公開日:2021年12月11日
店舗形態でのご商売をされておられるオーナー・社長さまは、この記事は必見です!
皆さまは「火災以外の被害に遭われた場合でも、火災保険申請ができる」ということをご存知でしょうか?
実は、台風・強風など自然災害による、店舗の看板・屋根・外壁破損などの被害を受けた場合、火災保険を活用した店舗修繕ができます。
一軒家でも平均120万円以上認定されるので店舗だと大小ありますがもっと保険金がもらえるかもしれません。
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看板(お店の被害)の修理費用に火災保険が下りる
近年、日本ではゲリラ豪雨や大型の台風、豪雪などの自然災害による被害が増加傾向にあります。
お店や建物に与える被害件数も増え、特に、屋根や看板、外壁など、直接風雨や雪が当たる場所は深刻な被害を受けやすいです。
台風の際には、屋根が飛んで剥がれたり、看板が飛ばされてしまったり。強風・豪雨の際には水没などで壊れることも。
このような被害が出た場合は、ご加入の火災保険で修理費用が下りることがあるのですが、申請時、台風などで被害を受けたことを証明する必要があります。
お店や建物に掛かっている看板などは、その多くが台風などの風災により被害を受けます
(風災とは台風や暴風雨、春一番、突風、竜巻などの強い風による災害全般を指します)
看板が強風にさらされると、壊れたり飛ばされたりしてしまいます。
風害認定の条件
これら被害については火災保険の補償対象になるのですが、風災が認定される「強風の条件」をクリアしなければなりません。
その条件とは「最大瞬間風速が秒速20m以上」というものです。この風速の条件の下で被害が出た際に、火災保険の補償の対象となります。
火災保険の契約によっては、修理に必要な工事費用が
「20万円以上であること」
が条件になることもあります。
※最近の商品では免責もあります。
これは俗称「20万円フランチャイズ」と呼ばれるもので、20万円未満の工事は自費になり、火災保険が下りないというものです。
さらに、火災保険には3年の時効があり、被害を受けた日から原則3年以内の申請が基本となります。
火災保険を申請した後に、もうひとつクリアすべき問題があります。
それが、鑑定人による現場検証です。
保険会社が火災保険の申請を受けた際、第三者機関である鑑定会社に現場の調査を依頼し、
その鑑定会社に所属している損害保険鑑定人が被害状況を調査します。
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火災保険が下りない、自然災害として認められないケースとは
補償の対象と認められなければ、自費で保証工事をすることになります。
“20万円フランチャイズ”
に引っ掛かったり、鑑定人が風災被害を認めなかったりする場合はもちろんのこと、
経年劣化による被害についても対象外となります(経年劣化とは、外的影響ではなく、単純に古くなったために劣化してしまった状況を指します)。
この場合は火災保険の対象外となるので、
看板や屋根の被害が自然災害によるものか経年劣化によるものか、
火災保険の活用実績が豊富な専門業者に調査してもらうと良いでしょう。
看板や屋根の被害は広範囲に及ぶことが多いので、修理費用も高額になる傾向にあります。
ほとんどの工事において、足場(設置費用に数十万円かかります)を組むことになり、
その時点で“20万円フランチャイズ”の条件はクリアします。
台風などの自然災害により、
お店や建物の看板・屋根・外壁等に被害が出て火災保険申請をご検討される場合は、
建物の被害調査や火災保険申請が下りるコツまで、
オーナー・社長さまの物件補修を最大限バックアップします。
火災保険の申請は、電話でもネットでも
火災保険の補償対象になりそうだとわかれば、保険会社に連絡をして必要書類を送ってもらい、火災保険の申請を行います。
火災保険の申請には、工事の見積書や被害状況を示す写真なども必要になります。
必要書類(申請書類・見積書・被害状況の写真・屋根調査報告書・罹災証明書など)の用意ができたら、保険会社に提出します。
必要書類を受理した保険会社は、鑑定会社の損害保険鑑定人に被害状況の調査を依頼し、その結果報告を受け取ります。
その報告書をもとに保険金額を決定し、依頼人の指定した口座に保険金が振り込まれます。
この時に、見積書と同額以上の保険金がおりていれば、工事は無料で行えます。
しかし、見積より少ない金額しか保険金が下りなければ、差額は自費で賄うことになります。
下りた火災保険金額の範囲内で必要な工事を行なうための再協議を行うようにしております。
火災保険の申請は工事の終了後でもできるのですが、被害状況を正しく伝えて適切な保険金額にしてもらうためには、
被害が出てすぐ、工事を始める前に申請の用意をしましょう。
申請に際しては悪徳業者に注意を払う
2021年の9月台風がくると予想される時期にニュース番組でも注意喚起がされておりました!
火災保険の申請に関しては、一部の悪徳業者とのトラブルが国民生活センターに報告されています。
「必ず無料で修理できます」
などといった都合のいいことをいう業者には、注意が必要です。
悪徳業者を見分けるコツとしては、
とにかく工事を早く行おうとする、
見積りに詳細が載っていない(一括金額表示)、ホームページがない、ホームページはあるが、火災保険を活用した成功事例が掲載されていない、などが挙げられます。 また、飛び込み営業をしている業者はその多くが悪徳業者だという事例も報告されています (もちろん中には正常な業者もあります)。 火災保険を活用した工事はあせらず慎重に進めましょう。 火災保険により補修費用が実質無料になる可能性があるとはいえ、 看板や屋根の工事は決して安い費用ではありません。 優良業者を見つけることが、火災保険を活用した補修修理の成功のポイントとなります。 |
看板の種類と金額
町中のどこにでもある看板ですので、大きな自然災害が起こった際には、被害が発生することが考えられます。
しかも、ひとえに看板といっても多くの種類があり、それぞれ特徴を持っています。
ここでは、看板の種類と特長についてまとめておきたいと思います。
●パラペット看板
パラペットとは、建築業界では「屋上の胸壁」を指します。
つまり、店舗の玄関先の上部に掲げる看板のことです。
パラペット以外にも、建物の正面全体を意味する「ファサード」と呼び方をすることもあります。
ショップによっては、イメージ戦略・ブランディングの一部としてデザイン性の高いパラペット看板を採用しているところもあります。
このような看板を発注する時には、玄関の上に掲げる平らな看板は「パラペット看板」、
入り口全体をリフォームするのであれば「ファサード」と伝えると、業者にはわかりやすいと思います。
ショップの“顔”となる看板ですので、被害が出た際はすぐに対応した方がよいでしょう。
●壁面看板
パラペット看板やファサードはショップの玄関近くの看板ですので、
ショップの側に来なければ詳細まではわかりません。
一方、ショップの外壁を大きく使用した壁面看板であれば、
遠くからでもどのようなショップが認識できる看板です。
パラペット看板などと比較すると、必然的に大きな看板になるので、ショップの存在感を示すものとなります。
外壁に直接設置するという条件上、平板を使った軽い材料で作られることがほとんどですので、
想定以上の強風が吹いてしまうと吹き飛ばされるリスクがあります。
夜間には照明を当てたり、できるだけ広いスペースを利用することで目立つようにしたり、
様々な工夫ができる看板でもあります。
イメージ広告として利用されるケースも多く、
ロゴマークやイメージキャラクターを前面に押し出した壁面看板も街中によく見られます。
●突出看板
外壁に対して垂直にし、飛び出しているように見えるタイプの看板です。
このタイプの看板もよく街中で見かけるものですが、
サイズ・素材・形状について自由が効くこともあり、
ショップや飲食店だけでなく事務所などでも活用されています。
夜間でもすぐに見つけられるように、看板の中に照明を入れた内照式の突出看板もあります。
この突出看板があると、どこにどんなショップがあるかがわかりますし、
複数のテナントが入居しているビルにどのような会社が入居しているかが人目でわかります。
また、裏小路など狭い道にアンティーク調のプレートがぶら下がっていることがありますが、
これも突出看板に分類されます。特にヨーロッパではこの形状の突出看板が多く、
そのデザイン性から日本でも人気があります。
●野立看板
屋外に立っている看板の総称を、野立看板といいます。
常設の野立看板と一時的に設置する臨時の野立看板がありますが、
臨時の野立看板は火災保険で補償されるかどうかは契約によって変わってきます。
野立看板の多くは、両脇二本の脚があり平板を掲げる構造となっていますが、
平板を取り替えるだけで掲示内容を変更できるので利便性が高い看板といえます。
用途としては、誘導目的の案内板や離れた場所からでも見える広告など様々です。
パラペット看板やファサードでは賄いきれない情報を補助する役割も担っています。
歩行者はもちろんですが、
ドライバー向けの情報を掲載することで、ドライバーの休憩などを促す役割を果たすものもあります。
●スタンド看板
立てかける看板の総称で、一般的には移動が可能な自立式案内看板全般を指します。
A型看板(画架のような三角錐型の看板)やポスター・パネル用の看板、イーゼルなどもスタンド看板に分類されます。
突出看板同様、照明が中に仕込んである内照式のものや、コンセントにつないでモーターで回転するものなどもあります。
素材や形状・サイズの自由性が高いので、様々な業種で使われていますし、
ショップのイメージにあった看板になりやすいというメリットがあります。
しかし、素材によっては経年劣化が激しいものもあります。
例えば、木製のスタンド看板をずっと屋外に置いておくと、風や雨などの影響を直接受けて腐食が始まってしまいます。
そのため、ある程度の周期で交換することを視野に入れて、制作した方が良いでしょう。
●電飾看板
突出看板やスタンド看板で内照式のもの全般を、電飾看板と呼ぶこともあります。
特に飲食店で使われることが多い看板で、夜間に営業する店舗では効果的です。
太陽が出ている間は照明自体がそれほど目立たなくなるので、電源を切っておいても良いでしょう。
●バナースタンド
ほかの看板とはちょっと異なる立場にあるのが、バナースタンドです。
このバナースタンドは、素材に布状の柔らかいものを使用するので、
看板というよりは「のぼり」や「懸垂幕」のように見えるかもしれません。
しかしながら、看板としての歴史は古く、
時代劇に出てくるお茶屋などでもよく使用されています。
外壁に貼り付けるタイプのものや屋根から垂らすもの、
店の軒下から地面にかけて簾のように張るものなど様々なバリエーションがあります。
現在はターポリンという素材がよく使われます。
このターポリンは、もともとはタープ(テント)用の生地で、防水性のある布素材を一般的にターポリンと呼んでいます。
素材の改良と技術の発達が著しい分野なので、印刷用の素材としても様々な場面で活用されるようになりました。
文字や模様だけでなく写真の出力もきれいにできるようにあったので、一般的なスタンド看板よりも大きなサイズで作製できることもあり。その用途はどんどん広がっています。
しかも、制作費がほかの看板と比較して安価なため、
初期費用を抑えたいショップにとっても大きな味方になってくれます。
しかし、非常に軽いので強風に煽られたり、外れて飛んでいってしまったりというリスクはあります。
リフォームするときや火災保険を利用するときなどに
自分のところの看板はどういった種類なのかを説明できると
施工業者や保険会社への説明がスムーズになることが多いので店舗など看板を利用する物件をお持ちの方は1度自分のところの看板の種類を確認してみてはいかがでしょうか?
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火災保険請求相談センターを覚えておいてください!
台風などの自然災害で被害が発生した時に、ご加入の火災保険が適用されるのか不安になると思います。
そのような時、頼りにしていただきたいのが、火災保険請求相談センターの存在です。
普段は北関東を含めた関東圏をメインの対象としておりますが、台風がくれば2018年の大阪から始まり、千葉・九州・東北と全国に出張や長期出張をします!
どのような被害が火災保険の対象になり、どのような書類の書き方をすれば火災保険が通りやすいかなどのアドバイスも行っています。
前述の通り、火災保険を活用した工事に関しては悪徳業者が紛れていることもあり、火災保険申請は慎重に進める必要があります。
「お店やビル・建物の台風被害に火災保険は使えるの?」と気になることがありましたら、火災保険請求相談センターへお問い合わせください。
記事監修:矢島 弘子 |
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火災保険請求・地震保険請求アドバイス業務に従事。年間200棟の調査を13年間継続して行い、建物調査後の損害鑑定人との立ち合いや交渉も行っている。外部の敷地内の申請はもちろん室内の汚損・破損の申請や給排水設備の申請も得意とし、家財保険かけている方が知らないスーツのアドバイスなども行っている 栃木県小山市周辺でも2021年10月7日の地震被害はあり、関東圏であればどこでも無料点検はすぐにご依頼ください。損はさせません。 |