公開日:2021年11月27日
ここ最近、日本では大型台風やゲリラ豪雨が多くなり、火災保険の自然災害補償を活用する機会が増えています。
2021年は地震被害も多く震度3・4でも一部損害で40-50万が93%以上の確率でおりております。
特に台風被害や飛来物の屋根や外壁の修繕は、自分ではなかなかできないことから専門業者に任せることが多くなります。
そのため、自分の目で状況が確認できない場所の工事を任せることになりますが、そこに目をつけた悪徳業者も存在します。
しかし、悪徳業者の手口がわかっていれば簡単には騙されなくなるでしょう。
そこで今回は、悪徳業者がよく使う手口を知り、トラブルに巻き込まれないようにするためにはどのようにすれば良いのかを紹介します。
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屋根・外壁の修理における火災保険の活用方法
火災保険は、火事による被害だけではなく自然災害による被害も対象になる損害保険です。
特に日本は台風が多く発生しますので、屋根や外壁は強風による被害が多く発生します。
これは火災保険でいうところの「風災」と呼ばれるもので、火災保険の補償の対象となります。
火災保険を自然災害の被害の補償に活用することが合法ですので、せっかく保険料を払っているのですから積極的に活用しましょう。
ただし、虚偽の申請をしてしまうと、それ以後正しい申請をしても審査に時間を要したり、
最悪の場合は保険会社からブロックがかかり保険金がおりなかったりすることもあるので絶対にしないようにしましょう。
また、火災保険の申請専門の代行会社(この場合は被保険者の委任状なくかわりに申請をする会社を指します)は、
自分や工事業者が火災保険を申請することは難しいと説明してくるかもしれませんが、
火災保険申請代行ビジネスは消費者センターも問題視しているもので依頼するのは避けましょう。
実は、火災保険の申請自体は専門的かつ複雑な部分があります。
しかし、正しい方法で申請すれば保険金がスムーズに支払われる保険でもあります。
そのため、自分で申請するのが難しいと思うのであれば、火災保険を活用した修理に慣れている「火災保険請求相談センター」に依頼するのが良いでしょう。
工事しないでお金を残すコンサルやご紹介料をお支払いする代理店契約もあります。
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火災保険は住宅購入時もしくは賃貸時に加入するのが一般的です。
以下のようなケースでも火災保険の補償がおりていますので、ぜひとも加入しておきたいところです。
●台風により屋根がはがれたので、足場を含む工事費を補償してもらった ●屋根や外壁にスプレーで落書きされたので塗装をした(「不測かつ突発的な事故」として扱われます) ●室内で遊んでいた子どもが誤って窓ガラスを割ってしまったので新しいガラスに付け替えた(「不測かつ突発的な事故」として扱われます) |
東京都新宿区 ビルの屋上の室外機が強風で倒れて火災保険請求満額以上の認定
もちろん、どのような契約をしているかにもよりますが、火事や自然災害以外の事故への補償をつけることが可能なのも火災保険の特徴です。
火災保険の補償の対象は多岐に渡りますので、屋根や外壁以外の被害についても正しい申請を行えばしっかりとした補償をしてもらえます。
火災保険を上手に活用するためには、
まず正しい工事をしてくれる優良な会社に見積書をお願いするところからスタートします。
火災保険の活用に慣れている工事業者を見つけ出すことが、成功への第一歩です。
株式会社 火災保険請求相談センターように施工事例が豊富で鑑定人目線でしっかりとお客様に寄り添ったサービス会社はほとんどありません
【!注意!】飛び込み業者の手口【!注意!】
弊社のような優良業者に工事を依頼できれば良いのですが、
実は住宅の修理業者の中でも屋根や外壁の工事を狙った悪徳業者は少なくないといわれています。
というのも、一戸建て住宅のトラブルの2割は、雨漏りや屋根材の損傷など屋根の不具合に関するものといわれています。
雨漏りが起こると、屋根以外にも内壁や床、最悪の場合基礎部分にも被害が及ぶので早急に対応する必要があります。
そこにつけ込んでくるのが、悪徳業者なのです。
無料点検とだまして屋根に登って自ら傷をつけたり、ブルーシートをかぶせるだけの応急処置で高額な修理代を請求したりされたといった悪質な例も報告されています。
また、飛び込み業者がよく使う手口には極端なサービス提供があります。
例えば
「今日契約すればいつもより安い工事費になります」
「近くで工事をしているので明日からでも修理ができます」
というような特別なサービスは非常に危険です。
これはその時だけのサービスではなく、常々言っていることなのです。
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特に、屋根材に瓦を使用している一戸建てで立ててから20年が経過している場合は、
飛び込みの業者(住宅工事に関する業者で飛び込みはほぼ100%悪徳業者と考えて良いでしょう)に狙われるリスクが高くなります。
というのも、古い瓦については、実際にそうでなくても住人が不安になるような謳い文句を使いやすいので、悪徳業者のターゲットにされやすいのです。
例えば
「瓦屋根は一部工事ができないので全部取り替えないといけません」
「今の瓦は重いので、軽量の屋根材に変えないと家がつぶれます」
など、屋根の専門優良業者ですと瓦を再利用する方法である「葺き直し」などを提案してくるところでも、悪徳業者は少しでも高額の工事しようとします。
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ちなみに、葺き直しはコストパフォーマンスも良く廃棄物が少なくなり地球環境にも優しいエコな方法として、優良な屋根業者が薦めています。
実はこの工法、技術力のない悪徳業者であればできない場合も多く、悪徳業者にとってはデメリットしかない(住人にとってはメリットしかない)方法です。
そして、悪徳業者以外でも屋根・外壁に関する知識に乏しい建築関係者は意外に多いという事実もあります。
そのため、屋根や外壁の修繕工事に関しては、それらの工事を専門にやっている業者か、
総合住宅工事業者でも施工例がたくさんある業者に依頼することがポイントになります。
悪徳業者の判別方法
では悪徳業者はどのように判別すれば良いのでしょうか。
●屋根や塗装の知識がない業者
悪徳業者は、技術的なことよりも営業面を優先させます。
そのため、自社施工を行っていないこともあり、
屋根・外壁や塗装に関する知識が乏しい営業マンが多いです。
少し専門的なことを質問するだけでおどおどしてしまう場合は、契約を見送るべきでしょう。
一方、社長や職人が自ら現場で施工を行っている会社の場合は営業担当者も工事に同行することが多く、
自然に専門知識がついていき、施工についても自信を持って対応してくれます。
●無料の点検・無料の火災保険申請の勧誘をしてくる業者
飛び込み営業をしてくる悪徳業者に多いパターンが、色々なサービスを「無料で行う」ことを強調してくることです。
かつて、屋根や外壁の工事に関する悪徳な訪問販売が増加したことが広く報道されたことがあり、訪問販売や訪問営業への警戒心は高まっているとは思いますが、屋根や外壁という素人ではなかなかチェックが難しい場所ということもあり、悪徳業者が目をつけやすいということがあります。
素人ではなかなかチェックしづらい部分は専門業者でなければ不具合の原因を探し出せないという先入観を逆利用した営業パーソンの口車に乗せられ、屋根点検をOKしてしまうと大変なことになります。
虚偽の点検作業・写真を証拠にされ、高額な修理費を請求されてしまうのです。
よく成功している経営者が言いますが、本当に伸びている企業は自分たちに依頼がくるような【仕組み化】をしっかりとしております。
もちろん、火災保険請求相談センターでも調査の際に隣の損害も、
【保険請求すれば120万ぐらいもらえるのにもったいないなー】と感じる現場はよくあります。
しかし、無理やり説明することはありません。 一過性のビジネスではないので、良いサービスは口コミで広がります。
それはこの火災保険申請でも同じで、知識と経験と顧客満足度を重視している会社であれば、翌年も依頼がきます
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●火災保険を悪用しようとする業者
同じく無料という意味では、火災保険を悪用したケースが多いのも悪徳業者の特徴です。
火災保険は、契約者にとって自然災害による被害に対する経済的リスクを軽減してくれる有用な損害保険です。
そして、すべての被害を無料で賄うことができる可能性もあります。
この無料の部分だけを強調して
「火災保険を使えば無料で屋根・外壁の工事ができる」と提案してくる悪徳業者は多いです。
しかし、火災保険を利用した無料の工事は、火災保険の補償対象となっている被害にのみ適用されるものですので、
正当な理由がない修理は無料にはなりません。
悪徳業者に任せてしまうと、虚偽の申請をされたり、申請もしていなかったりというケースが発生し、
結果的に工事費を自己負担で支払うことになってしまうかもしれません。
●修理がなかなか終わらない業者
優良な業者であれば、雨漏りや屋根・外壁のトラブルの原因をすぐに特定して、最短のスケジュールで施工を行ってくれます。
しかし、悪徳業者の場合は何度も何度も屋根・外壁の工事を繰り返そうとします。
工事をするたびに費用が発生するので、必然的に請求額を高くできるからです。そのため、なかなか修理が終わらないという悪循環に陥ってしまいます。
●断っても何度でも訪問を続ける業者
一度断っても、工事を受注したい悪徳業者の営業担当者は何度でもやってきます。
特に、悪徳な営業専門会社の場合は、異常なレベルのノルマが課せられていて、
かつ完全成果報酬の契約になっていることが多いので、契約を取れなければ収入がなくなってしまうからです。
そのため、何度も訪問してくる営業担当者がいる時はマークされてしまったということになります。あまりにもしつこい場合は、消費者センターに相談することをおすすめします。
敷地内に入ってくれば警察に通報すれば不法侵入で捕まえてもらえます
どんな業者だと安心できる?
では、逆にどのような業者であれば安心して屋根・外壁の工事を任せれば良いのでしょうか。
まずは、近隣で長く営業していてリアルの店舗が存在する地域密着型の業者です。
そして、大手の新築住宅工事の実績があり、
屋根材の仕入先をたくさん持っていることも大切になります。
なぜ、このような業者が良いのかというと、近隣の業者は対応が早いですしリーズナブルな価格設定をしていることが想定されるからです。
また、長く営業をしているということは地元で信頼されていることの証明でもあります。
大手の指定工事店になるためには安定した会社経営基盤が必要ですし、
簡単に倒産する可能性も低く、トラブルになりにくいという点も挙げられます。
また、最新の工法や屋根材の情報収集をしっかりしている業者は、お客さんファーストで考えてくれますので、安心感は高くなるでしょう。
困った時はすぐに消費者センターへ
屋根・外壁の工事についてはトラブルが起こると大事になるリスクが高いことから、困った時はすぐに消費者センターに相談することをおすすめします。
これまでにも、飛び込み営業により契約・工事を急かされたケースや、
高齢の親が言われるがまま悪徳業者と契約してしまったケースなどが報告されていて、消費者センターが対処に当たっています。
実際にPIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)に寄せられた、
2015年度の建築に関するトラブルの相談件数は6767件で、
そのうち判断不十分者契約(何かしらの原因によって正しい判断ができないまま契約されたと思われる事例)は317件、
2016年度の相談件数は6593件でそのうち判断不十分者契約は281件と、
およそ5%が十分に検討期間がないまま契約されてしまったという判断をされています。
また、以下のような事例も報告されています。
●近隣で工事をしているという業者が飛び込みでやってきて、屋根や外壁の無料点検をしてもらったところ、高額な契約を強引に結ばれたのでクーリング・オフできないか ●飛び込み業者と屋根・外壁の塗装を契約したものの、塗装面積の水増しをされていることがわかったのでクーリング・オフできないか ●飛び込み業者と屋根・床下改修工事の契約をし、高額だったため床下工事はクーリング・オフできたものの、屋根は改修済みなので原価だけでも払えと迫られているが払う必要はあるのか ●認知症で一人暮らしの母親が飛び込み業者にだまされて高額な屋根の塗装工事契約をしてしまったのだが、クーリング・オフできないか ●実家の両親が飛び込み業者に「火災保険を使えば無料で工事できる」と提案されて屋根修理を行ったが、実際は火災保険の対象外で多額の自己負担が発生してしまったがどうにかできないか |
このように、屋根・外壁の工事に関しては悪徳業者の強引な手口もあり、様々なトラブルが発生しています。このような業者に引っかからないように、十分に注意しましょう。
相談するかの小さい問題でも弊社で真摯に対応します
お問い合わせもしくは画像の担当者直通番号にお電話でも構いません。
こんな質問したところでと思うかもしれませんが、熱量があるうちに相談をいれておかないと後で後悔するごとがあります。
まずは行動することで見えてくる世界が変わります。
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記事監修:矢島 弘子 |
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火災保険請求・地震保険請求アドバイス業務に従事。年間200棟の調査を13年間継続して行い、建物調査後の損害鑑定人との立ち合いや交渉も行っている。 外部の敷地内の申請はもちろん室内の汚損・破損の申請や給排水設備の申請も得意とし、 家財保険かけている方が知らないスーツのアドバイスなども行っている。 以前住んでいた戸建てでは子育ての際に内部破損・汚損が多く 火災保険によく助けられていた |