記事監修:矢島 弘子 |
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火災保険請求・地震保険請求アドバイス業務に従事。年間200棟の調査を13年間継続して行い、建物調査後の損害鑑定人との立ち合いや交渉も行っている。外部の敷地内の申請はもちろん室内の汚損・破損の申請や給排水設備の申請も得意とし、家財保険かけている方が知らないスーツのアドバイスなども行っている |
2021年の春先の爆弾低気圧で千葉県大網白里市のお客様からお問い合わせがあったお客様での火災保険請求を行いましたが最初の判定では無責。
そこから交渉して覆した実績を記事にしました。
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千葉県大網白里市 火災保険請求で【無責】から交渉して70万超えの認定
AIGに加入しているお客様で通常通りに建物調査を行いお客様の方で2021年2月15日の強風で申請を行いました。
最初の問い合わせ内容としては隣人から【下り棟の板金が浮いている】という指摘がありネットで検索してもらい弊社にお申込みをもらいました。
損害の内容
・下り棟の浮き
棟板金自体が浮いている=すぐに雨漏りするわけではありませんが下地の貫板が腐って徐々に雨漏りが発生します。
風水害の保証が入っている火災保険であれば是非共申請して治しておきたいところです。
・雨樋の曲がり
雨樋も半丸か角樋かで保険申請内容がかわります。
半丸であれば保険申請のルールに従い壊れているスパンのみの修理見積もりになりますが、角樋の場合はメーカーによってサイズに多少かわってきますので既存品と同等のが生産されているか確認した上で見積もり作成に入ります。
その他の部位でも基礎と外壁部の【水切り板金】も交換での工事であれば工数がかかりますので修理なのか交換なのかの判断はゴールから逆算して作成する必要があります。
最初の無責判定になった経緯
弊社の実績でも93%は火災保険申請の結果認定されております。
しかしこの記事のように交渉をしなくてはいけない場合もあります。
千葉県大網白里市のお客様の場合、保険会社が現場にきた訳ではなく、資料のみの精査でAIGの支払い部署の担当者が無責と判断しました。
理由としては2点です。
- 家の機能に問題がない
- 明らかな風害とは言い難い
という旨の連絡だったとのことです。
交渉して70万超えの認定
交渉する流れでは、保険をかけている被保険者のお客様から納得いかないと連絡を入れてもらい、現場にきてもらうことにしました。
保険会社から派遣された鑑定会社が現場にきてすぐに雨樋と棟板金を認定する話になりました。
元鑑定人が教える不払いの現場とは!?火災保険請求相談センターが教える不払い部位ランキング
保険認定がゴールではない
弊社としてのゴールは折角のお支払いしている保険の有効活用です。
今回の2021年2月の爆弾低気圧の風害以外にも今後、落雷で申請するかもしれないですし、雹が降って申請するかもしれません。
自然災害は時に突発的に猛威を振るいます。 その知識と何度も請求をかけられるようにしていくことです。
海沿いなので風害の可能性が高くなります
房総半島の近くは常に強風にさらされております。 2019年の千葉の台風では棟板金が飛んですべて交換していても2年間で下り棟が浮いてきておりました。
このように次の申請まで含めてどこの部位を費用を抑えて修繕するのかも含めたトータルコンサルティングを心がけております。
また、地震保険に加入していれば2021年に2度一部損害を認定している事例や室内の障子の認定事例などもお客様と共有し意識を高めて頂くのも仕事の一環です。
全国の海沿いの強風地域の皆様にこの記事が届くように日々コンテンツを更新しております。
現在2か月毎日どんな現場でも終わったら記事を書いて火災保険請求の周知活動を行っております。
会社の姿勢が顧客満足度につながると信じております
インターネットの発達により、火災保険申請会社が増えてきました。
広告を出せば問い合わせは増えます。
しかし火災保険請求相談センターのプロとしての本気は様々な保証を伝えたり会社としての存在意義を火災保険かけている皆様に伝えて広げることです。
一過性のビジネスではなく、台風の際には養生を無料で行う業者の一つとして覚えて頂くことで弊社としてのビジネスチャンス以外にもお客様の安心を
お伝えしております。
千葉県以外でも保険請求対応しております
基本的には茨城・群馬・栃木を含めた関東圏での対応ですが、大きな建物や損害の状況によっては九州・東北・東海・関西も都度対応しております。
取引先もございますのでまずはお問い合わせお願い申し上げます。
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