害は住んでいる
お客様の認識も高い部位ですが、屋根材だけでなく骨組みも曲がっていたら全て撤去・処分ですべて交換で認定されます。
室内の雨漏り
降雪地域では毎年、春になると雪解け後の雨漏り問い合わせが増加します。
その原因によっては雪害ではなく給排水設備での申請になる場合もあります。
関連記事:オーバーフローが原因の雨漏りは火災保険請求のご検討を
付帯物の点検
雪の重みで換気カバーがへこんでいる、破風がはがれかかっているかなどを細かくチェックします。
まずは火災保険請求相談センターにご相談ください
保険会社に直接相談したお客様相談で最も多いのが最初から火災保険請求相談センターに問い合わせをしておけばよかったいう意見です。
金額が口頭での保留の際にはまだ交渉の余地がありますが、支払い後に納得いかないと被保険者様が言ってもそこから覆すのは時間がかかります。
場合によっては保険会社側の弁護士がすぐに出てくるケースもあります。
気になったその時が問い合わせの時です。
どんな保険会社がおりやすい保険会社か?などどんな質問でもお待ちしております。
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