Chubb(チャブ)損保は、スイス最大の都市チューリッヒを拠点として、世界54カ国で保険事業を展開するChubbの日本法人です。1920(大正9)年、およそ100年前にChubbの前身となるAFIAが日本に進出し、事業の買収などを経て、2016(平成28)年10月からChubb損害保険株式会社という名前で業務を行っています。
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Chubb損保とはどのような会社なのか
Chubb損保は、どのような会社なのでしょうか。目指しているのは「選ばれる保険会社」。
これは、斬新な発想とChubbグループのグローバルネットワークをベースとして、保険契約者のニーズを重視し、満足してもらえるワールドスタンダードなサービスの提供を行っていくという意味です。
上記の通り、2016年10月からChubb損保という名前で業務を行っていますが、全身会社から含めると100年近い歴史を持ち、東京オリンピックが開催される2020(令和2)年には100周年を迎えます。
世界を股にかけて業務を行っているという豊富な経験、保険マーケットへの深い理解、そして長い歴史を背景とした先進的なノウハウを掛け合わせて、日本に根差したサービスを展開中です。保険会社として大切な支払い能力の高さを武器に、今後も競争力のある収益性の高いサービスを追求していくということです。
日本では右肩上がりで成長中
Chubb損保は、世界中54ヶ国で事業を展開する世界最大級ともいえる損害保険会社で、スイスに本社を置きながらもアメリカを中心に業務を拡大してきました。特に強いのが法人・団体向けの保険で、ここ日本でもそれらの分野で大きく成長中です。
珍しいものとしては、マラソンに参加している間だけ保険の対象となる「マラソン保険」や、日本の他の損保ではあまり取り扱いのない「GLTD(団体長期障害所得補償保険)」なども扱っています。このように他社と差別化を図ることで、ここ日本では右肩上がりで成長しています。
組織としての特徴は、外資系企業ということもあり世界中にネットワークがあることが挙げられます。そして、上下関係よりもフラットな組織作りを重視し、世界中の社員は誰しもがプロフェッショナルとして豊富で価値のある情報を持つように育成されます。
主体的に動く社員を多く作り、営業につなげていくという姿勢を持っている会社なので、お客さんからの要望へのリアクションが速いと評判です。日本で急成長を遂げている理由には、差別化されたサービスと、主体的な社員の存在があるようです。
Chubb損保の住宅に関する保険の特徴
それではChubb損保の住宅に関する保険はどのような特徴を持っているのでしょうか。大きく分けると、「住宅総合保険」「地震保険」「リビングプロテクト総合保険」の3つの保険に分けられます。
まず住宅総合保険ですが、これはいわゆる火災保険と同じ意味を持つものです。建物と家財が保険の対象となり、火災の他にも風災・雹災・雪災などの自然災害による被害を補償してくれるものです。
続いて地震保険です。地震保険は単独で契約することができない保険なので、必ず火災保険とセットで加入することになります。地震保険は、火災保険ではカバーできない地震・噴火・津波による被害を補償してくれるものです。
そして、Chubb損保の中でも特徴的なのがリビングプロテクト総合保険という賃貸住宅入居者専用の火災保険です。
火災保険「住宅総合保険」とは?
Chubb損保の住宅総合保険は「マイホームエース」という商品名がついています。このマイホームエースの補償内容は、契約するプランによって変わるのですが、マイホームエースという基本的なプランに、Chubb損保独自の補償をつけることでマイホームエースというアップグレードプランとなります。
Chubb損保の住宅総合保険の基本補償は以下の通りです。
①火災
②落雷
③破裂・爆発
④風災・雹災・雪災
⑤建物外部からの物体の落下・飛来・衝突・倒壊
⑥水濡れ
⑦騒擾…集団行動や労働争議などによって行われる暴力行為・破壊行為
⑧盗難…現金・預金通帳も補償の対象となります。
⑨水災
⑩持ち出し家財
(家財を保険の対象とした場合のみ)…自宅から持ち出した家財が①~⑧によって被害を受けた場合に補償対象となります。ただし現金や有価証券、自動車・バイク、貴金属など対象にならない家財もありますが、契約時に明記することで対象にすることができる家財もあります。
マイホームエースの補償内容は5つの特約をパッケージ
Chubb損保の火災保険の基本型であるマイホームエースには、上記の基本補償の他に5つの特約パッケージがついています。
- 費用特約パッケージ特約
この特約は以下の5つの特約をパッケージにしたものです。
- 賃借費用補償
火災などの被害により住宅に住めなくなった時には、ホテル代や仮の住まいの賃借費用を補償してくれます。
- 共用部分修理費用補償
マンションに住んでいる被保険者が専用で使用・管理する共用部分が損害を受けた時に、被保険者が修復しなければならない場合はその修復費用を補償してくれます。
- 庭木修理費用補償
火災などで庭木が枯死した時には、その修復を補償してくれます。
- 来訪者傷害治療見舞費用補償
被保険者の住宅に来た第三者がケガをして入院した場合の見舞金を補償してくれます。
- 鍵取替え費用補償
鍵を盗まれた場合に、ドアロックの交換費用を補償してくれます。
- 水災支払方法変更特約
水災の補償をグレードアップしてくれる特約です。
- 風災等支払方法変更特約
風災・雹災・雪災の補償を変更する特約です。20万円未満の損害は補償されない火災保険もありますが、この特約をつければ被害額が20万円未満でもその費用を補償してくれます。
- 破損・汚損損害等補償特約
住宅の壁にいたずら書きをされたり汚されたりした場合や、家財が予測できない事故で被害を被った時に、その損害を補償してくれます。
- 価額協定保険特約を付帯(建物新価・家財新価)
建物とその中にある家財の損害について、再調達価額(同等のものを再築・再購入するのに必要な金額)を基準にして保険金が支払われる特約です。また、損害保険金の支払額が保険金額の80%を超えて保険契約が終了した時には、1事故・1敷地について200万円を限度に損害保険金の10%を特別費用保険金として補償してくれます。
マイホームエースゴールドの補償
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内容は6つの特約をパッケージ
マイホームエースの場合は5つの特約がついてきましたが、マイホームエースゴールドになるとさらに以下の特約がプラスされます。
- 総合個人賠償パッケージ特約
総合個人賠償パッケージ特約は、以下の2つがパッケージされた特約です。
- 総合個人賠償責任補償特約
住宅を持っていることに関する被害だけではなく、国内外で日常生活に関する被害も補償してくれる特約です。例えば、名誉毀損やプライバシーの侵害などによる被害や、レンタル品の破損なども補償の対象となります。
- 事故被害者弁護士費用補償特約
犯罪・事故の被害者になってしまった時の、法律相談の費用や弁護士への報酬などを補償してくれる特約です。希望すれば、弁護士の紹介もしてもらえます。
また、マイホームエース・マイホームエースゴールドには「水まわり・鍵開け緊急サービス」という24時間265日対応のサービスがついています。これは、台所・トイレ・風呂などの水回りに水濡れや詰まりなどのトラブルが発生した時に修理業者を手配してくれたり、外出中に鍵をなくしたりとうん盗難されたりした時には、ドアロックの開錠業者を手配してくれたりといったサービスです。
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住宅総合保険の費用保険金について
Chubb損保の住宅総合保険では損害保険金の支払い時に、費用保険金も支払われることになっています。具体的には、以下のような費用保険金を用意しています。
- 臨時費用保険金
火災、落雷、破裂・爆発、風災・雹災・雪災、建物外部からの物体の落下・飛来・衝突・倒壊、水濡れ、騒擾の事故において損害保険金が支払われる時に、臨時に発生する費用に対して、1事故・1敷地について100万円を限度に損害保険金の30%が支払われます。
- 残存物取片づけ費用保険金
火災、落雷、破裂・爆発、風災・雹災・雪災、建物外部からの物体の落下・飛来・衝突・倒壊、水濡れ、騒擾の事故において損害保険金が支払われる時に、事故によって発生する残存物の取片づけ費用に対して、損害保険金の10%以内で実際に支出した額が支払われます。
- 失火見舞費用保険金
火災もしくは破裂・爆発の事故が起きた時に第三者の所有物に被害を与えてしまった場合、見舞金の費用に対して支払われます。被災世帯数・法人数に20万円をかけた額が支払われますhが、保険金額もしくは保険価額のいずれか低い額の20%が限度額となります
- 地震火災費用保険金
地震・噴火・津波を原因とする火災によって損害を受けた時に、その被害の状況が以下に該当する場合に、1事故・1敷地内につき300万円を限度に支払われます。
・建物…半焼以上になった場合は建物の保険金額の5%
・家財…家財が全焼となった場合、もしくは家財を収容する建物が半焼以上となった場合に家財の保険金額の5%
- 損害防止費用
火災、落雷、破裂・爆発の事故によって損害保険金が支払われる場合に、損害の抑止のために使った費用でChubb損保が必要・有益と認めた費用に対して支払われます。具体的には、消火活動のために使った消火薬剤などを再手配する費用などが含まれます。
- 個人賠償責任補償特約
日本国内で、被保険者またはその家族が、保険証券に記載されている住宅の所有・使用・管理に関しての偶然の事故や日常生活に関しての偶然の事故によって第三者にケガをさせてしまったり、第三者の財産に被害を与えてしまったりした時に、法律上の損害賠償責任が発生した場合に保険金が支払われるという特約です。
地震保険の取り扱いについて
地震保険とは、火災保険では補償されない自然災害である地震・噴火・津波による被害を補償してくれる保険です。ちなみに、地震によって発生した火災は、火災保険ではなく地震保険で補償されるものです。
地震保険は火災保険とのセットでのみ加入することが可能です。現在契約している火災保険において地震保険をセットで加入していない場合でも、途中から地震保険に加入することは可能なので、地震保険に加入していない人はこれを機会に加入を検討してみてはいかがでしょうか。
というのも日本は世界の中でも地震大国ですので、今後も巨大地震が起こるリスクは非常に高いといわれています。万が一の時のためにも、地震保険に加入しておくことをおすすめします。
地震保険の対象も建物および家財
地震保険の対象も、火災保険と同様に建物と家財の2つです。しかしながら、家財の中でも自動車や30万円を超える貴金属や骨とう品、彫刻などの高級品は地震保険の対象にはならないことを覚えておきましょう。
賃貸住宅用の『リビングプロテクト総合保険』とは
Chubb損保の特徴ともいえるのが、賃貸入居者用の火災保険であるリビングプロテクト総合保険です。一般的に、賃貸契約をする際に入居者は火災保険に加入することになりますが、」は、賃貸入居者用の火災保険となっています。
この保険は、基本的な火災保険の補償の他に以下のような特約がついています。
- 事故被害者弁護士費用補償特約
日常生活における偶然の事故で被害を受けた時に、弁護士・司法書士・行政書士に法律相談や損害賠償請求を委任することにかかる費用を補償してくれます。
- 賠償責任・修理費用補償特約
賃貸している住宅に関する偶然の事故により、第三者にケガをさせたり第三者の所有物に被害が出たりした時の個人賠償責任や、オーナーに対して賠償する必要が生じた時の借家人賠償責任、オーナーとの契約に基づき緊急的に自己負担した修理費用などを補償してくれる特約です。
他社と差別化した補償プラン
Chubb保険は2016年に統合して誕生した保険なので、知名度こそ低めかもしれませんが、その背景は日本で100年の歴史を持つ老舗損保が生まれ変わった姿です。
他社と差別化した個性的な保険が中心なので、すべての人に適しているかというと難しいところもありますが、実際の事例を研究してかゆいところに手が届く商品開発を行っています。
火災保険の特性を生かして、補償範囲の広さと保険料の安さの両立を目指しているChubb損保の火災保険は、小さい事故では補償が薄くなるかもしれませんが、大きな被害が出た時には手厚い補償を受けられますので、その特徴に魅力を感じる人にとっては大きな助けになってくれることでしょう。
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記事監修:矢島 弘子 |
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火災保険請求・地震保険請求アドバイス業務に従事。年間200棟の調査を13年間継続して行い、建物調査後の損害鑑定人との立ち合いや交渉も行っている。外部の敷地内の申請はもちろん室内の汚損・破損の申請や給排水設備の申請も得意とし、家財保険かけている方が知らないスーツのアドバイスなども行っている2021年10月7日の地震被害はあり、関東圏であればどこでも無料点検はすぐにご依頼ください。損はさせません。 2021年も終わりが近づいてきました。 今年も忙しく来年も忙しく突っ走っていきます |