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【雨どいの修理にかかる費用はいくら?】修繕費を安くする方法もご紹介!

台風10号 軒樋変形被害

雨どいの修理にかかる費用を知りたいと考えている方が多いのではないでしょうか。

特に自然災害が頻発する地域では、早急な修繕が求められます。

この記事では、雨どい修理の一般的な費用相場、修繕費用を抑える具体的な方法について詳しく解説します。

この記事を読むことで、雨どいの修理に必要な情報を網羅し、適切な対応方法を理解して予算計画を立てることができます。トラブルを未然に防ぎ、安全な修理を実現するための一助となれば幸いです。

雨どいとは?その役割と重要性

雪で勾配が変わってしまった軒樋

雨どいは建物の外壁や基礎を守るために非常に重要な役割を果たしています。

具体的には、屋根に降り注いだ雨水を効率的に集めて下水や排水路に導くことで、建物への水害を防ぎます。

このため、雨どいが正常に機能していないと雨水が外壁や基礎に侵入し、腐食やカビの原因となり、建物の寿命を著しく短くすることがあります。

さらに、雨どいが詰まったり破損したりすると、庭や駐車場などの周りの土地にも悪影響を及ぼす可能性があります。

例えば、雨水が適切に排出されずに溜まることで地盤が緩み、駐車場が陥没するなどの被害が発生することも考えられます。

このように、雨どいは建物全体の保護において欠かせない存在です。

したがって、定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことが重要であり、破損や詰まりが見つかった場合は速やかに修理を行う必要があります。これにより、建物の長寿命化と周囲の安全性を確保することができるでしょう。

雨どいが壊れる原因

雨どいが壊れる主な原因は、いくつかの要素が考えられますが下記の5点が多い要因です。

  • 落ち葉などのゴミが溜まり流れが悪くなって水圧が高まったケース
  • 正常な傾斜になっていない(勾配不良)
  • 経年劣化
  • 大雪や強風で強い衝撃が加わったケース
  • 継ぎ手に隙間があるケース

詳しくは下記で紹介します。雨どいの被害は台風などで外れていたり、大雨で漏れていれば自覚できますが、ゴミがたまり始めているときや、軽度の勾配の不良などは屋根に上がったりしない限りは見つけることは難しいです。

そのため軒樋被害は大事になる前の早期発見が重要です。

落ち葉などのゴミが溜まり流れが悪くなって水圧が高まったケース

雨どいに溜まった落ち葉やゴミは、雨水の流れを妨げる大きな要因となります。

特に秋になると、木々から大量の落ち葉が落ち、それらが雨どいに積もることで、適切な排水ができなくなることがあります。

その結果、水が正常に流れず、水圧が高まることで雨どい自体が破損するリスクが高まります。

また、ゴミが詰まると水が溢れ出し、建物の外壁や基礎部分に水漏れ被害を引き起こす可能性があります。

具体的な例として、長期間メンテナンスを怠った雨どいは、詰まりが原因で破裂し、大規模な修理が必要となります。

したがって、定期的に雨どいを清掃し、詰まりを予防することが重要です。

特に秋季には落ち葉の清掃作業を月に一度は行うことが推奨されます。

もしゴミが溜まり過ぎて手洗いが困難な場合は、専門業者に依頼して適切な清掃を行うことを検討すると良いでしょう。これにより、雨どいの機能を長期間にわたって維持することができます。

正常な傾斜になっていない(勾配不良)

雨どいが正常な傾斜になっていない場合、適切に水を排出できず、大きな問題を引き起こします。

特に、逆勾配になっていると水がうまく流れず、雨どい内に滞留してしまいます。これが原因で、雨どいの内部が腐食しやすくなり、最終的には雨どいそのものが破損するリスクが増加します。

また、傾斜が不適切だと、排水が壁や基礎に直接触れる可能性が高まり、建物へのダメージが発生することもあるため注意が必要です。

特に高所作業を伴う雨どいの調整は、専門的な知識や技術が求められるため、無理に自分で修理せず、専門業者に依頼することが推奨されます。

さらに、正常な傾斜になっていない原因としては、建材の劣化や地震などの自然災害も考えられます。

経年劣化

雨樋 歪み

雨どいは年数が経つごとに徐々に劣化していくため、経年劣化は避けられない問題です。

素材や設置環境にも左右されますが、一般的には10年から20年で劣化が目立つようになります。特にプラスチック製の雨どいは紫外線や温度変化によって脆くなりやすく、そのためにひび割れや破損が発生しやすくなります。

経年劣化による問題としては、雨水の流れが悪くなるために水が溜まりやすくなり、結果として家の基礎や外壁にダメージを与える可能性もあります。このため定期的に建物のチェックをして、錆びや腐食、ひび割れなどの兆候を見つけることが非常に重要です。

大雪や台風によって強い力が加わったケース

雨樋 被害

大雪や台風などの自然災害によって雨どいに強い力が加わると、飛び来る物や雪の重みが原因で雨どいが破損することがあります。このような損傷はすぐに修理しなければ、更なる被害を引き起こす可能性が高いです。

例えば、大雪によって積もる雪の重みで雨どいが歪んだり外れることがあります。また、台風の強風で飛んできた物が雨どいに当たり、破損や穴を開けることも考えられます。これらの自然災害は予測が難しいため、定期的な点検とメンテナンスが重要です。

損傷した雨どいを放置すると、雨水が正しく排水されず、建物の基礎や外壁に浸水して深刻なダメージを与えることになります。

特に台風が頻発する地域や、大雪が予想される地域においては、自然災害の直後に専門業者による点検を行うことで、早期に問題を発見し、迅速な修理が可能になります。

継ぎ手に隙間があるケース

軒樋勾配不良

雨どいの継ぎ手に隙間がある場合、そこから水漏れが発生し、建物の基礎や外壁にダメージを与える可能性があります。

継ぎ手の隙間は、通常、雨樋の取り付けや補修が不十分であるために生じます。また、経年劣化や自然災害による損傷も隙間の原因になることがあります。

この問題を解決するためには、隙間を確認し、専用のシーラントやコーキング材を使用して隙間を埋めることが重要です。

シーラントを塗布する際には、継ぎ手部をきれいに掃除し、乾燥させることが必要です。適切なシーラントを選ぶことで、水漏れ防止効果が高まり、長期間効果を発揮します。

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雨どい修理にかかる費用

ビケ足場 火災保険請求サポート

雨どいの修理にかかる費用は、多くの要因によって変動します。まずは、雨どいの材質と状態、そして修理の範囲が影響します。

例えば、金属製の雨どいとプラスチック製の雨どいでは材料費が異なり、経年劣化や損傷の程度によって修理の難易度も変わるのです。

一般的に雨どいの修理は、部分的なものから全面取り替えまであり、費用は2万円から10万円程度が相場です。

また本体の値段にプラスして軒樋は多くの場合高所の作業となるため、足場代金・メッシュシート・廃材処分費などの費用がかかります。

そのため、軒樋だけでみると10万円前後ですが、工費の全体の見積もりをとると30~50万になる可能性もあります。

以上のポイントを押さえておくことで、雨どい修理にかかる費用を適切に見積もり、予算内で安全かつ確実に修理を行うことが可能になります。

また雨どいの素材や形状を参考までに一部ご紹介します。

雨樋の素材

雨樋の素材にはさまざまな種類があります。それぞれの素材には長所と短所があり、選択には用途や予算に応じた考慮が必要です。

主な素材としては、アルミニウム、塩化ビニール、ステンレススチール、銅などが挙げられます。アルミニウムは軽量で耐腐食性が高く、施工が容易です。一方、塩化ビニールは価格が手頃で、耐久性も十分ですが、紫外線による劣化が懸念されます。

ステンレススチールは耐久性に優れ、錆びにくいですが、コストが高いです。銅は美しい外観と耐久性を兼ね備えていますが、価格が高めで、酸性雨による変色の可能性があります。

雨樋の形状

雨樋の形状は、建物のデザインや排水効率に大きく影響を与えます。

代表的な形状には、丸型や角型があります。丸型は雨水がスムーズに流れやすく、自己洗浄効果が期待できるため長期間にわたり詰まりにくい特徴があります。一方、角型は、見た目の美しさや建物のモダンなデザインに合わせやすく人気があります。ま

た、各形状は使用される素材や設置場所によっても異なりますので、地域の気候条件や建物の特性に応じた選定が重要です。

雨どいの修理費用をおさえる方法を紹介!

雨樋の不良は長期的にみると建物の耐久性を下げてしまい、大きな被害にも繋がりかねません。

しかし建物所有者としては被害自覚も低く、緊急性のある被害でない点と費用も足場を含めると決して安くないため後回しにされるケースが多いのが現状です。

では雨樋の修理が安くなる方法があったとしたらどうでしょうか?

安くなる方法を2点ご紹介します!

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雨樋の破損には火災保険で修繕費用がおりる!

補償内容 火災保険

雨樋の破損が発生した場合、修理費用が気になるところです。

しかし、火災保険を適用することで、修繕費用を軽減できる可能性があります。特に、風災や雪災による損害がある場合、多くの火災保険で補償対象となっています。例えば、強風で飛来した物体が雨樋を破損したケースや、雪の重みで雨樋が変形または破損したケースが該当します。

雨樋被害の申請が可能なケースを何点かご紹介します。

【条件1】風災による飛来物での破損

飛来物による雨樋の割れ

飛来物による雨樋の割れ

風災による飛来物の破損は、特に強風や台風の際に発生しやすいです。

例えば、強風で飛んできた木の枝や壊れた屋根の一部が雨どいに衝突し、損傷を引き起こします。

このような状況では、火災保険の適用対象となる場合がありますので、迅速な対応が重要です。

【条件2】風災による傾き、歪み

台風10号 軒樋変形被害

風災による飛来物や強風は、雨どいに顕著な歪みや傾きなどの損傷を引き起こすことがあります。

これは、特に立地が風の影響を受けやすい場所にある場合に顕著です。風によって雨どいが左右に揺さぶられたり、飛来物が当たることで傾いたり曲がったりすることがあります。

このような傾きや歪みは放置すると排水能力が低下し、結果として建物の外壁や基礎に多大なダメージをもたらすリスクが高まります。

【条件3】雪災による雪の重みでの破損

大雪による雨樋の歪み

冬季には雪の重みが原因で雨どいが破損することがあります。特に雪の多い地域では、屋根に積もった雪が雨どいに圧力をかけることで、変形や欠損が生じる可能性が高まります。

しかし雪下ろしを怠った結果、雪が凍ってしまって重みで被害を受けたケースなどは保険の対象にならない場合があるので注意が必要です!

このような積雪による損傷は、一見気づかれにくいものですが、実際には修理が必要な深刻な問題です。

建物の保護を考慮する上で、雪の重みによる損傷を防ぐためには定期的な点検と除雪作業が重要です。

また、事前に耐雪型の強固な雨どいを設置することも一つの有効な対策です。

火災保険の申請は個人では難しい?

火災保険 証明書

火災保険の申請は、手続きや書類が複雑なため、個人で行うことが難しい場合があります。

保険の申請には、被害状況を正確に把握し、専門用語を理解した上で必要な書類を揃える必要があります。

保険申請は見積もりの作り方・現場写真の撮り方・事故の日付の選定などで承認されるはずだったものが、おりなくなてしまい損してしまうことも少なくありません。

この申請のサポートをしているサービス会社も存在しているため、適切な保険を受け取るために活用するという方法もあります。

火災保険請求相談センターとは?

建物診断と火災保険の活用を推進しております。

自然災害での被害を自覚されている方、過去3年以内に被害の工事を行った方はご相談ください。

火災保険金が受け取れる可能性があります。

建物を診断後、火災保険が認められない場合、お客様から費用をいただいておりません。

※一部地域は対象外の場合もございます。詳しくはお問い合わせください。

【2021年では200件以上の建物調査を行い 93%以上の確率で平均120万円の火災保険金・地震保険金】が受給できました。

※被害自覚なくても無料点検オススメします

2022年でも3月16日に地震があり2週間で【地震保険金】が着金されているスピードを是非あなたにも!!

雨樋の修理は自分でもできる?

雨樋の修繕費用を抑える方法としてもう一つは自分で修繕をするということです。

雨樋の修理は、ひび割れや軽微な破損であれば自分でも修理することが可能です。

もちろん雨どいの被害の程度にはよりますが、いくつか自分でも直せるケースをご紹介します。

ひび割れの修理:コーキングを使う

コーキング

雨どいにひび割れが発生した場合、最も手軽で効果的な修理方法の一つがコーキングの使用です。

コーキング材は防水性が高く、柔軟性があるため、ひび割れをしっかりと埋めることができます。また、ホームセンターやオンラインショップで簡単に入手可能で、DIYでの修理にも適しています。

コーキングを使用する際の手順としては、まずひび割れ部分の汚れや古いコーキング材をしっかりと取り除きます。

次に、ひび割れの周囲を乾燥させ、コーキング材を均一に塗布します。

塗布した後は、指や専用のヘラを使って表面を滑らかに整えると、より効果的です。この際、外気温や湿度の状況によって乾燥時間が変わるため、注意が必要です。

最後に、コーキングが完全に乾燥したら、雨どい全体の状態を再度確認し、追加のひび割れや修理が必要な箇所がないかどうか点検します。以上の手順を踏むことで、雨どいのひび割れを簡単に修理し、建物の外壁や基礎へのダメージを防ぐことができます。

穴修理:アルミテープで補修する方法

雨どいに穴が開いてしまった場合、簡単かつコスト効率の良い方法としてアルミテープを使用した補修が有効です。

まず、修理箇所を清掃し、汚れや錆を取り除くことが重要です。このステップを怠ると、テープの粘着力が低下し、雨漏りの原因となる可能性があります。

次に、アルミテープを使用して修理箇所を覆います。テープを適切なサイズにカットし、穴の周囲を覆うように貼り付けます。貼り付けた後、テープがしっかりと密着するように手や硬い物を使って押し付けます。

最後に、アルミテープがきちんと固定されているか確認し、水を流して漏れがないかテストすることをお勧めします。この方法は一時的な対策にはなりますが、正しい手順を守ることで十分な耐久性を発揮します。

高所作業のリスクと対策

雨どいの修理は多くの場合、梯子を使用して高所での作業が必要になります。この高所作業にはいくつかのリスクが伴いますので、しっかりと対策を講じることが重要です。

まず一つ目のリスクは、転倒や落下の危険性です。特に梯子をかける地面が不安定だったり、梯子の設置が不完全な場合、事故につながりやすくなります。

このため、梯子を使用する際には、必ず地面が水平で安定している場所を選び、梯子の上部が確実に固定されていることを確認しましょう。また、作業中は常に体を梯子から離さないように注意することで、転倒を防ぐことができます。

さらに、高所での作業中に風が強いとバランスを崩しやすくなります。作業を行う日は天候にも注意を払い、強風の日は作業を控えることが推奨されます。

また、バランスを確保するための安全ベルトやハーネスを活用することも安全対策の一環です。

対策を講じながら、十分な注意を払って高所での作業を行うことで、雨どいの修理を安全に進めることができます。

定期的なメンテナンスの重要性

大雪被害

最後に費用を抑えるとは少し異なりますが、定期的なメンテナンスをすることで雨どいの損害を早期発見でき、長い目で見ると費用を抑えることにつながります。

雨どいは雨水を適切に排水することで、外壁や基礎を守る重要な役割を果たしますが、放置すると破損や詰まりが発生し、建物全体に悪影響を及ぼす可能性があります。

特に落ち葉やゴミが溜まる秋や、雪の重みが影響する冬は点検が必要です。

早期発見と対処が重要です。雨どいは目立たない部分ですが、年に一度の点検で大きな問題を未然に防ぐことができます。

例えば、詰まりがある場合には水の流れが悪くなり、結果的に水が溢れて屋根や壁にダメージを与える危険性があります。また、経年劣化によりひび割れや破損が生じることもあります。

まとめ:雨どい修理のポイントと今後の対策

雨どいの修理は、家のメンテナンスの中でも特に重要な項目です。

雨どいの役割は、建物の外壁や基礎を保護するために雨水を適切に排水することです。破損や詰まりが生じると、建物へのダメージが拡大する可能性があります。

雨どいの修理ポイントとしては、まず費用を確認することが重要です。修理費用の相場を把握することで予算計画が立てやすくなります。また、火災保険が適用できるか確認し、費用負担を軽減する方法も検討する価値があります。

火災保険請求相談センターでは全国で建物の調査と申請サポートを行っております。

自覚症状がない場合でも平均60万前後の保険が承認されています。

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記事監修:矢島 弘子


火災保険請求・地震保険請求アドバイス業務に従事。年間200棟の調査を13年間継続して行い、
建物調査後の損害鑑定人との立ち合いや交渉も行っている。外部の敷地内の申請はもちろん室内の汚損・破損の申請や給排水設備の申請も得意とし、
家財保険かけている方が知らないスーツのアドバイスなども行っている
埼玉県春日部市市周辺でも2022年6月3日のヒョウ被害があり
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