更新日:2023年7月31日
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「漆喰の修理に、火災保険は適用されるの?」
「漆喰をDIY修理できるの?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか?
漆喰の修理には、火災保険を必ず活用しましょう。
また、この記事では漆喰をDIYで修理する方法や漆喰が剥がれる原因などを詳しく解説しています。
台風被害などで漆喰の修理が必要になった場合は、火災保険請求相談センターを利用しましょう。火災保険申請サポートを利用すれば、保険会社に提出する書類を代わりに作成してくれます。
少しでも興味のある方は、下記のリンクから、お気軽にご相談ください。
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屋根漆喰の剥がれは火災保険申請を必ず利用しよう
どのような申請であれば保険承認をされているのか、画像と共に紹介します。
火災保険は、主に風災(春一番・台風などの強風)と、風災に伴う飛来物による衝突の事故が適用される事例として多数あります。
実際に、上記の漆喰は保険適用されており、漆喰以外の部分も含め1,154,000円が保険で承認されました。
火災保険が適用された理由は2つあります。
1点目は、漆喰の剥がれた破片が落ちていたため、直近の事故であると判断された点。
2点目は、漆喰が破損している個所が1部分のみという理由です。
2点目の理由は、保険申請で大切な要素の1つです。1部分だけ壊れているというのは、突発的に壊れたという根拠になり、保険適用されやすいと言えます。
また、経年劣化を理由に保険が減額されてしまった場合でも、壊れた部位以外の被害がない箇所の写真を保険会社に再度提出し金額が覆った場合も多々あります。
他の交渉のテクニックも過去の記事で取り扱っているので参考にしてください。
屋根漆喰の剥がれ以外の箇所も火災保険申請が可能
火災保険は、現状復帰の実損払いで漆喰部分のみではなく、工事に必要な項目も保険適用されます。
保険は申請主義であり、例え鑑定立ち合いの際に別の被害箇所が見つかったとしても、申請で出した見積もり以外の部分が上乗せして支払われることは、基本ありません。
工事業者の見積もりによっても異なりますが漆喰工事の際は、費用も簡単にご紹介するので参考にしてください。
仮設足場費用
屋根は高所の作業のため、安全対策として足場が認められます。
また、足場代とは別に飛散防止のためのメッシュシート、荷揚げ費用、昇降階段も認められます。
既存漆喰の撤去費用
漆喰工事という項目の中に撤去費用が含まれている事もありますが、保険の特性として項目をなるべく分けてひとつひとつの金額を明確にする事が高額承認されるポイントです。
その他にもいくつか承認テクニックをまとめたものがありますので、下記の記事も参考にしてください。
諸経費
諸経費は、現場管理費(現場経費)や一般管理費、漆喰工事でいうと既存の漆喰を撤去する産廃処分費など、各会社の見積もりの出し方により異なります。
諸経費自体も上記の撤去費と同様なるべく項目を分けて細かく丁寧な見積もりを作ることで、減額の確立を減らせます。
屋根漆喰の剥がれは経年劣化との差別化が大切
漆喰の保険申請が難しいといわれているポイントが、経年劣化との差別化です。
屋根瓦の魅力の1つとして、高い耐久性が挙げられます。
材質によっても差はありますが、長いものですと50〜60年の瓦も存在します。実はそれに伴って漆喰と同じ耐用年数という事はなく、一般的に耐用年数は20年前後です。
直射日光や寒暖の差による劣化も多くみられ漆喰自体がやせ細ったり、ひび割れたりする事があります。
保険申請の難しい部分として、上記のような経年劣化の部分と同時に申請をかけてしまうと、全ての部分が経年劣化と判断されてしまい保険申請上で否決になってしまう事があります。
そのため、申請方法には十分な注意が必要です。
屋根漆喰の役割とは?
漆喰の役割は、壁材のひとつで主に瓦や石材の接着や目地の充填、壁の上塗りになどに用いられます。
瓦と瓦との間を埋めるコーキングのような役割をはたしています。屋根の下には葺き土というものが敷かれていて、土が屋根に濡れないための役割も果たしています。
漆喰が剥がれてしまって放置してしまうと、そこから雨が侵入し雨漏りの原因にもなりかねません。
そのため、漆喰の被害を見つけた際には、早急に対応をおすすめします。
既に被害自覚がありお困りの方は、下記までお問合せ下さい↓↓
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外壁や屋根の漆喰が剥がれる原因とは?
外壁や屋根の漆喰が剥がれる原因は、強風や地震による影響です。
強風や地震によって、少しずつ漆喰が動いて劣化していきます。1度隙間ができると、漆喰の排水性能が下がり、雨漏りや剥がれの原因となるのです。
大雨や地震は回避できないため、漆喰は日々の定期的なメンテナンスが重要になると覚えておきましょう。
屋根漆喰の剥がれの修理方法
次に、屋根の漆喰が剥がれた際の修理方法について詳しく解説します。
屋根の漆喰は、屋根修理のプロフェッショナルに依頼するのが安全です。
それでは、詳しく見ていきましょう。
劣化した屋根漆喰を詰め直しで修理する
劣化した屋根漆喰の詰めなおしは、剥がれやひび割れが軽度な場合に使用されます。修理期間も1日で終了するため、簡易的といえるでしょう。
具体的な修理方法は、漆喰の上塗りです。
剥がれている箇所やひび割れている箇所に漆喰を上塗りして、工事は完了します。しかし、素人が上塗りをすると、きちんとした仕上がりにならないことが多いため、プロに依頼するのが確実です。
劣化した屋根漆喰を積み直しで修理する
劣化した屋根漆喰の積み直しは、ひび割れや剥がれなどの劣化が激しい場合に適用される修理方法です。修理期間は、3~5日間と大規模になることを十分に把握する必要があります。
具体的な修理方法は、棟瓦を1度取り外したのち、再度新しい棟瓦を積み直します。
積み直し後に、漆喰仕上げをして工事が完了です。
瓦の崩壊がひどい場合は、個人で修理できません。そのため、屋根の修理会社に連絡するようにしましょう。
瓦屋根の漆喰をDIYで補修する方法を紹介
次に、漆喰のひび割れや剥がれなどを、簡易的にDIYで修理したいと考えている方に、補修する方法を紹介します。
それでは、詳しく見ていきましょう。
修理前の漆喰を撤去する
まずは、既存の漆喰を丁寧に撤去します。注意点としては、葺き土を撤去しないようにしてください。
葺き土を撤去してしまうと、雨漏りの原因になってしまいます。
必ず、白い漆喰のみを丁寧に取り除きましょう。
漆喰を詰めなおす
修理前の漆喰を撤去できたら、自分で購入した漆喰を詰めなおしていきます。注意点として、漆喰の厚みと仕上がりに配慮してください。
仕上がりは、外から見たときのきれいさに直結するため、非常に大切です。また、漆喰は厚みがありすぎると、雨漏りの原因となります。
薄すぎると、耐久力に問題が生じるため、適切な厚みを意識しましょう。
屋根漆喰の材料とは?
屋根に使用される漆喰の材料は、以下の通りです。
- 石灰石
- 水
- すさ
- のり
上記を混ぜたものが、漆喰です。近年では、合成樹脂を利用した漆喰があります。
DIYの場合は、自分で混ぜるのではなく既製品を活用しましょう。インターネットで検索すると、さまざまな漆喰が販売されてるのがわかります。
補修後に屋根を掃除する
漆喰の詰めなおしが終了したら、屋根の清掃です。屋根の清掃をきちんと行わなければ、漆喰の粉や破片が風で飛び散ったときに、周辺の家に迷惑をかけてしまいます。
そのため、漆喰の詰めなおし同様に、隅から隅まで掃除をしましょう。
屋根の掃除が完了したら、漆喰の修理作業は完了です。
屋根漆喰の剥がれに関するよくある質問とは?
最後に、屋根漆喰に関するよくある質問を2つ解説します。
よくある質問を理解しておけば、漆喰にトラブルが発生した場合にスムーズに対応可能です。
それでは、詳しく解説していきます。
屋根漆喰の塗り方とは?
屋根漆喰は、コテという器具を使用して塗ります。また、修理前の漆喰を撤去するのに、専門的な工具を使用する必要があるため、注意しましょう。
漆喰は、空気によってゆっくりと固まっていくため、塗った後は放置しましょう。
DIYで漆喰の補修をすると、知識と技術が足りないことにより、十分な施工ができずに雨漏りの原因となってしまう可能性があります。
そのため、予算に余裕があれば、プロに依頼するのがおすすめです。
屋根漆喰のやり直し方法とは?
屋根漆喰のやり直し方法は、以下の通りです。
- 詰め直し
- 積み直し
漆喰にひび割れがある場合や多少の剥がれが気になる場合は、詰めなおしで対応可能です。詰めなおしの方が、費用は安くなります。
葺き土の露出が激しく、ボロボロと出てきている場合は、積み直しを検討しましょう。積み直しは、瓦の交換から施工が始まるため、費用も高くなります。
屋根漆喰の剥がれは火災保険申請サポートにご相談ください
今回は漆喰についてピックアップしました。
漆喰も含めてですが、屋根の被害は自覚症状がない場合でも登ってみて初めて被害が発覚することも少なくありません。
火災保険請求相談センターは、自覚症状がない建物でも無料で調査を行い、被害がなかった場合に関しましても金額は発生しません。
今後も建物を長期で存続していくために、一度火災保険申請サービスを活用してみてはいかがでしょうか?
建物診断と火災保険の活用を推進しております。
自然災害での被害を自覚されている方、過去3年以内に被害の工事を行った方はご相談ください。
火災保険金が受け取れる可能性があります。
建物を診断後、火災保険が認められない場合、お客様から費用をいただいておりません。
※一部地域は対象外の場合もございます。詳しくはお問い合わせください。
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